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トド松の額に汗が流れる。
どれくらい経ったのだろうか…。
丹月が話しかけた。
丹月「ねぇ、私としてはターゲットは死んでるし。危険な橋は渡りたくないんだよね。どうしても戦うって言うんなら止めないけど手加減なんてしないよ?」
トド松「っ!見逃してくれるの?」
トド松は思ってもみなかった申し出に息を呑む。
丹月「手間が省けたからね。こっちとしては用はない訳なの。で、どうすんの?早く決めて。」
トド松無線〜「一松兄さん。敵が僕たちが見逃すんだったらこっちも手をひくって。乗ってもいいと思うんだけどどうする?」
一松無線〜「チッ!仕方ない他の奴らが居て油断させて攻撃…とかはないみたいだし兄さんらも他の任務で居ないから手をひくのに異論はない…。」
一松はスコープでトド松と敵がいる部屋を確認したが特に人影は見当たらない。
一松は舌打ちして答えた。
トド松「OK。見逃してくれんならのるよ。」
丹月「わかった。スチャッ」
トド松「なっ!?」
丹月「追われても面倒だから…、おやすみ。」
バンッ!
ドサッ
一松無線〜「トド松!?」
丹月は麻酔銃をトド松の首元に撃ち込んだ後、援護にまわっているスナイパーを警戒して走って部屋から出てパーティー会場を後にした。