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見るの遅れた…ごめんなさい…🥲前の話見てなかったらから続けて読んだけど最高すぎる… 相手の事が好きすぎる(依存?)のも相手が願えばなんでも叶えようとしてしまうのが狂ってる関係なんだなってわかって最高です…
こんな神作を見るの遅れてしまって泣きそうです՞߹ - ߹՞(?)相手が願えばどんな非道でも実行してしまう関係性、素敵ですね…素晴らしいお話ありがとうございます!!!
注意書___。
・初心者の為、内容があやふやな所が御座います。
・全てフィクションです。
・誤字脱字がある場合が御座いますので御了承下さい。
・前編後編と別れます。
↓其れでも良い方はどうぞ。
私は夫である優と夫の父親を殺した。
優の父親は何も言わず死に至り、優自身は綺麗だよと言い残して死んでいった。
此の二人は本当に変な親子だと心から思った。
死人に対して無礼ではあるが、仕方がない。
殺した理由何て、私には知る余地も無い。
ある日から私の部屋に拳銃が置いてあるようになった。
購入した覚えも、何処で買ったかも私は知らない。
何度も何度も捨てても、気づけば私の部屋に置いてある。
怖くて優に相談した事がある、だが優は何処と無く冷静だった。
拳銃がある事も私の心配もする事も警察に連絡する事もなにもしなかった。
笑って
「そうか、でも大丈夫だ」
と、そう言う言葉しか言わなかった。
あれから私は優と優の父親を恐れるようになった。
あれを置いたのは二人か、二人のどちらかでは無いか?、置いたとしても何故?、そう思うようになった。
二人を疑ったのは悪いとは思った。
偶々その状況に居合わせてしまった。
幸い優は私の存在には気付いて居なかった。
「凛が私と父を殺してくれれば___」
優の言葉に頭が混乱した、追い付かなかった。
何を思い発したのかは知らないが、その言葉で私の心は折れた。
「大丈夫、貴方も直ぐに送ってあげるわ」
もう良い、もう良いや。
貴方が望む通りにしてあげる。
どうして私を殺人鬼に仕立てあげたかったの、どうして自身を妻の私に殺させるの。
最後まで聞けなかった。
「凛、綺麗だよ____…」
後に優の部屋を漁った、するとメモ書きが硝子ペンと共に置いてあった。
『凛、君もおいで』
嗚呼、貴方は最低だ。
「優何て優しいと言う文字が入る名前、貴方には似合わないわ」
其れは優に言った伝わない最後の言葉で、私にとっての最期の言葉でもある。
残酷な貴方に逆らえず、貴方も私も互いに依存していると言う事実の自身への劣等感。
殂して二人を殺したと言う罪悪感と哀しい感情に包まれ私は堕ちた。