TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

僕、トルコ共和国の化身である主様に仕えるドール、炎土は今、ごっつう困っとる。

何でかって?


簡単な話や。絡まれとる。


「ねぇーえぇー、炎土クーン聞いてる?」


妙にテンションが高いんはアフリカ連合の化身のドール、阿香里。


「どうして日本語で話したら大阪の方言になるのか教えてよ!」


大阪の方言とか言っとるんは東南アジア諸国連合の化身のドール、東海。


現地人に方言なんて言ったらどつき回されるで?大阪弁やったら許してもらえるやろうけど。


「炎土さんが困ってますから」


そんな二人の後ろでオロオロしとるんが、太平洋経済協力の化身のドール、修平。


「じゃあ、修平は炎土が大阪の方言を話す理由、知りたくないの?」


「そ、それは、ちょっと知りたいですけど」


仲良しの東海に迫られて修平はシドロモドロにそう答えとった。​​


「話すさかいに、な?あと、大阪の方言うてのは現地人には言ぃなや。殺されんで。大阪弁っちゅうねん」


「何処から話したらええかなぁ」


「やっぱ、あん位ン時からやんな」


ポツリと僕の口から声が漏れてもうた。


こうして僕は目をキラキラ輝かせとる阿香里と東海、少し申し訳なさそうな修平に僕の過去話することになった。


僕が生まれたんはまだ、トルコ共和国の生まれる前、言うたら、オスマン帝国の一部やった時やな。


僕が生まれてから少し、1890年9月16日僕は他の乗員達と共に、お礼と友好関係促進の為に日本国へ出向いていた。

語り継ぐ絆 〜海の恩を空で返す〜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