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カナハside
どうしよう。何から手をつければ良いかわからん。昨日の夜、イザナから東卍の情報を調べてこいって言われたけど、どうやって調べるだろうか……
はぁ、しょうがない…………鶴鶴に頼るか。 やっぱイザナの下僕同士、困ったら同僚に頼るのが一番良い。
プルルルルップルルルルップルルルル
プツッ
鶴蝶「もしもし?どうしたカナハ」
カナハ「ワンコールで出ろよ!鶴蝶!」
鶴蝶「えっ?わ、悪い(マジか…。」
カナハ「それより鶴蝶。昨日イザナから言われた奴やってるー?」
鶴蝶「ん?言われたやつってあれか?東卍のこと調べるやつか。今やってるが、、」
おー。今日からやるなんて真面目だな
カナハ「さっすが鶴蝶。そんでさぁ俺、そーゆー系調べた事ないからさぁ?鶴蝶ってどうやって調べてんの」
俺っていつもイザナからの命令に従ってボコしてるからよくわからんな。
鶴蝶「あー、そういうことか。俺が説明してもお前よくわかんねぇだろうから、俺と一緒にやるか?」
理解力がないって言いたいのか?失礼だな。ま、いっか事実だし。
カナハ「えーまじ!?やったぁ!そんじゃよろしく鶴蝶ー!」
鶴蝶「おう」
鶴蝶「早速なんだが、さっき調べてて、この前東卍から追放された奴が居るらしい。そいつを仲間に入れれば、東卍の情報が掴める」
カナハ「へぇ?じゃあ今からその追放された奴のとこ行ってみるって事~?」
鶴蝶「あぁ、そいつにいつもの公園に行くよう言ったから俺らもそこに行くぞ」
カナハ「おっけー、じゃあ、先に公園ついてた方がコンビニの肉まん奢ろーよ(ニヤッ
鶴蝶「え、いいのか?」
カナハ「おう!鶴蝶ー財布忘れんなよ?」
鶴蝶「いや、お前も持ってこいよ?」
ブツッ
俺負けねーし!家から公園は俺の方が近いもーん。俺が負けるわけがない!
いや、なんで鶴蝶の方が早く来てんの?
カナハ「いや、なんで鶴蝶の方が早く来てんの?」
鶴蝶「あーいや、たまたまここら辺の不良達に聞き込みに行ってたからな」
カナハ「だったら最初っから言ってよ!」
鶴蝶「だから俺言っただろ、良いのかって」
……何も言えねぇ、、、
カナハ「だってだってぇ!……ゔぅー(睨」
鶴蝶「おーおー、何も言い返せないからってそんな威嚇すんなよ笑」
鶴蝶はそう言いながら俺の頭を撫でた。鶴蝶の手、大きくてあったかい。んー、しょうがないな、君の暖かい手に免じて許してあげよう(鶴蝶は何も悪くない)
カナハ「そんで?追放された奴ってどこにいんのよ」
鶴蝶「あともう少しじゃないか?」
カナハ「てかなんで連絡先知ってんの」
鶴蝶「あー、そこら辺の親切な不良が教えてくれてな、」
そんな連絡先教えてくれる親切な不良いるんやなぁ。…なんか鶴蝶の頬に血付いてるけど。
カナハ「連絡先まで教えてくれる親切な不良いるんだー」
ギクッ
今鶴蝶ギクッて効果音が付きそうなくらい肩揺らしてたけど、大丈夫か?
