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セル「あの、死なないでください!ぼくを、一人にしないでください」
それからと言うもの僕は全てにやる気がなくなった。イチカ様の居ない世界、イチカ様の居ない部屋、どこをみてもイチカ様は居ない。
デリザ「おーい、セル坊パーリしようぜ!」
セル「は、はい…」
デリザ「どうしたんだよぉ、元気ねぇじゃん。…あー、イチカチャンのことかぁ?セル坊なんでもするって言ってたもんなぁ。お父様に言って生き返さしてもらうか?」
セル「いいです、」
デリザ「イチカチャンの事すきなんだろぉ?だったら生き返った方が、」
セル「いいです、そんなやる気もないです。
なんて声をかければいいか分かりませんし、僕は、僕は、」
マッシュ「これ、」
セル「マッシュバーンデット…」
マッシュ「イチカちゃんと僕のお揃いのお守り、黒いとげとげさんにあげるよ」
セル「セルだ!要らない!お守り持ってたのに、いちかさまは死んだんだ!意味ないじゃないか!」
マッシュ「でも、いちかちゃんがこれを持っていると元気が出るって、」
デリザ「イイネェ、まだ無いの?」
マッシュ「デリザスタ兄さん、探してくる」
デリザ「渡しとくわ!ほら、これみてイチカチャンの事思い出せ!」
マッシュ「あったよ、デリザスタ兄さんも居る?」
デリザ「イイネェ、貰うわ」
マッシュ「でも黒いとげとげさんの気持ちみんながみんな分かってない訳じゃないよ。ぼくだって悲しいし、他のみんなも特にドミナくんが」
ドミナ「いちかちゃんは、誰よりも愛してた!お父様と同じくらいに!なのに、どうして!僕のことを認め褒めてくれた!でも、彼女は僕の良さも彼女の良さも分からないやつに殺されたんだ!許せない!」
セル「分かりますドミナ様、しかし敵を見ておられたんですか?」
ドミナ「いいや、僕は見てないよ、でもセルは見たんじゃないの?」
セル「いいえ、ぼくはみておりません。見たのは傷を押さえながら僕のところに来たいちかさまです」
ドミナ「みた人によるとけらけらわらいながらよわっと呟いたそう」
マッシュ「弱い?いちかちゃんが?敵の状態は?」
ドミナ「所々に傷があったんだって」
セル「いちかさまは神覚者候補だったそうです。弱いわけがありません」
デリザ「で?その敵は?」
セル「逃げました。僕の厚によって」
マッシュ「じゃああとはまた来るのを待つだけですな」
ドミナ「なんでまた来るって分かるの?」
マッシュ「僕たちもいちかちゃんと同じ様に殺しに来るんじゃない?」
僕は、無茶振りが増えると言うことを知った後、必ず殺したやつをこの世から消すことを決意した。