コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
守られる側だったshさんが守る側になったけど、また守られた話。
……どういうことだこれ?
main 緑 紫 (緑多め)
sub 青…かな?
作者にしては珍しくshさんが多めの話です。
個人的にshさん、特にsh視点は口調や思考が掴めなくて苦手です。時点でknさんbrさんが難しい…。
そのためshさんメインなんて一生書けないと思っていた。思うだけだった。
でも初手はsmさん視点です。はい。
⚠︎注意⚠︎
葡萄組 兄弟設定あり
再確認
sh→近距離部隊長
sm→情報管理部隊長
kn→医療部隊長
これ分かってれば分かるはず
ご本人様を貶す様な言葉があると思います。
作者はまっったくそんな事思ってません。
てかそんな事を思ってる人達の二次創作とか書かないて…(そういうことでは無い)
マイクラ実況者様は神様なのです。画面の前の君よ、マイクラ実況者教に入らないかい?
──────
sm side
最近は情報関係の仕事ばかりで体が訛って居るから、久々に任務に行きたいとNakamuへ申し出たのが先週。
2人ペアでとある違法な研究所を潰すと言った任務を任され、もう既に殲滅済。あとは帰るだけだ。
sh「んじゃ帰るか。もうBroooockの迎えの車付いてるみたいだし」
sm「だな、さっさと帰ろ。お前返り血酷すぎだろ…きりやん当たりに怒られんぞ」
sh「んぇ~…近接だからしゃーなくない?」
ペア、とはこいつ。シャークん、俺の実の弟である。その話はメンバー全員把握している…と言うよりはバレたに近いか…?
なんて少し思考に浸っていると、背後から銃のリロード音が聞こえ反射的に振り返る。そこには恐らく、シャークんの心臓を狙っているスナイパー。
俺が気付いたのを見たそいつは即座に銃を打った。声を掛ける暇も、掛けたとして避ける隙もない。
気が付いた時には彼を押して、身代わりになる形で庇っていた。
──────
sh side
随分久しぶりに俺の兄ことスマイルとの任務で浮かれていたからか、殲滅し残した敵に銃を向けられている事に気付けなかった。
sm「っ、しゃけ!」
発砲音がして、それと同時に俺を押し倒して来たスマイル。当然、俺に放たれた銃弾は彼に当たる。
追撃が来ないように護身用の銃を取り出して即1発、心臓を少し避けて2発目。実の兄を打って置いて、サクッと殺るんじゃつまらない。
sm「しゃけ、だいじょ、ぶ…、?」
sh「俺は大丈夫だから喋らないで、すぐ車まで運ぶからじっとしてて!」
出来るだけ痛まないように優しく抱き上げ、振動が行かないように車へ全力疾走した。
普段、戦場に出ていて仲間の怪我に慣れている…慣れてしまっているはずなのに、戦場は情報の海であり傷痕の無い彼が傷を負った…いや、大事な兄が重症を負った衝撃からか、その後はあまり記憶にない。
とにかく焦って車まで運んで、医療知識が無い俺に変わってBroooockが出来る程度の処置をしてくれているのを後ろに、俺は最短距離を爆速で運転しながらインカムできんときに滅茶苦茶な事を言っていたらしい。Broooock情報。
今は俺も落ち着いているし、医務室に運ばれたスマイルはまだ起きていないが幸い命に別状は無いらしい。
きんとき曰く、あいつがちゃんと言いつけ守って医務室で大人しくしてくれたら傷痕も残らないよ、だそうだ。俺から頼めば折れてくれるので問題無し。
──────
kn side
スマイルが打たれて運ばれて来たのが2日前。未だに目を覚まさないが、呼吸も安定しているし顔色も良い。脈やらその他も正常だから、あとは起きるのを待つだけ。
シャークんから「きんとき!!スマイルがやばい!!医務室空いてる!?!スマイルが!!助けて!??!!どうしたらいい!?!!」みたいな事を言われた時は意味不明過ぎてある意味焦った。ただスマイルが怪我を負ったのは分かった。
ここまで焦ってるのは兄だからか重症だからか分からなくて、とりあえず重症でも対応出来るようにしといて本当に良かったと思う。俺賢い。
ーこんこんっ
kn「はーい?」
ーがちゃ、
sh「スマイル、起きない?」
kn「うん…まだ寝てるけど…」
sh「…ここで書類やってもいい…?」
kn「いいよ、隣おいで」
昨日もこうして様子を見に来ていたから、余程不安なのだろう。朝食時に大丈夫だって伝えてはいるが…。
彼は主に戦闘訓練が多く、書類を捌くのは苦手だと言っていたが医務室で訓練なんて出来ない。させないし。だから態々苦手なはずの書類を貰ってきて医務室で熟しているのだろう。
