転生したら皆が過保護だった
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凛「……(ゴールポイントでスマホ返してもらったから、兄貴に電話しようかな……今世は…皆に甘えてみようかな…)プルルル」
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記者「糸師冴くん、君は、天才MFとして世界有数の名門クラブチームレ・アールの下部組織に所属していたが、規定によりトップチームでプレイする機会がなく日本に帰ってきた、という事は我々は君が国内リーグでプレイする姿を見られるのかな?」
冴「死んでも嫌っすね、こんな国でサッカーするぐらいならドイツの大学生とやってた方が、まだマシっすね」
記者「えぇっと…ゆくゆくは日の丸を背負ってプレイする事に何か期待や豊富はあるかな?」
冴「全く興味ないですね、こんな弱小国の代表チームじゃ絶対世界一になれないしCLで優勝するのが俺の夢なんでガチャこの国には俺のパスを受けられるFWがいない、俺は生まれる国を間違えただけです。」
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ジロー「ちょっともう〜困るよ冴ちゃん、マスコミに嫌われちゃうよ」
冴「どうでもいいよこんな国、パスポート切れたから戻ってきただけだし」
ジロー「確かにそうだけど…」
冴「……(立ち止まる)」
ジロー「あぁ、今日はJFUの記者会見があるみたい」
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ジロー「冴ちゃん、そろそろ、スペインに帰る飛行機が…」
冴「キャンセルだ」
ジロー「え?」
冴「この国にどんな馬鹿が生まれるか俺がこの目で確かめてやる」
プルルル
冴「あ?」
通話 凛
冴「!『もしもし?』」
凛『もしもし?兄貴?』
冴『どうした?何かあったか?』
凛『あのね…』
冴『ん?』
凛『あ…たい…』
冴『あ?』
凛『兄ちゃんに…会いたいポロポロ』
冴『!凛、泣いてるのか?』
凛『兄ちゃん…ポロポロ』
冴『今家にいるのか?』
凛『違う…ポロポロ』
冴『は?じゃぁ今どこにいるんだ』
凛『ブルーロック…ポロポロ』
冴『ブルーロック…』
凛『ポロポロ』
冴『凛、今から行くから待ってろ』
凛『分かった…ポロポロ』
冴「おい」
ジロー「どうしたの?」
冴「ブルーロックに行く、車回せ」
ジロー「え!?今から?」
冴「当たり前だろ」
ジロー「もう〜」
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絵心「来たか糸師冴」
冴「凛はどこだ、さっさとよこせ」
絵心「客室にいるから、アンリちゃん案内してあげて」
アンリ「はい!分かりました!こちらです!」
冴「トコトコトコ」
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客室
アンリ「こちらです、何かあったらお呼びください」
冴「……」
ウィーン
凛「ヒッグ…ヒッグ…ポロポロ」
冴「…ギュウ」
凛「ビクッ…にいちゃぁ?」
冴「ヴッ…なんで泣いてるんだ?」
凛「兄ちゃんに…会いたかったの…ポロポロ」
コメント
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ひゃー尊いΣ(°∀° )(◜¬◝ )🤦♀️💓