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それは突然だった
天(あま)『あれ、ここどこ……?』
目覚ましが鳴った気がして、起きてみると、自分が住んでいるような、でもなんか違うような世界にいた。
天「こんなところに空き地なんてあったK…」
「うわぁぁ!!!!???」
ドォン!!あの時は何があったかわからない
ただ一つ、自分の目の前に好きな男子に似た幼稚園生くらいの男の子がいたことは間違いなかった
?「お姉ちゃん大丈夫ぅ?」
天「だ、大丈夫だよ……」
?「僕の名前はたかなし はると!!お姉ちゃんは?」
天「えと、私は沖川 天、よろしくね」
私の好きな男子もはるとという名前だった。それから私ははると君と行動するようになった。
天「はると君、お母さんは?」
はると「お母さんもお父さんもいないよぅ。
離れちゃったんだぁ」
天「そうなんだ……(聞いて悪かったかな)」
私はここで違和感を覚えた。どことなく好きな男子とこの子は似てる。はると君は5歳らしいし私は8年前にタイムスリップしたのではないかと考え始めた。
はると「お姉ちゃん、おなかすいたぁー」
天「お腹空いちゃったか、どこかここら辺にレストランあるかなー」
はると「お姉ちゃん、うどんやさんがあそこにあるよぉ」
天「うどん屋さん?」
そこにはうどん屋さんがあったから、入ってみた。
?「おじいさんのうどんめっちゃ美味しいですね!!」
聞き覚えのある声だった。
天「こんにちは…晴人!?」
好きな男子、晴人がいた。
晴人「え なんで天がいるの!?」
はると「お姉ちゃんとお兄ちゃんしりあい?」
晴人「ここって8年前だよね??」
天「私もそう思う……ってはると君のことスルーしないで!!」
晴人「はるとって?」
「僕の幼少期に似てるけど、まさか…」
3人でうどんを食べて、タイムスリップのことをはると君に話したら、脱出方法がわかった。脱出方法は、扉を探すこと。扉は、流星群のある日、流れ星にのったらいいらしい。そして、私と晴人、はると君の脱出旅が始まった。