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このお話は投稿主である僕、友人2人(1人はGM)が行ったシナリオです。
キャラ(いわひら登場人物)が思ってたのと違うと思われましてもお気になさらず。
本編ではとてつもなくネタバレを含んでおります。プレイをまだされていない、やる予定がある方などはおすすめ致しません。
時々、中の人が出る可能性がございます。(ゆるゆるのプレイですので)
孤児院
身寄りのない子供や親に虐げられた子供たちが暮らしている。普段なら庭で子供たちが走り回っており騒がしいが、今日は姿が見られない。学舎の中にも子供たちはおらず、随分がらんとしているだろう。
ラメリー>あら?皆さん何処にいらっしゃるのかしら?(周りを見渡しながら)
新木>本当ですね。どこにいるのやら、、ん、?なんだ、この声は、、。(ボソッと呟く。)
ラメリー>どうしたの、?
新木>どこかしらかに声が聞こえるのですが、。
(2人は耳を澄ます)
ラメリー>本当ね、、。どこからかしら、?
新木>恐らく倉庫の方から。
ラメリー>少し覗いて見ましょうか。
???>何段にする?
???>おっきいのがいいね、三段にしよ!
???>教祖様くだものなにが好きかな?
???>ねえねえここお刺身乗せよう!
???>おれマグロがいい!
???>ここの赤い生クリームどうする?
???>おれ絵の具あるよ!
恐らく子供たちの声だろう。
どうやら、ケーキを作る計画を立てているらしい。
2人が隙間を覗くとそこには模造紙にクレヨンで描かれた虹色のケーキの絵が見える。
ラメリー>あれは、、ケーキの絵かしら、?
新木>そのようですね。
ラメリー>少しお話を聞いてみましょうか、。
コンコン)
子供たち>ちょっとまって〜!!
中からばさばさと紙を片付ける音がする。
少し待ち音が止んだ。
子供たち>どうぞ!!
と聞こえた。
倉庫内に入ると子供たちは教祖様に対し色々な質問をした。
子供1>教祖様〜!!好きなくだものは〜?
ラメリー>好きな果物?そうね〜、、。苺かしら。(ニコッっと子供1の顔を見ながら微笑む)
子供2>教祖様、、!じ、じゃあ、す、好きな食べ物は、、なんですか、!
ラメリー>好きな食べ物ね。私は、ピロシキという食べ物が好きよ。(微笑みながら答える)
子供2>ピロシキ、、?ってなあに、、?
ラメリー>ピロシキはね、ロシア料理のひとつなのよ(微笑みがら人差し指をたて1つを表す。)
子供3>じゃあ!!教祖様!好きな色は!(教祖様に抱きつきながら)
ラメリー>白が1番好きよ。(子供3の頭を撫でながら)
子供たち>ありがとう!教祖様!ばいばい!
と言って半ば強制的に追い出された。
追い出されながらも何をしていると聞くが「今は内緒!」と言われるし、ケーキ作るの?と聞いても、やや慌てながら「ま、まだ内緒なの!」とバレバレのはぐらかされ方をする。
私達は結局追い出された。
倉庫に戻った子供たちは、
子供たち>教祖様の好きなくだものいっぱいのせようね!
子供たち>驚いてくれるかな〜?
など楽しく内緒話をしている。
新木>バレバレでしたね、、。(少し困った様子)
ラメリー>まぁ、知らないふりをしましょう。(と言い微笑む)
新木>では、次の場所へ参りましょうか。
2人が倉庫を背中にした時。
誰かがいた。
公喜(NPC)だ。
公喜(NPC)>あれをご覧になりましたのね、、。
それでは、これを、、。(と少し恐ろしい笑顔を見せながら何かを渡す。)
渡されたものを見るとそれは、胃薬であった。
公喜(NPC)>子供たち、大拝祭の日に教祖様へケーキ作ってあげるんだって張り切ってるんですの。食堂とか畑のお仕事手伝っで少しづつ材料を集めているんですよ。ですからさっと、残さず食べてあげてくださいね。きっと。(と恐ろしい笑顔で私に念押しした)
ラメリー>わ、分かりましたわ、。(少し焦りながら微笑んだ)
公喜(NPC)>それでは私は孤児院に戻りますね。(と言い倉庫へと向かった)
新木>教祖様、そろそろ見回りの続きを、。(と心配そうに言う)
ラメリー>え、ええ。分かったわ。(少しぎこちなく微笑む)
ラメリー>いつもと、変わりはないわね。【あの方を除いて、、】
新木>そうですね。いつもと同じ変わらずの毎日です。
大回廊
大聖堂の周りをぐるりと取り囲む大回廊。ここには大型の水槽が設置されている。麓で営業していた。水族館が廃館になった際譲り受けたもの。鰯の群れが泳いでおり、孤児院の子供達が水槽の下でかぶりつくようにして魚を見ている。
群れから外れて泳ぐ鰯が1匹見つかる。所在なさげに1匹で水槽の中を彷徨いている。
子供4>あいつだけ仲間はずれになってる!
子供5>皆はそっちじゃないよ〜、!
子供達は群れに戻そうと声援を飛ばしているようだ。
子供4>あ!教祖様に新木さん!あいつを群れに戻す方法はないんですか!
ラメリー>あら、1匹だけ離れているわね、、残念ながら私はお魚さんの知識はないの、、ごめんなさいね、(悲しげに微笑む)
子供5>大丈夫だよ、!教祖様、!でも、どうしたら皆の所に戻るのかな、、?
ラメリー>困ったわね、、(悩む)
新木>そういえば、水槽内で危険性が及ばないと理解した鰯が稀に群れから外れて単独行動を行う場合があるんです。 または、水槽の壁にぶつかるなどして群れに戻れなくなっただけの場合もあります。 後者の場合、鰯は進む方向がわからなくなって、そのうち壁や岩にぶつかり、衰弱して死んでしまいます。 前者であれば水槽内に大型の魚を一匹離って危機感を持たせれば群れに戻すことは可能ですが、後者なら群れに戻す方法はないかと思われますよ。
ラメリー>まぁ、詳しいのね。(びっくりしながら)
新木>えぇ、前に聞いた事がありまして。
ラメリー>そうだったのね。(微笑む)
子供4、5>新木さん!すごい!!
新木>ありがとうございます。
そろそろ、次の場所へ行かなければ。
ラメリー>そうね。私達はもう行くわね。
子供4、5>はーい!またね!教祖様!新木さん!(手を振りながら)
ラメリーは手を振り返し大聖堂へと向かった。
𝙉𝙚𝙭𝙩⇝大聖堂でとある人についての調査