テラーノベル
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m)ねえ、若井。
俺たち別れよ。
―――その衝撃的な言葉を聞いたのは昨日の昼。
昨日は仕事帰りに元貴の家に寄った。
、、まずいことでもした、、?
そういえばメールも最近返信が来ないし、電話も繋がらない。
時々レコーディングとかで2人きりになるときも、「話しかけんな」オーラを放っていた。
w)、、一旦考えさせて、明日答え出すから
m)分かった。
そんなこんなで答えを出す日。
俺の心の中はまだNOだった。
別れられない。
別れたとしてもこれから一緒にバンドメンバーとして、友達として関わっていくなんて無理だ。
w)、、、あ。
いいこと、思いついた、笑
その後はなぜか身体が軽くなったかのように早歩きで、ノリノリで元貴の家に向かった。
m)、、いらっしゃい。
w)お邪魔します、
m)それで、どうするの?
w)、、いいよ。別れよ。
m)、、、分かった。
言い出しっぺは元貴で、別れることも想定内だったはずなのになぜか俯きながら渋々了解していた。
なんで。
w)でも。
m)、、!?
ぱっと顔を上げる。
なんだ。めちゃくちゃ可愛いじゃん。
w)今日からお前とは話さないし、話しかけられても無視する。
たとえどんなに大事な仕事でも、インタビューでも。
顔も合わせない。表情や手を使っても会話しない。
遊ばない。メールも電話もしない。
それでもいいなら、別れよう。
、、そんなの俺が耐えられないわ、、、()
m)無理。
話さないとか。
w)あっそ。
可愛いが過ぎてニヤけそうな口を必死に抑えてる。
が。
m)何、ニヤけてんの?w
w)はッッ、!??!??//
ありゃ、
side mtk
m)何、ニヤけてんの?w
w)はッッ、!??!??//
かわい、
そう。俺はこの顔が見たいがために別れの話を切り出したんだ。
っていうかもう避けてるオーラを出すのもそれの一つ。
まぁ、あそこまで言うのは想定外だったけどね。
若井の図星で照れてる顔、?
恥ずかしがってる顔かな、?
それを見たかったんだよ。
中学の時からあの顔だけ見たことなかったからさ。笑
まぁ、復縁してあげるけど。
m)いーよ、もっかいやり直そ。
w)いいの、!?!?!?✨️
m)いいよ。勿論。
w)やったぁ、!!
めっちゃ雑!!
すんません!!
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