鶴蝶「あ、あぁ。親切な不良も、いるらしいな」
なんだよ親切な不良って。それは不良じゃなくてただの良い子ちゃんだろ。鶴蝶って嘘つけないのおもろいよな。
ピコン
鶴蝶のスマホから通信音が鳴った。例の奴からの連絡だろーなぁー。
鶴蝶「そろそろ着くらしいぞ」
カナハ「てかそいつの名前ってなんなん」
鶴蝶「あぁ、言ってなかったか。稀咲鉄太という男だ」
カナハ「へぇ、稀咲、ねぇ」
名前嫌いだわ…なんかやだ。
ブゥゥゥゥン(バイクの音💦)
鶴蝶「お、来たか」
カナハ「なぁ、バイク2人乗ってねぇか?」
鶴蝶「ん?確かに、、、ってカナハ武器をしまえよ、」
カナハ「だってあっち2人ってずるくない?」
鶴蝶「俺らが言える事じゃねぇだろ、」
カナハ「……」
そんなこと言ってる間に背もたれ付きのバイクがカナハ達の元まで来た。バイクってうるせぇのな。
金髪の奴がバイクから降りた。彼奴が稀咲だろーな。そんな顔してる。
稀咲「待たしたな」
鶴蝶「いや、別に気にしてない」
稀咲「あー、鶴蝶の後ろにいる奴、武器をしまってくれないか?」
カナハ「それより稀咲、だっけ?そこのバイクに乗ってる奴は誰だよ」
稀咲「…あれか。別に気にすんな」
カナハ「いや、気にするだろ。気になりすぎて刀ずっと構えてんぞ」
半間「なんだぁ?俺の話か?だりぃ」
カナハ「うるせぇな。さっさと名乗れや。八つ裂きにすんぞこら」
戦う体制に入る。あーやばい。イザナ居ないから勝手に動いて良いのかわかんねぇ。
ま、いっか。
鶴蝶「そこまでだ、カナハ。落ち着け」
カナハ「…ふんっ」
あー、良かった鶴蝶居て。八つ裂きにするとこだった。
半間「ばはっ♡んだよふんって、女みてぇ笑」
カナハ「うるせぇな。猿が」
やばいやばいやばい💦外では男になんなきゃいけないのにぃぃぃ!油断した!
鶴蝶「カナハ……すまない半間。此奴は後で俺が言っとく」
鶴蝶が呆れた顔でこっち見てくる。やめて、そんな顔で俺を見ないでっ!
半間「気にすんなって鶴蝶ー。此奴おもしれぇし別にいいわ」
カナハ「俺は別に悪くねぇし」
稀咲「そろそろ本題に入っても良いか?」
またもう1人呆れた顔で言う。…ごめんね。
鶴蝶「すまない、早速本題に入ろう」
稀咲「携帯では俺の情報を行ってないから、まず俺のことだな。…俺は東卍の集会がある日何故か知らないが(嘘)、東卍から追放された。そんな時、お前からの話があってな、今に至る」
めっちゃ簡潔に話すやん?滅茶苦茶話短いな。そんな時よくわからん髪型のやつが話す。
半間「お前ら、バルハラって知ってるか?」
鶴蝶「聞いたことはあるが、」
しらねぇ、こっちは横浜だぞ。東京なんぞ知らんわ。
半間「俺と稀咲はバルハラに所属していた。ハロウィンの日、バルハラと東卍の抗争があってなぁ。結果、東卍にバルハラは負けて、バルハラは東卍の傘下になったんだよ」
半間「言ってること分かるかぁ?俺と稀咲を追放っつーことは、東卍総勢450人のうち、元メビウスっつーチーム50人、元バルハラ300人全て抜ける。そぉしたら東卍の人数は、、」
カナハ「100人くらい、ってことねぇ、」
カナハ「鶴蝶、此奴らが仲間に入れば、天竺の勢力も上がるね」
半間「そゆこと♡」
鶴蝶「お前らが仲間に入れば、俺ら天竺には利益はあるが、お前らになにか利益はあるのか?
