⚠️注意書き
せめ4学パロ
🗝️💸いじめ表現
(むしろいじめしかない)
自傷行為・嘔吐表現
死ネタ
『行き過ぎたモノは壊れてゆく。』
母【殺してほしい。】
俺がドアを開いた途端、
母がそう言った。これは他の
誰でもない、俺に言った言葉だ。
聞きたくなかった。
帰ってきたくなかった。
何故こんな事を言うのか
俺には理解ができない。
なんで俺に助けを求める?
なんで帰ってきて開口一番に
そんな言葉を俺に言うのさ。
『じゃあ勝手に死ねばいいじゃん。』
そう咄嗟に思ってしまう
自分が嫌いになる。
そんな事を考えていれば、
母は包丁を手にしていた。
俺はただそれを見ているだけだった。
どうせ死なないんじゃん。
この場面だって何回も見てきた。
毎日帰ってくればこうなる。
母【殺してよ……ねぇ”‘!!】
母【私の事邪魔だと
思ってるんでしょ?!
ねぇ!!そうなんでしょ?!】
母は息を吸う間もなく叫ぶ。
俺は、ただソレを聞いていた。
母【ローレンもお父さんみたいに
うるさいって……ッ、邪魔だって
思ってるんでしょ?!!!】
あぁ、うるさいよ。
母【なんで何も言ってくれないの?!
ねぇってばッ!!!】
母は包丁を俺に向けながら
言ってきた。
俺は思わず口にしてしまった。
🗝️💸「……ッ勝手に死んどけよ!!!
毎晩毎晩部屋に押しかけてきて!!
癪なんだよッ!!早く消えれば
いいのに!!ッッッ、なぁ!!!!」
俺は言葉にした事を
後悔はしなかった。罪悪感など
とっくに無くなっていた。
母【……なんでそんな事言うのッ!!
ローレンは味方なんじゃないの?!
アレは嘘だったの?!?!】
母は泣きじゃくるばかりで
こちらの話を聞こうともしない。
話し始めてどのくらい
経ったのだろう。
話疲れたのか、急に息を切らしながら
部屋へとただ進んで行った。
なんで泣いているの?
死ねなかったから?
申し訳ないと思っているから?
なんで?
俺が泣きたいのにさ。
俺は一人、そんな事を考えていた。
母は鬱病だ。 父は浮気性で、
母はDVを受けていたという。
そして、父は勝手に逃げていった。
ある日起きてリビングへ向かうと、
父の姿は無く、血の海に立っている
母の姿だけが見えた。
🗝️💸「ッ何してるの?!」
俺は咄嗟に母に近づいた
よく見ると、無数の切り傷と
包丁で刺されたような傷があった。
母の手にはカッターと包丁。
どちらも赤く染まっていた。
母【……ローレンは私の味方よね?
逃げていったりしないわよね?】
その時の俺は、首を縦に
振ることしか出来なかった。
その日からだろう、母がこんな風に
なってしまったのは。
毎日帰れば
【殺してくれ】
否定すれば
【味方じゃなかったのッ?】
肯定すれば
【殺しても良いんだ。】
何が正解なの?
教えてよ。
早く死んでよ。
辛い。
そんな事をずっと考える。
あの後、俺も自室へと向かった。
部屋に入り真っ最中目をつけたのは
瓶に入った大量の薬。
見ただけでも30錠はある。
直ぐにベットへ向かい
瓶の中身をすべて手に乗せる。
水もなく、俺はそれを口に含む
🗝️💸「これしか、出来ることはない」
だんだん頭がふわふわしてくる。
それは強力な睡眠薬だった。
🗝️💸「…目が覚めませんように。」
弱く小さな声が部屋に響く。
直ぐに効果が出てきて、
俺はもう寝付いていた。
🗝️💸「ッッはぁッ」
あれからどのくらい経っただろう。
おそらく薬の過剰摂取のせいだろう。
激しい頭痛と吐き気に見舞われる。
🗝️💸「い”“ッ”…ッはッ”ぅ”ッ」
俺の口からは情けない声しか出ない。
あまりの痛みと苦しさに
床に崩れ落ちてしまう。
🗝️💸「……ッぅ”ッッッぁ”ッ」
突然の激しい吐き気に対応が出来ず、
その場で吐いてしまった。
🗝️💸「ッ、やっちまったか……ッ」
家で1人の俺は自分でそのものを
処理しなければならない。
ゴミ箱で吐けばよかったのだが、
あいにく手の届く位置に無かった。
🗝️💸「気持ち..わりぃッ……はッ」
その後も何度も吐いた。
もう回数だって覚えていない。
薬、飲みすぎたな。
そんな事をしていると、
カーテンから光が漏れていた。
朝が来てしまったのだ。
🗝️💸「もうッ……朝、か」
休みたくても休めない。
頼れる人は誰ひとり居ない。
他人が嫌いで、自分も嫌いだから。
俺は全てを処理し、
食欲もない拙い足取りで
リビングと向かう。
そこに母は居なかったが、
決して深刻な事だとは思わなかった。
次回→700♡
コメント
2件
どの選択をしてもlrさんの未来はBADENDしか見えないの辛すぎて好きです…😭 ODと嘔吐めっちゃ癖なので…ほんとにありがとうございます!💗
誠に遅くなり申し訳ございませんでしたッッ!!!!!