タケミッチSAID
直「武道くん!!姉さんが…生きてますよ…!」
武「え…?」
直「姉さんに、会いに行きましょう…!!」
ヒ「武道くん…?」
武「ひ…な…?」
俺はヒナの前で泣いた。ヒナが生きてる。
ヒ「武道くん…どうしたの…?」
あぁ…声が…声が聞こえる……ヒナの……
武「ううん…なんでもないよ」
武「ん…?郵便?」
俺は今、前住んでいたアパートに住んでいる。
郵便が来て、宛先が……
武「……!マイキーくん…!!!」
マイキーくんからの手紙だった。手紙にこう書いてあった。
それだけ書いてあった。
直人と一緒にマイキーくんがいる場所に行った。
そして、数分、数十分間探したとき、マイキーくんがいた。
武「マイキーくん!!」
そう大声で呼ぶとマイキーくんが俺の方を見てニコッと微笑んだ
マ「タケミッチ」
そう呼んでくれた。嬉しくて泣きながらマイキーくんのところに行った。
武「マイキーくん!!良かった…!!話が「タケミッチ」」
俺が話をするのをマイキーくんが止めた。
マイキーくんは悲しそうな笑みで俺を見ながら話した。
マ「城羽みけって知ってるか?」
城羽みけ…?誰だ…?
マ「はは、知らないか。東京卍會の創立メンバーだよ、俺の補佐をしてくれた。」
マイキーくんは泣きそうになりながら声を発して
マ「俺さ、みけって奴に酷い事しちゃったんだ。裏切らなければ今…隣にいたんだろうなって…」
「なぁ、タケミッチ…俺を……」
武「え…?」
俺は意味が分からなかった。みけさんの事はマイキーくんから聞いた。でも…俺がマイキーくんを殺す……?なんで…?なんで…?
武「なんでですか!?」
そう疑問をしたらマイキーくんが寂しそうに
マ「俺…みけを裏切っちゃったんだ……」
「そして…殺した」
「みけ以外も全員殺した」
え…?マイキーくんが…皆…殺した…?
嘘だ…マイキーくんは東卍が好きだった…!!
でも…なんで…殺すわけ……
マ「タケミッチ」
その言葉で焦っていた自分を引き戻すかのような声で
マ「嘘じゃない、現実だ」
信じたくないのに、信じ込まされるような
マ「俺が」
嫌だ……信じたく無い……のに
マ「全員を」
…やめて…マイキーくん…
マ「殺した」
やめて……やめて……
マ「なぁ、タケミッチ」
言わないでくれ……
マ「俺を……」
………
マ「殺してくれ」
その後、数十分間無言が続いた。
マイキーくんはずっと待ってくれた。優しい顔で。変わってしまった。いや変わっていない。あの優しさで。
武「俺は……マイキーくんを殺せません……」
そう言ったらマイキーくんが拳銃を持ちながら俺を蹴り飛ばし、跨って、俺のおでこに拳銃を突きつけた。
マ「お前は何なんだ??」
マイキーくんは一人で苦しんでいたんだ。やっときづいた。
マイキーくんは一番大切な人を裏切って…
武「マイキー…くん」
マ「タケミッチ……」
(ドンッ!!!)
そんな音とともにマイキーくんは倒れた
武「マイキーくん!!!」
直「武道くん!!離れてください!!!」
マ「たけ…みっち…」
「東卍を…たすけ…て…くれ…」
「み…けを…た…すけ…て……」
そういってマイキーくんは目を瞑ってしまった
俺は此処に誓う
マイキーくんを苦しみから助ける
そしてみけさんを救う!!
ヒナも…みんなも…!!
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