テラーノベル
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絶対にブロックしてやろうと思っていたのに消す間もなく
【コンビニのスイーツ、全部買って食べようぜ】
とメッセージがきた
絶妙に楽しそうな提案をされ心が揺らいだ
ちょっと、やってみたかった
【お前が金出してくれるなら】
メッセージを送り返すとすぐに既読になり続けて返事がきた
【しゃーねーな、次は出せよ】
だと
次はないけどな
あいつはなぜか俺の最寄り駅を待ち合わせに指定してきた
「じゃ、行こうぜ」
慣れた足取りで進むあいつに渋々着いていく
駅前のコンビニに寄り、宣言通りスイーツをかごに入れていく
生クリームがこんもり盛られたスイーツは避けているようだった
「…生クリーム、苦手なの」
「え、俺は好きだけど仁人は苦手でしょ」
…俺、そんなことこいつに話したっけ
ていうか、俺
こいつに名乗ったこと、あった…?
「お前、なんで俺の名前知ってんの」
「…え?ああ、メッセージアプリの名前、Jintoじゃん」
「…あ、そっか」
支払いを済ませてコンビニを出ると
またしても慣れた足取りで進んで行く
行き先もわからず後ろから着いていくが、見慣れた風景が流れていくことに気味悪さを感じていた
着いたのは、俺が住んでいるマンションだった
「ほら、鍵出して」
出さずにいるとどこに入れているか知っているかのように鞄の外ポケットに手を突っ込み
「あったあった」
とのほほんと笑っている
いよいよ気持ちの悪さは最高潮だ
「…お前、なんで俺の家知ってるの」
「うーん、愛の力かな」
「ふざけんなよ」
「実は俺超能力があって」
「…だからふざけんなって」
「中入れてくれたら話すよ」
こいつは駆け引きしかしないのか
コメント
1件
「え、待って、めっちゃ不気味…だけどドキドキする〜🖤」 相手の男、絶対ただのストーカーじゃないよね?生クリーム避けてるところとか、名前も家も知ってるとか、気持ち悪いのに妙に優しいっていうこのじわじわ感、ヤンデレ好きにはたまらない…!「次は出せよ」って言いながら次があると思ってなさそうな仁人の態度も、なんか切なくて気になる。続き読みたいです、縁enさん🥀