リクエスト作品です!!リクエストありがとうございました〜🙏😸
エビジョブ、スタイリスト🩷とマネージャー💛設定
ライブ衣装フィッティングの日。
マネージャーやスタイリストが集まった会議室は、新品の衣装の匂いで満たされていた。
5人組アイドルの衣装を担当するスタイリスト佐野。
そしてその隣、スケジュール管理やメンバーのケアを行うマネージャー吉田。
家では恋人でも、ここでは他人であり仕事仲間。
とはいえ、佐野は今日も絶好調。
メンバーが用意された衣装を着るため試着室に入り、2人きりになった瞬間佐野が口を開く。
「吉田さんってさぁメンバーと仲良すぎじゃない?あんな若い男の子が好きなの?もしかしてそういう趣味だったりする?」
紙に描かれた衣装ラフを見ながら、にやにやして悪意がダダ漏れだった。
「だままってくれ、メンバーに聞こえちゃうでしょ。」
おふざけがすぎる彼氏に容赦なく刺す。
それでも佐野はニヤついたまま畳み掛ける。
「でもさーメンバーさんの近くにいた時の吉田さん、めっちゃ顔にやにやしてたよ?気持ち悪かったもん」
「お前やば、お仕事ですから、そんな顔してません。」
眉間にしわ寄せながら真面目に書類を整理する態度が佐野のいたずら心を擽るらしく、佐野は超笑顔だ。
「へぇ〜?じゃあ今度写真撮ってあげようか?自分で自分の顔見れないでしょ?」
「黙れアホ」
その瞬間、隣のカーテンの向こうから騒がしい声。
「え可愛いこの衣装!」「えーお前のやつ似合ってんじゃん!!」
若いくてかわいい笑い声、はしゃぎながら鏡の前で一生懸命前も横も後ろもクルクル回って見てる足音が聞こえる。
その声を聞いた佐野の顔つきがゆるゆるになる。
「そうでしょ〜?おじさんが頑張って作ったんだから♡」
テンション高めに試着室のカーテン越しに返事をする。
メンバーから「おじさーんwww」「やめてwww」と笑い声が返ってくる。
その反応に満足げな顔をする佐野おじさん。
気分良さそうに腰に手を当て、ドヤ顔で仁人の方を見る。
その顔が、仁人の癪に障った。
「お前もじゃねえかよ」
小声で突っ込む。
佐野はとぼけた顔。
「え?なにが?」
「あいつらに褒められて調子乗って返事して、超ニヤニヤしてたぜ?お前」
「だって〜褒めてくれんだから嬉しいじゃん♡」
「俺の時より嬉しそうな顔してんじゃんさいてー!」
その言葉が意外すぎて、佐野のニヤニヤ顔がびっくり顔になる。
「え?俺がいつメンバーの前で吉田さんより嬉しそうな顔した?」
仁人の甘えたが見れる貴重な機会が来た、と思います勇斗は捲し立てる。
「いーま。」
仁人は書類を机に置き、目だけ佐野を見る。
普段ツッコミ気質のおもしろおいちゃんマネージャーが、今日は妙に不機嫌。
佐野は少しだけ口の端を上げて、わざとらしく肩を竦める。
「はー?てかさ、俺がメンバーと仲良くしたら文句言うくせに、お前もなかなかスキンシップが激しいですよね!よしださん。」
「…おいちゃん嫉妬しちゃった?」
「はーガチうるさい。こいつと仕事するもんじゃないわ。」
一瞬で返された。でも耳が赤いのが全てを語ってくれている気がする。
それを見た佐野のおふざけスイッチがまたオンになる。
「へぇ〜?嫉妬しちゃう吉田さん可愛い♡」
「だまれ、ちゃんと仕事しろ」
「してるわ!」
怒ってるように見える仁人。
声のトーンは低くて落ち着いている。
勇斗は知っている、この声はガチで照れてるけどそれを必死に隠そうとしてる声!!
佐野はペンを持ちながら、大騒ぎする。
「ねー照れてんの?おーいーマネージャーさーん!!仕事中ですよー?!!」
仁人がその言葉にイラつきながら目を向けた瞬間、カーテンの向こうからメンバーの声。
「すいませーん!ボタン一個とれましたー!」
「何やってんのよもー!おじさんすぐ行くから待ってなー!」
「おじさんの自覚あんのおもろ」
「は?お前にだけは言われたくないわ」
コメント
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はじめまして さのじんで仁人君の過呼吸お願いします リクエストはじめてで、やり方間違えてたら申し訳ないです🙇

ひかさんリクエストありがとうございました😭🙏 あってるのかな〜って不安だったんですけど、かわいいさのじんかけて嬉しかったです〜!