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ある日の休日
俺はいつも通り圭ちゃんの家にお邪魔して
PS5を起動してモニターの前で並んで座り、一緒に遊んでいた。
そのとき
「話変わるけどさ、男同士ってなにすんだろな?」
不意に圭ちゃんがそんなことを聞いてきた。
「え、唐突だね」
「いや、りゅうと付き合ったはいいけど、いつもとそんな変わんねぇじゃん?ほとんど365日一緒にいんだし」
「…ハッ!た、確かに…っ」
思わず同意してしまった、俺の名前は鈴木 龍星。
そして俺の横で「絶対今気づいただろ」とツッコんで来る男は、日高 圭。
小学生の頃からの親友で、俺は中学の頃に彼に恋をしてしまった。
男同士で、片思いが実るわけがない。
そう思って諦めようとしていた矢先に、圭ちゃんに好きバレしてしまい
その上、お試しで付き合った結果
噴水の前で圭ちゃんからキスをされて、交際がスタートしたのだ。
本当に漫画のような話だけど、両思いになれたのだ。
そうして付き合い出してから今日で2ヶ月ほど経ったが、特に進展はない。
だから俺も、少し気にはなっていた。
「その…圭ちゃんと付き合えたらしたいこととか、そんなに深く考えたことなかったかも」
「マジかよ?3年も好きだったとか言うからなんかあんのかと思ってたけど」
「うーん…ま、まさか圭ちゃんと付き合えるって思わなかったから、両思いになることばっか考えてた…かな?」
人差し指を弄りながら言うと、圭ちゃんは「小学生かよ」と吹き出したようにクスっと笑った。
笑わなくたっていいじゃん!と言い返そうとしたそのとき、再び思い出したように彼が口を開いた。
「そだ。お前、俺で抜いたりしてねぇの?」
「へっ?ぬ、抜くって…」
〝俺で抜いたりはしてねぇの?〟と言われて思いつくことと言えば、自慰行為ぐらいしかない。
言葉の意味は理解できたが、聞き慣れない単語に思わず言葉を詰まらせた。
「だから、シコるとき俺のこと考えたりしねぇのかって」
「は!?え、そ……そんなのしないよ!?ぬ、抜いたことないし!」
「いやそれはさすがに嘘だろ。俺らもう高二だぞ?一回も抜いたことないって男がどこにいんだよ」
「ここにいるんだけど!」
圭ちゃんをオカズになんてしたことないし、そんな発想すらなかった。
「ふーん?いじったこともねぇんだ」
「な、ない」
「じゃあ、俺がしてやろっか?」
「?!し、してやる…ってなに?!」
「ははっ、顔真っ赤…やっぱりゅう童貞?」
瞬間、圭ちゃんに距離を縮められ、ぐっと顔が近づく。
すぐ隣で圭ちゃんの匂いがして
「…っ、」
恥ずかしくなって何も言い返せずにいると、圭ちゃんは急に俺の肩をバシッと叩いた。
コメント
1件
わ〜〜第1話からもう最高すぎる!!😭💕 りゅうとと圭ちゃんの距離感、幼なじみから恋人になったならではの“付き合っても変わらない”感じがリアルでめっちゃ尊い…!“お前、俺で抜いたりしてねぇの?”からの圭ちゃんの余裕ムーブに心臓持ってかれたよ!!照れるりゅうと可愛すぎて泣く🥺 肩ポンで終わるところも続きが気になりすぎる〜〜次の話も即読みます!!🔥