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僕、トルコ共和国の化身である主様に仕えるドール、炎土は今、ごっつう困っとる。
何でかって?
簡単な話や。絡まれとる。
「ねぇーえぇー、炎土クーン聞いてる?」
妙にテンションが高いんはアフリカ連合の化身のドール、阿香里。
「どうして日本語で話したら大阪の方言になるのか教えてよ!」
大阪の方言とか言っとるんは東南アジア諸国連合の化身のドール、東海。
現地人に方言なんて言ったらどつき回されるで?大阪弁やったら許してもらえるやろうけど。
「炎土さんが困ってますから」
そんな二人の後ろでオロオロしとるんが、太平洋経済協力の化身のドール、修平。
「じゃあ、修平は炎土が大阪の方言を話す理由、知りたくないの?」
「そ、それは、ちょっと知りたいですけど」
仲良しの東海に迫られて修平はシドロモドロにそう答えとった。
「話すさかいに、な?あと、大阪の方言うてのは現地人には言ぃなや。殺されんで。大阪弁っちゅうねん」
「何処から話したらええかなぁ」
「やっぱ、あん位ン時からやんな」
ポツリと僕の口から声が漏れてもうた。
こうして僕は目をキラキラ輝かせとる阿香里と東海、少し申し訳なさそうな修平に僕の過去話することになった。
僕が生まれたんはまだ、トルコ共和国の生まれる前、言うたら、オスマン帝国の一部やった時やな。
僕が生まれてから少し、1890年9月16日僕は他の乗員達と共に、お礼と友好関係促進の為に日本国へ出向いていた。