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#四季愛され
+ * 優 乃 _ .
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#2P
辛い壁 〝からいかべ〟
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馨さんと皇后崎と紫苑さん視点です。
前のやつコピーしてるところがあります。
それでも良ければどーぞ。
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並木度「…ぇ、?、…」
1週間前、真澄隊長から四季くんが亡くなったと聞いた。死因は自殺…降死、だと。今日はその四季くんの葬式だ。鬼も桃太郎も関係なく、四季くんと関わりがあった人は全員来ている。広い。広すぎるぐらいの会場だ。でも四季くんはそれぐらいのことをした。鬼と桃の戦争を終わらせた英雄だ。もっと広くてもいいぐらいだと思う。
皆、泣いていた。静かに泣く者、声を上げて泣く者、泣きこそしないが明らかに悲しい顔をしている者。当たり前だとは思うが、悲しそうな顔をしない者などいなかった。僕はすすり泣きをしていた。
葬式が終わって家に帰った。真澄隊長は部屋にこもっている。
なぜ四季くんが自殺が自殺したのか、きっと心理的なものが関係しているだろう。
僕が最後四季くんと喋ったのは四季くんの退院する前日。
並木度「四季くん、もう少しで退院だね」
四季「おう!もう戦えるぐらい動けるんだけどな…」
並木度「安静にしないとダメだよ…それと、もう戦争は終わったんだから…練馬の桃みたく戦闘狂になっちゃった?」
四季「ぁ、そっか…なんか実感湧かねぇな…」
並木度「長い戦いだったから仕方がないよ…僕もまだ『夢』かと思っちゃってるし…」
四季「ほっぺつねってあげよっか?(笑」
並木度「遠慮しとくよ、(笑」
四季「でも馨さんたちは大変だよな…書類整理とか…」
並木度「それぐらい忙しくないと実感わかないからね…」
四季「そっか…あんま無理すんなよ…!」
四季「俺にできることがあったら何でも言って!」
並木度「ありがとう、四季くんは優しいね」
並木度「でも四季くんは安静にしてて。僕もだけど…他のみんなも心配しちゃう…」
四季「、おう!、(俺にできることはねぇのか…)」
並木度「じゃあ、僕もう戻るね」
四季「、分かった!、わざわざありがとな!、」
並木度「良いんだよ、そんなこと気にしなくて。四季くんは『英雄』なんだから」
四季「…ははっ、ありがとな、!、…」
並木度「うん、またなんかあったら言って」
四季「おう、!…じゃあな、!、」
並木度「うん、またね」
こんな感じだったっけ… あの時、明らかに四季くんは元気がなかったと思う。なぜそれを指摘しなかったのか。心の何処かでは気づいていたはずだ。『英雄』そう言われて四季くんは本当に嬉しかったのか。英雄と言われ、皆から崇められて、本当に嬉しかったのか。誰も四季くんと対等に、同じ視線に立って喋っていなかったのではないか。四季くんが死んだという事実だけは、『夢』であってほしかった。
皇后崎「…は、?、…」
1週間前、無陀野から四季が死んだと聞いた。死因は自殺…降死、だと。今日はその四季の葬式だ。鬼も桃太郎も関係なく、四季と関わりがあった奴は全員来ている。広い。広すぎるぐらいの会場だ。でも四季はそれぐらいのことをした。鬼と桃の戦争を終わらせた英雄だ。もっと広くてもいいぐらいだと思う。
皆、泣いていた。静かに泣く者、声を上げて泣く者、泣きこそしないが明らかに悲しい顔をしている者。当たり前だとは思うが、悲しそうな顔をしない者などいなかった。俺は四季に泣いているのがバレないよう、下を向きながら泣いた。
葬式が終わり、公園のベンチで1人、考え事をしていた。恋人の旋律も、今日ぐらいは遅く帰っても何も言ってこないだろう。
なぜ彼奴が自殺したのか。ぼーっとしながら考えた。
