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紫音side



そうこう思いながら、

気づいたらライブ当日



会場につき、中に入る時に席が分かる




「えーっと、席は……えっ……?」




席は、なんとアリーナ席


まぁ、アリーナでも、

遠いところは遠いから…ね


大丈夫  大丈夫




「あ……やば、」




大丈夫、ではなかった


咳はステージの真ん前



絶対に辰哉にバレる、




💛『入れた?』



🎶『はい』



💛『席どこ?』



🎶『ステージの真ん前です』



💛『大丈夫?』



🎶『多分、?』



💛『ヤバそうだったら、

途中で抜けても大丈夫だからね』



🎶『うん』

  『ありがとうございます』




そして、ライブが始まった


みんな、キラキラしていてカッコよかった


今のところ、辰哉には気づかれてはいない


でも……




辰哉「今日は来てくれてありがとう!」




辰哉が私の目の前で、

ファンのみんなを煽っている




辰哉「最後までよろしく! えっ、?」



「あっ……」




辰哉と目が合ってしまった


しかし、その後は特に何も無く

ライブが終わった






𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩


忘れたい、この想い_

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