稀咲「……まぁな」
カナハ「へぇ?そこは教えてくれねーのな。あやしー」
鶴蝶「稀咲と半間、お前らが仲間に入るなら天竺の総長、黒川イザナの許可が必要だが」
稀咲「あぁ、頼む。約束しよう。俺はイザナをいつかは日本一の犯罪組織の上に立つ存在にしてやる(ニヤッ」
稀咲が鶴蝶に手を差し出してきた。握手でもするのか?あー、鶴蝶に触んないでよ。汚らわしい。
カナハ「まだ許可が降りてねぇから期待すんなよー」
鶴蝶「…………あっ!!」
カナハ「きゃっ!(高。………あ…」
焦って口元抑えちゃった、これじゃあ、この声に焦ったみたいやん。
稀咲「は、」
半間「は、何今の声♡」
やっべぇぇぇぇぇ!!!!!急に鶴蝶が大きな声出すから、女の方の声が出ちゃったじゃん!!鶴蝶のせいだ!こんな初対面の人にバレたじゃん!
カナハ「鶴蝶……てめぇ、なにしてんの(睨」
鶴蝶「あ、いや、えっと………すまん」
カナハ「チッ」
稀咲「カナハ、さっきの声なんだよ」
カナハ「は?なんのこと?意味わかんねー。てかんで俺の名前知ってんだよ、」
稀咲「さっき鶴蝶がお前の名前呼んでたからな
カナハ「チッ」
半間「それよりぃ、話晒すなよー?カナハ、さっきの声、女、だよなぁ?」
ニヤつきながらこっち見てくる、こっちみんな。
カナハ「……ちがうもん」
半間「いや、”もん”って言う時点で女確定だろ」
目がウルウルして来た。女、じゃないもん。違う違う違う違う。
鶴蝶「…っ!カナハ!大丈夫か?」
カナハ「かくちょぉぉ.°(ಗдಗ。)°.お前っ、のせいだっ!うぅ、女ってバレたぁ!バレたバレたっ!」
半間「え?はっ、ちょ、マジ?ギャン泣きじゃん」
稀咲「テメェのせいだぞ半間。めんどくせぇことしやがって、」
半間「あー、だりぃ。つか、泣いた顔よく見たらそそる顔してんじゃん♡」
稀咲「(引)」
カナハ「もう、いいもん!!みんなイザナにチクってやる!イザナの最強の蹴りでみんな
○ね!!」
稀咲「ちょっ!おい!カナハ!俺だけは辞めろ!半間はいいが、俺は何もしてねぇだろ!」
半間「やべぇ、わんちゃん俺○されるんじゃねぇー?」
鶴蝶「カナハ、ごめんな?肉まん二個買ってやるから、機嫌直してくれないか?」
カナハ「肉まん二個って、おっ○いみたいだからやだ!」
半間「ぶっくくくく………www」
鶴蝶「お前なぁ、、」
呆れた顔でまた見られる。そんな呆れる?また泣くぞこら。
???「お前らこんなとこでなにしてんだ」
ここここここここ、この声は!!!!!俺の!俺の大好きな、
カナハ「イザナァァ!」
イザナ「何泣いてんだよ、男だろてめぇ」
カナハ「ひぐっ、だってぇ!だってぇ、俺、此奴らに女って事バレたぁぁ!!。°(՞இωஇ՞)°。」
イザナ「は?」
こっわ。何その真顔。こっわ。
カナハ「い、イザナぁ?」
イザナ「てめぇ、何勝手にバレてんだよ。○ぞこら。」
え、いや、え?まじ?え、すんません。
カナハ「ご、ごめん、なさい」
イザナ「( ・᷅ὢ・᷄ )チッ、で?んでバレたんだよ。てか此奴ら誰だよ、」
俺はさっきあったことを話した。
イザナ「おい、下僕1号。何してくれてんだこら」
鶴蝶「ヴっ。す、すまんイザナ」
イザナ「てめぇ、泣いた状態のカナハが1番めんどくせぇってこと忘れたのかよ」
カナハ「ゔわぁぁぁぁ!!……あれ?此奴ら消せば済む話じゃん。俺って天才✨️!!」
そう言い、カナハは刀を取り出した。
同時にイザナは心底面倒くさそうな顔しながら懐からカナハの好きな物を取り出した。
イザナ「カナハー、ほらチュッパチャップスやるから、刀しまえ」
