テラーノベル
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小説は好きだ。
其れは、何者にも染まらず、作者の心を映し出す表裏一体の鏡。
其れは、書く者の心の通りに染まり、二物を作らない。
其れは、誰かの心を動かし、照らす太陽と月…。北風と太陽…。
其れは、動かず、喋らない。そして、全てを受け入れてくれる。
くだらない考えにも相槌を打って、私の思い通りの形になってくれる。
消えろと願えば、二言も言わずに亡くなってくれる。
変われと願えば、すぐに別の形に変わってくれる。
だから私は、この世界が。そして、小説が大好きなのだ。
小説…すなわち芸術とは、人間を投射する唯一のカメラである。私はそう考える。
その人の生きた経験が。ひしひしと伝わる小説にこそ。詩にこそ。
何よりも尊い価値がある。そうだろう?
分からなくていい。
分かり合えないからこそ、貴女がいる価値が有り、私が居る価値があるのだから。
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