愛されてんなぁ…
──────
sh side
守られた時、懐かしい感覚がした。
今じゃ戦闘員の俺と、非戦闘員の兄じゃどちらが守る側なんて分かりきっているだろう。
昔は、「おれが兄だから、弟を守るのはあたりまえでしょ」なんて、常に傍に居てくれた。
ずっとずっと、「常人」と比べて俺は身体能力が異常に高かった。異常に耳が良かった。でも手先は不器用で、勉強も人付き合いも不得意。
それに比べてスマイルは、兄は、「異常」なんて無かった。頭も良くて、運動もそこそこ出来た。滑舌はいまいちだったが人付き合いも良くて、意外に器用で。
決定的な差は、反転目だったと思うけど。
白目部分が時折黒く染まる。明らかなる異質。
だから両親にも同級生や先輩にも、ずっと「兄に対してお前は」って比べられて、親には殴られた事もあった。でも、いつも守ってくれたのがあいつだった。
「なんでそいつを庇うの?」「そいつは私らの子じゃない」と言われる度に、「おれの弟だから殴んな」って引き寄せてくれた。
当時、自分で反転目を制御出来なくて、両親に気持ち悪いから辞めろと言われたのに戻せなくて戸惑っていた時は、「反転目かっこいいから戻さないで」って軽く両親を睨んで自室に連れ込んでくれた。
最近じゃ、情報管理部隊長…即ち、この国全ての情報を握っているから狙われやすく、攫われそうになることがよくある。それを守るのも俺の役目。「俺の兄に触んな」って反転目にしてやれば逃げていくのが滑稽で尾も白い。
メンバーはいい奴ら。
「運動神経良すぎ!!凄!!!」
「耳良いね!?侵入とかすぐ気付けそう、羨ま。」
「反転目!?めっちゃかっこいいじゃん!?」
「不器用?勉強が苦手?それがシャークんでしょ」
って言ってくれたいい奴ら。直接言って来たのはNakamuだけなんだけど。
やべ思い出に浸りすぎて全然書類進まねぇ。
だって!!書類苦手なんだもん!!!でもスマイルの近く居たい。きんとき居るから安心だけど。だけど居たい。
sm「ん、…ぁ、?」
sh「!スマイル!」
背後から聞こえてきた声に思わず飛び付きそうになって辞めた。傷開いちゃうかもしれないし…。
sh「傷、大丈夫?あと体調も…」
sm「ん、ん…?」
kn「シャケ、嬉しいのは分かるが落ち着け…w」
ー
kn side
sh「…………」
sm「落ち着いた…?」
sh「うん、ごめんなんか…」
取り敢えずあわあわしてたシャークんを落ち着かせつつ、寝起きのスマイルに水を渡し、3人にインカムを入れた。
怪我に慣れていないからか、銃弾一発を耐える戦闘員の3人に比べて起きるのが遅かった。いやこれが普通か…?3人がエグいだけか…?
シャケ、急所じゃ無ければ銃弾三発は余裕で耐えるからめっちゃ心配してるのが申し訳ないけど面白かった。
命に別状はないよ、でも!!みたいなやり取りを何回もやった。
sh「ごめんね、俺が気付けなかったせいで…」
sm「大丈夫だから…」
sh「ぅ〜…でもさぁ…」
sm「結果的に庇う判断をしたのは俺でしょ?」
生きていたから良かったものの、シャークんが死なない様に庇ったスマイルが亡くなりました、とかも怖いので身代わりは辞めて欲しい。
今度シャケが居ない時に叱ろ…
nk「スマイル起きた!?」
kn「はい静かに。」
nk「ハイ」
オチ迷子!!って事でおまけ
会話だけ、誰視点でもなし
──────
sh「スマイルどっか行くの?」
sm「城下町に本買いに行こうかなって」
sh「分かった着いてく。」
sm「えぇ…?まぁいいけど」
sm「なんで来たの?シャークん非番じゃなかった気がするけど…」
sh「…だめだった?」
sm「そういう訳じゃないよ、寧ろ嬉しい。」
(撫)
sh「んー、?スマイル怪我負ったら大変でしょ?」
sm「(…過保護だな……)」
sh「(急に撫でるとか昔みたい…懐かしいな…)」
二度と怪我を負わせない為に過保護化した緑さんと、緑さんと同じく医療中懐古厨してたから昔(捏造)っぽくなった紫さんっていうおまけ
サボるな俺氏
なう(2023/11/20 04:46:00)
偉いぞ俺氏
なう(2023/12/30 01:52:31)
偉くないぞ俺!!!!!
──────
なんか書けそう!!って思って書いたらなんとなく仕上がったので載せちゃいました。
載せない宣言は何処へ?
最初のマイクラ実況者教ってなんだよ狂ってんな
苦手な緑さん視点と青さん視点多めに書いてるの我ながらバカだな…←
なう(2024/01/16 16:10:58)
ごめんて。
最近また書けそうで書けない期に入ったのでちょくちょく投稿するかもです。