鬼と桃の戦争が終わってから、俺が最後に四季と話したのは、夜中、1人でコンビニにスイーツを買いに行って、帰っている時だった。
皇后崎「……(歩」
四季「…?、皇后崎、!」
皇后崎「?あぁ…お前か、」
四季「お前ってなんだよ!あ、てかそれスイーツ?」
皇后崎「違ェ」
四季「じゃあなんだよ〜!」
皇后崎「知らん…」
四季「ふはっ、てか、お前もう甘い物好き隠さなくていーんだぜ?」
皇后崎「そんなんじゃねぇ、」
四季「はいはい、」
四季「てか、怪我大丈夫だったん?」
皇后崎「当たりめぇだろ、バカ四季」
四季「……(もうこういう会話もできなくなるんだよな…)」
皇后崎「?、どうした、いつもなら言い換えしてくんのに」
四季「、ぇー?迅々、俺のこと心配してくれたのー?」
皇后崎「(うぜぇ…)」
皇后崎「そんなわけないだろ、鼻血くん」
四季「ぉ、それ懐かしー!」
四季「厨二マスクとかなぁ〜、」
皇后崎「はいはい、」
四季「適当だなぁ〜…」
四季「皇后崎」
皇后崎「ぁ?」
四季「お前、死ぬなよ」
皇后崎「…なんだよ、急に」
四季「いやー?なんでもねぇ…」
四季「ぁ、じゃあな!、もうそろ通報される(笑」
皇后崎「お前の見た目のせいでな」
四季「…ははっ、そーだな、…」
皇后崎「俺はもう行く」
四季「おう、!じゃーな、!」
皇后崎「……嗚呼、…」
四季「!ふはっ、」
四季「さよーなら、こーがさき、(ボソ」
皇后崎「?(振り返る」
皇后崎「もういねぇ…」
あの時、明らかに四季は元気がなかった。面会のときも、飲み会のときも、ずっと作り笑いをしていた気がする。それを少しでも心配すれば、四季はまだ生きていたのか。それに気づいた奴は、心配する奴はいたのか。四季は戦争を終わらせたらもう自分は何も残っていない、誰から必要とされない、自分は無価値な存在、とでも思ってしまうだろう。だとしたら俺が、俺達が教えてやるべきだった。お前は必要な存在だ、俺達にとって大切な仲間だ、と。でも、そんな後悔をしても四季は戻ってこないし、俺達を許してはくれないだろう。
朽森「…は?、…」
1週間前、馨から一ノ瀬が死んだと聞いた。死因は自殺…降死、だと。今日はその一ノ瀬の葬式だ。鬼も桃太郎も関係なく、一ノ瀬と関わりがあった奴は全員来ている。広い。広すぎるぐらいの会場だ。でも一ノ瀬はそれぐらいのことをした。鬼と桃の戦争を終わらせた英雄だ。もっと広くてもいいぐらいだと思う。
皆、泣いていた。静かに泣く者、声を上げて泣く者、泣きこそしないが明らかに悲しい顔をしている者。当たり前だとは思うが、悲しそうな顔をしない者などいなかった。俺は、外へ出て、静かに涙を流した。
葬式が終わって家に帰った。今日は女の子とヤる気分じゃねぇ。女の子も一ノ瀬が死んだと知ったら流石に連絡してこなかった。
なぜ一ノ瀬が自殺が自殺したのか。ベットに横になりながら考えた。
鬼と桃の戦争が終わってから俺が最後に一ノ瀬と話したのは、一ノ瀬が死んだと分かった2日前の、東京のどっかの路地裏だった。
朽森「はぁ…◯◯ちゃんに振られちった…」
朽森「ん?(こんな場所あったか?)」
そう思い、好奇心で俺が路地裏の結構奥まで行くと、
朽森「、一ノ瀬、?、」
四季「ん?、あぁ、紫苑さん、…」
涙を流しながら煙草を吸っている一ノ瀬がいた。
朽森「ッ、ど、ぅした、」
四季「どーしたって…何が?」
朽森「いやッ、煙草とか、…全部…」
四季「紫苑さんも吸う?」
朽森「いや…てか、お前未成年だろ、」
四季「で?もう戦争は終わったし、俺鬼神だから早く死んじゃうし、それぐらい許してくんね?」
目が真っ黒だった。
真っ黒の目から、涙を流している。
朽森「(いつもの一ノ瀬じゃねぇな…) 」
朽森「………!」
俺は一ノ瀬の横に転がっている空き缶に目を向けた。
酒だ。
朽森「…おい、一ノ瀬」
朽森「その煙草と酒、何処で手に入れた?」
四季「…戦闘の影響でもう原型が分かんねぇコンビニがあったんだよ、そんで中に人いるかもって入ってさ、偶然酒と煙草だけが生き残ってて…運命だ!って思ってこの路地裏?に隠しといたんだ!」
朽森「なんでそんなことを?」
