テラーノベル
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圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🍣side
いつもより2時間早く起きて、りうらに教わったメイクや髪型をする。
念の為、日曜に復習したかいがあって結構上手くできた
……と思う。
慣れない香水をちょっとだけ付けて、学校に向かった。
🍣「…………………」
通学のために電車に乗ったのはいいのだが、周りの人がチラチラこちらを見てくる。
少し遠くの方で、同い年ぐらいの学生がこちらを見ながら何かを話している。
自意識過剰とは思うけど、いたたまれなくなったあたしは、スクールバックを顔の前に抱えて壁側に寄った。
………変だったのかなぁ……?
そんな不安が募った。
🍣「……駅のトイレで下に戻そうかなぁ…?」
🍣「でも……せっかく初兎ちゃんたちに応援してもらったんだし……今日だけ…今日だけ行ってみよ…」
すると、丁度最寄りの駅に着き、あたしは重い足を動かして電車から出た。
学校に行く途中も沢山の人が見てきたが、なるべく気にしないようにして学校に来た。
教室をの扉を開けると、いつもよりも早かったからか、人はほとんどいなかった。
けど、アニキだけは何時もと変わらず自席で眠っていた。
悪いことをしている訳じゃないのに、変に緊張してしまい、いつもよりもぎこちなくアニキに声をかけた。
🍣「お…おはよ♪アニキ」
🦁「……ん……((パチパチ」
起こされたアニキは、数回瞬きした後、『おはよ』っと小さく言った。
🦁「………なんや……ないこ…今日はいつもと違うな」
そう言ってくれたのが嬉しくて、ニヤけそうになる頬を必死に止める。
🍣「気づいた?りうらと初兎ちゃんに色々教えてもらったんだよ♪」
🍣「どう?似合う?」
🦁「………………似合っとるよ♪」
🍣「よかった((ホッ」
🦁「にしても…なんで急にイメチェンなんてしたんや?」
🍣「え!?……それはその…💦」
どうしよ。
アニキが好きで、惚れてもらうためにしたなんて言えないし…。
🍣「えっと……!💡」
🍣「そう!気分転換!」
🦁「…………気分転換…?」
🍣「もうすぐテストじゃん?だから、勉強にちょっと疲れちゃって」
🦁「なるほど。あんまり頑張りすぎるなよ♪?((ポン←🍣の頭に触れる」
そうして、アニキは教室から出ていった。
あたしはと言うと、アニキに頭を触られた喜びと、アニキがかっこよすぎるので、しばらく動けなくなった。
🍣「…これじゃあ、惚れさせるなんて夢のまた夢だな…w////」
続く
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