テラーノベル
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これは、d!様の二次創作です。
ご本人様には一切関係ございません
エセ関西弁、捏造注意
その他の注意書きは第一話を参照ください
でははじまります
あのショートピースが無くなった。
正確にはあと1本。だけどそれを失くすのが惜しくて、吸うことはまだできていない。
あの世界から貰った唯一のもの。手放してしまったら心の支えがなくなるようで、不安で仕方ない。
あの世界のショートピースを吸いたいのに、吸えなくなってしばらく経った時、俺の体に異変が起きた。
ci「syp〜!」
syp「どしたー?」
ci『久しぶりやなぁ、元気しとった〜?』
syp「…ッ!?」
あれ、これってあっちの方のciでは??
ci「なぁなぁ聞いとる??」
syp「うぇ、あ、す、すまん」
rp「そんなんやから」
rp『疲れてんなら休んでくださいね。心配です…』
え、また、あっちのrpの声が…。
ていうか頭、痛っ…。
ci「さっきからなんか上の空ちゃう?おーい、syp〜?」
『イロニーさ〜ん?』
rp「え、いやホンマに…」
『えぇ、ど、どうしよう。イロニーさん!』
ひぇ。
2人の声が、あの世界の2人の声と重なって。
意味わからん。
めちゃくちゃに体が震えて、吐き気がして、今すぐにでも全てをめちゃくちゃに叩き割りたい衝動に駆られてる。
これは何?
syp「ハァッ、はぁ〜…、す、すまん2人ともッ…。ついてくんなよ」
釘を差してから全速力で廊下を走り、自室へ戻る。バタンと音を立てて扉を閉め、鍵をかけてベッドへ向かう。
だけど。
その時見えた。
鏡に映った自分が。
syp「え…、俺って…」
顔は全く同じなのに、服が、まるであっちの俺のようで…。
syp「これは」『誰?』
自分の声が自分じゃなくなる。
syp「なぁ、これ」『どうしたんほんまに。なぁ、なんかした?』「魔法なんか、これ」『も』
どんどん境目が曖昧になっていく。
これでいいんだと思う自分と、取り戻したくて混乱している自分がいる。
確かに自分の意識は及ぶのに、思い通りに動かせるのに、自分のものじゃない違和感がある。
syp「とり『あえず、早くなんと』「かしない」『と…』
落ち着こうと思って窓の外を見る。
綺麗な秋晴れの空がひたすらに広がる。山々が、町が、高い塔が、傾き始めた日に照らされて宝石のように輝く。
その光景に見とれていたら、上から人が降ってきた。
syp「!?」
あまりに一瞬のことで、受け止めることはできなかった。身を乗り出して人が落ちたであろう地面を見る。
音を聞きつけて他の幹部たちもその場へ集まってくる。
人が落ちたところには血溜まりがあり、それは刻一刻と地面へと広がっていた。
恐らく屋上から落ちたのだろう。遺体はほとんど原形をとどめておらず、遠くからでも即死と分かるほどであった。
rbr「誰ー??」
早速rbrがその死体を確認しに行く。俺も気になっていたので窓から飛び降り配管を伝って下へと向かう。
rbr「え…?」
俺とrbrは一斉に顔を見合わした。
だってその死体が着ていたのは
俺と同じ紫のジャケット。
黒いシャツに紫のネクタイ。
そして、周囲に散乱したヘルメットとゴーグルの欠片。
syp「…俺、」『じゃ』「ん…」
だったら
syp『俺は、』「誰」…『?』
ci『えー、syp飛び降りたの!?』
sho「そういえば…、ストレス性の体調不良が見られるって言ってましたよね…、ciさんが」
騒ぎを聞きつけた野次馬たちが続々と集まってくる。
rbr「やっぱ自殺かぁ〜」
syp『……』
飛び降りた「もう一人の自分」の気持ちが痛いほどわかる。
逃げたかったんやな。そして、あの世界にもう一度行きたかったんやな。
最後のタバコを吸って、希望のすべてが無くなって、死のうって思ったんだよね。
syp『……、皆さん、大丈』「夫です」『よ』
飛び降りた俺も、この俺も、全部「syp」という人間。
syp『ただの、魔法、ですから』
——————————————————————————————これにて完結です…!
初めて完結した物語ですね。想像以上の♡を頂いてなんかすごいびっくりしてます。
またこういうの書いていけたらなと思います。
完結までご覧になってくださった皆様、ありがとうございました!
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