蓮「おれじゃ ダメですか?」
切ない目黒の声
涼太「ごっ ごめん」
翔太に会いたい
ごめんなさい 目黒
あんなに大好きと伝えてくれたのに
答えきれなくて
でも
小さい頃からずっとずっと
心には翔太しかいないんだ
気づいた
遅いかもしれないけど
どうか どうか
翔太の腕に誰もいませんように
翔太にLINEする
涼太(今から会える?)
翔太(涼太?遅いけど大丈夫なのか?)
涼太(今 家?)
翔太(ん 迎えに行く)
涼太(悪いから おれが行く)
翔太(じゃあ約束して 絶対タクシーでくるって)
涼太(翔太?)
翔太(夜道は危ないから 心配だから)
涼太(わかった 約束する)
LINEが終わると翔太はソワソワする
涼太がこんな時間にどうしたんだろうか
おれも会いたかったんだけどさ
しばらくすると涼太がやってきた
ドアを開けると
涼太が抱きついてくる
翔太「涼太?どうした?」
涼太「会いたかったんだ 翔太に」
翔太「ひとまず上がれよ」
ポンポンと背中を叩いて
部屋に誘導する
後の服を握る涼太がとても可愛い
翔太「コーヒーでいい?コーヒーか水しかないけど」
涼太「んっ コーヒー頂く」
翔太「落ち着いた?」
涼太「ドキドキしてる 」
翔太「涼太?どうした このところなんか変じゃね?」
涼太「あの えっと その」
手のひらには汗が大量に
涼太「あっ あの 翔太 」
翔太「ん? 」
お互い素直じゃないのはお互いにわかってる
めめから涼太をデートに誘われる始末だし
でもやっぱり
涼太がおれの中心なんだよなぁ
翔太「ふはっ」
涼太「翔太?」
翔太「おれから言おうか 」
涼太「え? あ 」
翔太「涼太が好きだよ」
涼太「翔太?」
翔太「めめみたいにあんなにスマートに色々してやれないけど」
ふるふる首を振る
翔太が温かく見守ってくれてること
おれの考えてることをわかってくれてること
日常の中に翔太がいてくれること
翔太「涼太?どうしてここにきた?」
涼太「あ 」
翔太の手が涼太の顔を撫でた
涼太「翔太のことが 好きなんだ」
ずっとずっと言えなくて
胸の中で好きが溢れて
苦しくて切なくて
翔太「泣くなよ 」
涼太「泣いてない もん」
ぐずっぐずっ
翔太「遠回りしたけど 涼太が来てくれて良かった」
涼太「翔太のことになると 色んなことを考えちゃって」
翔太「もうどこにも行くな?」
涼太「ん」
あなたが隣にいるから
心が温かい
翔太「今日は泊まれよ」
涼太「明日は音楽番組だよ?」
翔太「一緒に行こう」
涼太「翔太 」
翔太「とりあえず」
涼太「?」
翔太「キスするか」
涼太「!!! んっ はぁ」
合間の吐息は翔太を狂わす
翔太「涼太をくれ」
夜が更けていく
コメント
4件

お気持ちわかります❤️❤️ 私も伝説のゆり組キス未遂を観たかったです‼️‼️‼️
まぁだあの伝説のキス未遂を観たくて 妄想止まらない奴です🥴
結ばれる運命の2人良すぎる🥰