四季「好奇心!」
朽森「ッ、…(即答かよ…)」
朽森「…その煙草と酒、今すぐやめろ」
四季「なんで?紫苑さんもやってんじゃん」
朽森「俺は成人してるから良いんだよ」
四季「…やめない、」
朽森「、そうか、じゃあ無陀野先輩に報告だな」
ーーー風の音。
頭が地面に打ち付けられる。
視界にはビルとビルの間から見える「炎」のような夕暮れ時の空。
そこからひょこっと覗き込むように笑顔の一ノ瀬が俺の視界に映り込んだ。
四季「なぁシオンサン、このこと誰にも言わないでね?」
四季「俺さ、これでもシオンサンのこと信用してるんだぜ?」
四季「やっと戦争が終わったのに…死にたくないだろ?」
朽森「…、それでも言う」
四季「…なんで?」
朽森「ガキが辛そうにしてるところはもう見たくねぇ、」
四季「俺がいつ辛そうにした?」
朽森「いっつもだよ、!」
四季「…は、?、」
朽森「今も、!、」
四季「…ッ、意味分かんねぇ、ッ、」
朽森「分かんなくていい、」
四季「、ッ、ぅ゙ッ、ぁ゙、ぁ゙あ゙…グスッ、ヒッグ、ぁ゙ぁ゙…ッ…ぅ゙っ、ぐ、ッ、…(泣」
四季は朽森の胸の中で泣いた。
朽森「それでいい、まだ子供なんだから、お前は泣いていい、我慢しなくていい、」
四季「ぅ、ッ、ごめ、ッん、ッ、…(泣」
朽森「謝んな、今は泣け」
四季「ぅ゙っ、ぐ、ッヒッグ、あ゙ぁ゙、!…ッ、」
数分後。
朽森「落ち着いたか?」
四季「ん、おぉ、」
朽森「…そろそろどいてくんね?」
四季「…は!ごめん!」
朽森「いーわ別に」
朽森「で?酒と煙草はやめんの?」
四季「…やめる、」
朽森「…そうか、やってたことは俺からは言わねぇ、できたら自分で言え」
四季「できたらな、(笑」
朽森「1週間以内にな、」
四季「…おう、…ありがとな、(笑」
朽森「なんかあったら俺じゃなくても京夜先輩とかに言え、遠慮は無しだ」
四季「、おう、!なんか紫苑さん教師っぽいな!」
朽森「ざけんな、あと目冷やしとけ、じゃあな」
四季「、紫苑さん、」
紫苑「ぁ?」
四季「…死んだら殺すからな、」
紫苑「お前もな」
四季「うぃ〜、(笑」
紫苑「(適当…) 」
四季「引き止めて悪ぃ、(笑」
四季「じゃーな、紫苑さん、」
朽森「おー、またな、」
こんな感じだったはず…なぜ俺はあのときすぐに無陀野先輩達に伝えなかったのか。あんなに病んでいる脆い生き物がたった数分泣いただけで『変われる』とは思えない。失った光は簡単には戻ってこない。そんなの分かっていたはずだ。……俺はなぜ『変わる』ことにこだわっているんだ?一ノ瀬は変わりたいと思っていたのか?もう一ノ瀬は親父の敵を討った。戦争も終わらせた。それで良かったんじゃないか?一ノ瀬は頑張った。頑張った奴が報われねぇのはおかしい。もう自由にしてやってもいいと思う。自由にしてあげなきゃおかしい。もともと俺達の代で終わらせるはずだったんだ。あんな子供を巻き込んではダメだったんだ。壊れちまうって分かってたのに…
俺はまた、涙を流していた。
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しおしきみたいになっちゃってすまん。
今回頑張ったからいいねつくと嬉しい。
(特に紫苑さん頑張った)
なんか私が泣いてるセリフ?書くと喘いでるみたいになるのなんなん?誰か助けて。
続きあります。
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NEXT➙♡300
コメント
15件
嘘!?紫苑出してくれたんですか!!嬉しいです!!他の人のコメントでも多かったんですか?とにかくめっちゃ嬉しい!!最高でした!!て言うか本当にしおしき、だった気がする最高!!!!!!今回も最高でした!!
もう、ほんとに泣いちゃうんですけど!泣四季くんが悲しすぎるって…続きまってます!
マジでよきだった!! そして何で...泣いてる声入れいようとしてんのに何でそうなるン…w まー…頑張って…w 楽しみにしてる(*>∀<*)ノ (*- -)(*_ _)ペコリ(*>∇<)ノ