クラヤミソロカル

こうして見ていると、本当に生きているみたいだよ。

とても綺麗だけれど、どうしてこんな場所に埋まっていたのかな。

それにしても……

やっぱり不思議だよね。

これって……生きてるんじゃないかなぁ。

ほら、こことか脈打ってるような感じだし。

えっ！？ し、死んでるよ！ 絶対死んじゃってるもの！ う～ん……そうだといいんだけどねぇ。

きっとまだ生きていて、眠っているだけだと思うんだよ。

だってさ、目を覚ましたときに誰もいなかったりしたら悲しいじゃない。

だから……

ちゃんと息を吹き返してくれるまで待とうと思うんだ。

それまではこの子のことを見守っていようと思って。

うん。……わたしが面倒を見ないとね。

はやく起きてくれると嬉しいけど、無理して急かすつもりはないよ。

ずっと待ち続ける覚悟はあるから。

それにしても、あなたがここに来てくれてよかった。

こういう話をできる人がいるっていうだけで安心するものなんだね。

あなたのおかげで新しい発見ができたわ。

ありがとう。

今日はとてもいい天気ですね。

お散歩日和です。

せっかくだから入れてくれよ ちょっとくらいいいじゃないか どうせ中身なんてないんだろう？ ほら、さっさとよこせよ！ うわぁ！ いきなり触ってくるんじゃねぇよ！ 気持ち悪い奴め！ 勝手に入ってくるなよ 俺は誰にも縛られないし、縛られるつもりもない 俺のことなんか放っておけよ！ なんで俺につきまとうんだよ！？ おいおい冗談じゃないぜ！ あんたがこっちに来るなら話は別だけどな！ どうしてこんなことをするんだよ！ やめてくれよ！ 俺はただ静かに暮らしていたいだけっなんだ！ 頼むから出て行ってくれ！ もううんざりだよ！ 誰も来なければよかったんだ！ 出ていけぇー！！！！！ はぁ……はぁ……はぁ……

これでようやく落ち着ける……

ったくあいつらは本当にしつこいな……

早く帰ってくれないかな……うわっ！ なんだこれ！？ おいおい！ やめてくれよ！ こっちに来るんじゃねえってば！！ もう勘弁してくれえーっ！！！