ピクッ
カナハ「チュッパ、チャップス…?」
イザナ「おう。これやるから刀しまえ」
カナハ「チュッパチャプス!ねぇねぇ!早くちょーだい!イザナ!」
イザナ「ほら、」
カナハ「せんきゅー!」
鶴蝶「イザナ、いつも懐にチュッパチャップス仕込んであるのか…?」
イザナ「お前も持っとけよ。役に立つ」
鶴蝶「お、おう」
半間「俺ら空気じゃねー?稀咲ぃー」
イザナ「あ”?お前らか。俺の下僕が女って知ったやつ」
稀咲「あ、あぁ」
イザナ「( ・᷅ὢ・᷄ )チッ。ほんとにめんどくせぇな
カナハ「ひさなー!ほんまにほめん!」
イザナ「お前、チュッパチャップス咥えながらって、、、反省してねぇだろ」
カナハ「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」
イザナ「………」
カナハ「いや、無言で横腹つねらないで!?」
イザナ「さっきの顔イラついたから」
半間「イチャコラすんなよぉー」
カナハ「あ”?てめぇは黙っとけ猿が。そーゆうやつが1番嫌いなんだよ○ソが((🖕・֊・︎🖕)
半間「いや、お前がキレんのかよ」
イザナ「カナハ、少し後ろに下がれ」
カナハ「…了解」
イザナ「お前らの要件は?」
稀咲「俺はイザナ、てめぇを日本一の犯罪組織の頂点に経つ男にしてやる。だから俺の言うことを聞いてもらいたい」
イザナ「へぇ?俺がお前の言うことを聞く、ねぇ。」
稀咲「約束する…俺はイザナ、お前を犯罪組織の上に立つ存在にしてやる」
カナハ(今さっきそれ言ってなかったか?)
鶴蝶「イザナ、稀咲を仲間に入れれば、勢力が上がるが、、」
イザナ「ふーん。いいよ。お前らを天竺に入れてやる」
稀咲「ありがとうございます(.. )“」
カナハ「一応言っておくけど、お前ら俺が女だってことバラすなよ」
半間「え~♡じゃあカナハちゃんが俺のゆうことなんでも聞いてくれる下僕になってくれんならバラさねぇよ?♡」
カナハ「この俺に脅しか?いい度胸じゃねぇか、コラ。それとちゃん付けしてんじゃねぇよドブが」
半間「もうお前が女ってわかった以上なんも怖くねぇなぁ?w」
イザナ「半間、あんまカナハを挑発しない方がいいぞ。」
半間「は?なんで?」
稀咲「お前、知らないのか?」
半間「あ?だからなんのこと言ってんだよ。」
鶴蝶「カナハは……」
鶴蝶が喋ろうとしたところで、その場にいた全員の視界からカナハが消えた
カナハ「…動くな。動いたら殺す……」
半間「ばはっ♡カナハちゃんはえーじゃん♡」
カナハは半間の後ろで刀を半間の喉に押し当てている。
イザナ「カナハ、こっちに来い。刀もしまえ」
カナハ「……」
カナハはイザナの方を向くと、半間から離れ、刀をしまいながらイザナの方に行く
カナハ「((((( *˙˙)トコトコ…」
半間「イザナの犬みてぇだな……」
鶴蝶「あぁ、横浜ではカナハはイザナの犬って異名がついてる」
カナハ「えっそうなの?」
イザナ「お前が知らないのかよ…」
カナハ「半間、」
半間「あ?」
カナハ「これだけは言っておく。俺はイザナ以外の下僕にはなるつもりは無い…」
イザナ「俺からも言っておく。此奴は俺だけの下僕だ。俺以外が此奴をパシリに使ったら殺すいいな?」
カナハ「イザナかっこいいぃぃぃ!!ゾクゾクしましたぁ!!✨️」
イザナ「チッ。そろそろ帰んぞ下僕共」
鶴蝶「帰るって、誰の家行くんだ?」
イザナ「あ?あー、言ってなかったか。今から、、、」
イザナ「俺ら3人で住むとこに行くんだよ」
急な爆弾発言!!!次回が楽しみですね♪