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圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🍣side
🍣「あーーッッ!!アニキが今日もかっこよすぎるッッ!!」
🐇「そりゃよかったなぁー(棒)((モグモグ」
棒読みな反応をしながらお弁当を食べる初兎ちゃん。
🍣「真面目に聞いてよ…!」
友達が困ってるんですけど!?
🐇「せやかて、それ聞くの今日で5回目やで?」
🐤「週だけで考えたら5日間で30回近くは聞いてる」
🍣「うーッ…2人が冷たい(泣)」
お昼休みに、あたしは初兎ちゃんとりうらと屋上でお弁当を食べている。
今日も今日とて、思い人であるアニキがかっこよすぎてあまり話せなかった。
そんなことを二人に言うと毎度のごとく冷たくあしらわれる。
まぁ、無視したりしないだけ、2人は優しいんだよな…。
🐤「ないちゃんさぁ…いい加減早くしないとアニキ他の人に取られるよ?」
🍣「ヴッ……それはそうだけど…」
🐤「もういっそ、手段を選ばずにアニキをものにしたら?」
🍣「それができたら苦労しないって」
🐤「だから、今までとは違くて手段を選ばないの!」
🍣「……例えば?」
🐤「アニキにラッキースケベをかけて、無理やりにでも意識させる…とか」
🍣「ラッキースケベ…!?」
思ってもいなかった提案をされて、驚いていると、初兎ちゃんが納得したように言ってきた。
🐇「あー…ええんとちゃう?」
🐇「要はあれやろ?胸が当たるとかパンチラとか」
🍣「無理無理ッッ!!!///////」
🍣「そもそも、人為的に仕掛けるのはラッキースケベじゃないでしょ!?」
🐤「けど、他に方法あるの?」
🐤「アニキたぶんだけど、ないちゃんのこと仲のいいクラスメイトとしか思ってないよ?」
🍣「ヴッ」
🐇「噂やと、ゆうくんにファンクラブあるらしいし…ゆうくん狙っとる子は多いいやろうなぁー」
確かに、アニキはかっこいいし、誰にでも平等に接するから、モテるよな…。
けど、ラッキースケベは……ッ…。
…………よし…。
腹をくくろう!乾ないこ!
あたしは立ち上がり言った。
🍣「ラッキースケベでも何でもやってやる!!」
🐤🐇「よく言った!」
🐤「それじゃあ明日土曜だし、買い物行くよ!✨」
🐤「ないちゃんに似合う髪型ようのヘアセットとかお化粧品とか買わないと!✨✨」
🐇「おぉ✨りうちゃんがイキイキしとる」
🐤「当たり前じゃん!一回ないちゃんのこと本気で改造してみたかったんだもん!!」
🍣「なんか私欲が入ってるけど、この際何でもいいや!」
🐤「よし!じゃあ、明日の◯時にデパート集合ね♪」
翌日
🍣「ねぇ…りうらー…💦」
🐤「……………✨✨…((ブツブツ」
🐇「ないちゃん諦めぇや?」
🐇「ああなったりうちゃんを止めることができんの知っとるやろ?」
🍣「そうだけど…💦」
集合してすぐ、りうらが『まずは洋服から買いに行こう!』と言って服屋に来たのはいいのだが。
かれこれ2時間以上試着しては脱いで、試着しては脱いでを繰り返していて正直疲れた。
随分早い時間から出かけるんだなぁーっと思っていたが他のお店でもこうと考えると、納得だ。
🍣「ねぇ、りうらー…あたしの身体は一つなんだからそんなに服あっても着れないよ?」
🐤「そうだとしても!服はいくつあったっていいんだからいいの♪!」
それから数分経って選んだ服をレジに持っていこうとすると、りうらに服を取られてレジに持っていかれてしまった。
一瞬のことに驚いていると、紙袋を持ったりうらが戻ってきてあたしに渡しながら言ってきた。
🐤「はい♪ないちゃんプレゼント♪!」
🍣「え…!?」
🍣「い、いいって!!」
🍣「選んでもらった上に買ってもらうなんて…流石に申し訳ないよ!」
🐤「いいの、いいの♪」
🐤「りうらからのエールとでも思ってよ♪」
🍣「……ほんとにいいの…?」
🐤「うん!りうらはないちゃんにも幸せになってほしいからね♪」
🍣「ありがとうりうら」
🐤「さ!次行くよ!」
🐤「ないちゃんにはこっちの化粧品が合うんじゃない?」
🐇「えー…ないちゃん結構、肌白いし、こっちぐらいのほうがむしろ合うんちゃう?」
🐤「あー確かに…そうなってくると、このチークが合うかな」
🐇「このバレッタとかないちゃんに合うんとちゃうか?」
🐤「あーいいかも✨だったらそれに合わせたヘアアレンジとかも教えないとね♪」
🐤「ないちゃんはどんなゴムつけたいとかある?」
🍣「んー………これかな…((ヒョイッ←ヘアゴムを取る」
🐇「黒と黄色のラインが入ったゴムか……ないちゃんに似合いそうやな♪」
🐤「よし!それじゃあそれも買っちゃおう」
化粧品やヘアアクセなどを選びレジに持っていこうとすると、今度は初兎ちゃんに取られてレジに持っていかれた。
🐇「じゃ、これはウチからのエール♪」
🍣「ありがたいんだけどさ……初兎ちゃんいいの?」
🍣「もうすぐほとけっちの誕生日なのに……お金ある?」
そう。実はあと少しでほとけっちの誕生日がやってくる。
みんなで誕生日会をする気ではあるものの、初兎ちゃんはほとけっちのことが好きだからほとけっちに絶対に喜んでもらえるものを買うはず。
それなら、ここであまりお金を使わないほうがいいのでは?…そう思い初兎ちゃんに聞くと、『心配せんくても大丈夫やよw』っと言われてしまった。
こう言われてしまえば、何も言えない。
ありがたく初兎ちゃんから袋を受け取り、その日はそのままあたしの家に向かった。
りうらに化粧の仕方や、ヘアアレンジの仕方など色々教わり、その日は2人に俺と言ってお昼をご馳走した。
よし!月曜から頑張るぞ!!
続く
・・・
見てくださりありがとうございました!