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※創作BL / 捏造 / 善炭
episode 2
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…その日はいつもより早く目が覚めた。
炭治郎はまだ眠っていて、障子の外から鳥の鳴き声が飛び交うのが聞こえる。
今日もまた当たり前のような日常が始まる…
_そう、思っていた。
✂ーーー
日が落ち、鬼が目を覚ます時間帯となったところを、炭治郎の鎹鴉が任務を伝えにやって来た。
鎹鴉「カァーー!! 筑波嶺デ鬼出現 !! 筑波嶺デ鬼出現 !!」
鎹鴉「行方不明者多数 !! 炭治郎、禰豆子、善逸!直チニ救助セヨ!」
炭治郎は急いで外していた耳飾りを身につけ、禰豆子ちゃんが入っている箱を背負った。
炭治郎「行方不明者は今でも必死に逃げ回っているはずだ…いつ命が尽きるか分からない。‥急ごう !!」
善逸「あ、あぁ…!」
その後、俺達は宿を飛び出し、山に向かって走り抜けていった。
…
竹林をくぐり抜け、 川を越え…
そして山の麓に辿り着いたとき、その山から鬼の音が強く聞こえるのが分かった。
この音は普通じゃない…‥十二鬼月だ !
慌てて炭治郎の方を振り向くと、炭治郎は顔を強張らせながら鼻をつまんでいた。
炭治郎「くっ…,鼻がひね曲がりそうだ… !!」
炭治郎もこれには匂いですぐ分かったようだった。
善逸「た、たんじろぉぉおおっ、!!…」
[炭治郎にしがみつく]
炭治郎「…分かってる‥。でも、俺達ならきっと_」
善逸「炭治郎……俺、怖いよぉぉおお…」
炭治郎はいつも勇敢で、どんな鬼に対しても正々堂々と立ち向かう。
…だからこそ俺は怖かった。いつか炭治郎が居なくなってしまわないかと思って…
善逸「勝手に1人で先走って、俺を置いてかないでくれよぉぉ”お ?!!…お、俺、っ炭治郎がいないとダメだからさぁ”ぁあ……」
そう言うと、最初こそ驚いた顔をした炭治郎であったが、
炭治郎「ありがとう、…でも俺なら大丈夫だ!」
「鬼を倒したあとは記念にうなぎでも食べに行こう !! 」
と、俺の手を引いてはまた走り出した。
全く……緊張感がなさすぎるだろ… !
でもそこもまた、炭治郎らしい…‥
❥・・ episode 2 / complete.
コメント
14件
最近鬼滅にまたはまりだした、元鬼滅キッズです(これを見てる時点で私もう鬼滅キッズだわ、)善炭中々ないのでうれしすぎますっ、さぁ、綺麗な恋愛に行くのか、腐女が好きな恋愛に行くのか、楽しみで夜しか寝れん
見るの遅れちゃった!! うなぎって確か善逸の好物よね!? 覚えられてるの尊い😇😇😇……くっ付け!
chatGPT使ってる?