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魔道大会本日
 解説 『』
 
 『さぁ始まりました魔道大会!』
『本日はメルーデル王国の中で行われます!』
『メルーデル学園の代表者は聖人ロイ・メルーデル!隣国レイート王国時期王であるルイス・サムール・レイート』
 
 ルカ「俺達の相手はミル先輩とシーシア先輩だね」
シャル「うん」
 ミル 光と雷の属性
ロイド水と風の属性
 シャル「シーシア先輩の水もミル先輩の光都俺がどうにか出来るのかな…」
ルカ「大丈夫、シャルは水も闇も誰よりも強いよ」
ルカはシャルロットの手を握り目を合わせて言う。
ルカ「それに、シャルは独りじゃないでしょ?」
シャル「…うんそうだね、ルカとなら大丈夫」
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 『学園代表者が闘う前に!メルーデル学園で決闘が申し込まれました!』
『これより先に、ミル・アーシャ及びロイド・シーシアVSシャルロット・メルーデル及びルカの決闘が始まります!』
 
 「え、メルーデル家三男が!?」
「生徒会の人達まで!?」
 
 ザワザワとする観客席を無視し、決闘開始の合図がなる。
 
 先に攻撃を仕掛けたのはハーレム達の方だった。
 ミルの光魔法が光り、目眩しとなるはずだったが、シャルロットは闇属性だ、闇を目の前に広げ光を吸い取った。
 ミル「ちっ!やっぱり闇は相性悪ぃな」
ロイド「だからやめとけと言ったのだ」
 ロイドの水と風の混合魔法がシャルロットとルカを両側から挟む。舐めないで欲しい、と思いながらすぐ様手を繋ぎ魔力を繋ぐ。
 ばちゃんっ、ルカの風とシャルロットの水属性を混合魔法にしてぶつけロイドの魔法をかき消す
 
 
 ルカ「俺達の属性を舐めないでくださいね?」
 にまにまと笑いながら煽るルカにため息がこぼれる。
 
 ロイド「くッ」
ミル「おいおいっ…練習したとて1年生で混合魔法とか使えるか?ふつーよっ!」
 混合魔法、シャルロットとルカは普通に使っているが、本来1人でやるのが精一杯であり、2人での混合魔法を成功させるのは高学年になってやっと出来るのだ。
 ロイド「しかもあいつら、魔力を繋いでるぞ」
ミル「はぁあ!?下手にやると死ぬぞ!?」
 魔力共有、成功すればお互いの魔力を最大限に引き出せ、混合魔法を成功さる活属性の威力が上がる。ただし失敗すると魔力が拒絶し下手をすると身体中の魔力が消し飛び死に至る。
 この魔法は有名な魔導師2人がやっと成功させた技だ。
 
 シャル「話してていいんですか?」
 授業で使った事がある、炎を水で包み敵に当てる。
 それを何十個作り、闇で隠す。水で覆っているのはシャルロットのなのでコントロールはシャルロットに在る。
 ミル「くそっ、何処にあるか見えねぇ」
ロイド「光で写し出しなさい!」
ミル「相性が悪ぃんだよ!」
 
 ミルは手を上にかざし呪文を唱える、雷魔法を撃つつもりだろう。シャルロット達の魔法を 避けながら呪文を上手く唱えている。
シャル「っルカ!」
 ルカが炎で防御を作る、その上に風で強化する。それに合わせシャルロットが闇で見えなくし移動する。防御は当たった時の為だ。
 
 ロイド「…3時方向!」
 ミルが手を3時方向に下ろし雷が俺たちを掠めた。
 ルカ「っっ」
ルカ「シャルっ!」
シャル「だ、大丈夫それよりルカの足が」
ルカ「俺は歩ける、それよりあれで決めるよ!」
シャル「う、うん」
 
 この日のために用意した必殺技、ルカとシャルロットの四属性全てを混ぜた混合魔法を展開する。
 シャルロットはそれをできる魔力を持っているがコントロールがそこまでできていない…だからルカにコントロールしてもらう。
 コントロールしやすいようにするために密着場所を増やす、シャルロットがルカに正面で抱き着き背中に手を回す。
 
 練習中すごく恥ずかしがっていてシャルロットだが練習する事に慣れて言った。
 
 
 
 シャル「全魔力出すから、ちゃんとコントロールしてな。」
ルカ「任せて」
 シャルロットは脚から力が抜け、それを左手でルカが支えた。ルカの右手は空に向けられ大量の魔力が広がった。
 ミル「おい、おいおいおいおい、これが1年ってどうなってんだ!?」
ロイド「今年はどうなってるんですか!?」
 
 
 
 ルカ「大丈夫だよシャル、勝とうね」
 魔力がなくなり目が霞始めたシャルロットに優しい声で囁く。
 
 
 四属性混合魔法は無事に2人に当たり、気絶をしたことによってシャルロット・ルカペアが勝利となった。
 
 
 
 『なんですかあの1年にありまじき魔法!?』
『皆さん新一年生の期待の新人が現れました!あの二人を止められる者は誰1人もいない______』
 
 
 そこでシャルロットの意識は途絶えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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目を覚ました時には医務室にいた。
 シャル「っ…」
 ルカ「シャル?起きた?」
シャル「うん…あ!決闘」
 身体を勢いよく起こし、少しふらつきながらルカの顔を見た。
 
 
 ルカ「大丈夫、ちゃんと勝ったよ」
シャル「そ、、っかぁ」
 ふと、左手から魔力が流れてきているような気がして見るとルカが魔力を分けてくれていた。
 シャル「ルカありがとう」
ルカ「いいよ。あの魔力ほぼシャルのだったし、俺は有り余ってるよ!」
ルカ「どっか痛い所は?」
シャル「大丈夫、ルカもあ、し…っっ」
 
 
___ルカ「っっ」
ルカ「シャル!」
シャル「だ、大丈夫それよりルカの足が」
ルカ「俺は歩ける、それよりあれで決めるぞ!」
シャル「っ、ルカ足!」
ルカ「ん?ああ、大丈夫だよ」
シャル「いいから見せて!」
 ルカは渋々と右足のふくらはぎを見せた。
 包帯には血が滲んでいた。怪我をさせてしまったことに苦しくなった。
 シャル「あし…かして」
 ベッドに乗せられた足の包帯を取り、聖なる属性の水で包む。聖なる属性による治癒で傷は綺麗になくなった。
 ルカ「わ、すごい」
ルカ「…なんで泣くの?」
シャル「だ、ってまもれなかった」
ルカ「シャルのおかげでこれぐらいですんだし、勝てたんだよ」
 泣かないで、とシャルロットの涙を吹き瞼にキスをする。
 ルカ「ありがとうシャル、もう痛く無いよ」
シャル「うん、うんっ」
 頭を撫でられるのはもう慣れたのでシャルロットの方から擦り寄ってやったら、ルカが目を見開いて撫で回してきた。
 ルカ「決闘は終わったから、明日の学園戦闘の最後だけ」
シャル「うん、」
 
 
 
 
 
 
 ぐぅ〜〜
 シャル「……」
ルカ「ぶふっ、ほらおやつ」
 差し出されたふわふわとしたシフォンケーキを頬張った。
 
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10話 エンド 12⁄2
 無事に決闘勝ちました、少し分かりにくいところがあったらすみません。
次回の学園戦闘はほぼ飛ばしますすみません