テラーノベル
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顔を赤く染めた若井が立っていた。
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wki side
俺は若井滉斗。
先日、クラスメイトに大森元貴という俺と趣味が合っていた人がいた。
俺はぜひその人と友達になりたいと思い、そこから毎日のように話しかけた。
けれども1年生のとき残念ながら俺は友達になることができなかった。
俺はなんでなんだろうと考えた。
普段なら俺はありがたいことに皆から好かれているため、俺から話しかけると快く受け入れてくれる人ばかりだった。
だから今回も友達になってくれると思っていたのに。
もしかしたら本当に俺のことが嫌いなのか?
俺はそう考えると、何故か胸がぎゅっと締め付けられるような感覚に陥った。
冬がすぎ、春になった。
学年も上がり、今年元貴と同じクラスになれなかったらもう友達になるのは無理だろうな。
そう思いながら教室に入ると、教室の窓側に1人で本を読みながら座っている俺が居てほしかった人がいた。
俺はもの凄く心の中で喜んだ。
やった。今年も元貴と過ごせる。
そう思い俺は早速元貴の所へ行こうとすると、すぐに俺の友達が来て話しかけてきた。
あぁ。せっかく始業式の日からアタックしようと思ったのに。
けれども俺はその友達とノリ良く話を続ける。
仕方ない。お昼に行こう。
その後、俺はお昼に行っても断られる日々が続いた。
それでも俺は諦めずに話しかけ続け早数週間が過ぎ去った。
俺は今日も元貴に話しかける。
w「元貴ー!お昼ご飯一緒に…」
m「すみません…!」ペコッ
今日もまた、元貴に断られる。
元貴に断られる度、俺は胸が苦しくなる。
これは去年からあったことで、俺はあまりにも気になり、この前調べてみた。
するとそこには、恋と検索結果には出てきた。
俺が恋…?
しかも男に?
そんなわけないと俺は否定し続けていたが、元貴と会う度に心には驚くほどの満足感、断られると驚くほどの胸の締め付け。
俺はだんだんそんなわけないと言い聞かせるのが難しくなってきていた。
元貴が教室から出ていこうとしていた。
俺は追いかけようと足を踏み出すと、隣から友達が話しかけてきた。
友「アイツのことはほっといて昼飯食おうぜー。アイツ何考えてるか分かんないしよ」
w「…確かにそうだけど、俺は追いかけてくる。わりぃけど一人で食っといて!! 」
俺はそう言うと元貴を追いかけた。
後ろから声が聞こえるが振り返らない。
俺はサッカー部で足が早かったため、元貴には追いつけれた。
けれども、追いついて喋りかけてもどうせまた断られて終わり。
ということは元貴から少し離れ、場所を把握して遠回りでそこに行って会うしかないということ。
俺はそのまま少し離れたところから後ろをついて行くと、元貴が階段を上がりだした。
あの階段は……屋上か。
この学校には屋上へ行く階段が2つあったため、俺はもう1つの方から屋上へと上がっていった。
ガチャ
俺は屋上の扉を開いた。
だが、そこには俺が期待していた人はいなかった。
…おかしい。
確かにあの階段は屋上行きのはず。
一体どこにいったんだ?
もしかして俺が尾行しているのを分かってて……!?
そう考えながら屋上をウロウロ歩き回っていると、もう1つの扉の前に来ていた。
すると、その扉の向こうに元貴が座っているのが透けて見えた。
w「…みーっけ」
俺はそっと扉を開け、そっと扉を閉める。
目の前には俺のことを避け続ける探していた人が階段に座ってお弁当を食べている。
食べ終わったら脅かそうかな笑
…いや俺まだお昼食べてないからそれじゃ意味ないじゃん!!
そうもたもたと考えていると、元貴は食べ終わって、何かブツブツいいながらスマホをしだした。
元貴は凄い集中してスマホを見ている。
なんか近づくなオーラ凄いから喋りかけれないじゃん…
…ん?
俺はふと元貴のスマホの画面を見ると、そこには大人なイラストが載っていた。
元貴も声を出している。
…これはいいこと知っちゃったな笑
俺はニヤニヤしながら元貴の耳元へ口を近
づけて言った。
w「元貴ってこういうのが好きなの?」
m「へっ!?!?」
投稿遅れてすみませんっ🙇
ちょっと大好きな人と話が盛り上がってて…
このお話まだ続きます
毎回言うけど、変かもしれなぃぃ
まぁ大目に見てねん
コメント
9件
さいこおおおおおととおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおとももとおののよこほそこおおおおお!!!!!!! 鼻から赤い水出てきた。
最高でございます。天才です。神です。👏👏👏👏👏👏👏
話が最高すぎますよー!