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もうなんか尊いと驚きと不安で感情がごちゃごちゃしてるんですけど一言で表すと好きです。まずmfくんがjpさんに嫉妬するところが予想以上に尊くて死にそうでした。多分mfくんも他の二人も抜け出せないくらいjpさんの沼にハマってるんですよね。それを分かっててmfくんがばかだなぁって言うところはかっこよすぎたし切なすぎました。jpさん人を沼らせるの上手すぎません?
教室のドアが勢いよく空く。誰かと思い見てみるとjっpだった。
mf )jっp!自分で帰ってきたの?
jp )うん、1年の子来た?
mf )来たけど…その子がどうかした?
jp )いやー?なんか、チャラい子だったなって
mf )分かる、jっpああいうタイプ苦手でしょ
jp )ああいうタイプはね?でもあの子は別かな
“あの子は別”という言葉に惑わさせる俺も相当馬鹿なんだろうな。多分、内心はあんな子じゃない、もっといい子だって伝えたいんだと思う。でもjっpはいつも遠回しだから。
mf )…仲良くなったの?
jp )んー、わかんない。まあでも関わりやすそーかな
mf )…そ、っか
何故だろう。心が痛い。jっpから初めて聞いた言葉。”関わりやすそう”さっきからjっpの言葉1つ1つが胸に刺さり、心臓に到着しそうなくらい。
mf )…馬鹿だなぁ、
気づいた頃にはもう遅い。嫉妬してるんだ。今までjっpのこと知ったつもりでいて、苦手なタイプに共感して、金魚のフンみたいにjっpについて行って、時には正義感でjっpを保健室から戻す。それ全部、俺がjっpといたいからだ。
jp )だれが?
mf )みんな、笑
jp )それって俺も含まれる?
mf )…ちょっと
jp )ひどい!
きっと、いや絶対、jっpは俺の言った一言に気づいていない。みんな、とは保健室の先生もあの後輩の子も、俺も含めて言ったつもりだ。
jp )そいえば、来週あれだね、なんだっけ
mf )交流会?
jp )それだ
mf )jっp誰と同じ班になるつもり?
jp )特にないけどmfくんと一緒がいい
mf )……
jp )あ、照れてる笑
mf )照れてない!
本当にずるい。わざとだ。全部彼のわざとだ。それがわかった上で、彼の行動は本当にずるいと思う。
jp )ツンデレだな〜
mf )最近はマシな方
jp )確かに笑
ya )で、なんでここにいるの?
jp )鍵空いてたから入った
ya )いや俺これから出張だから閉めるよ?
jp )えーー、まじ
ya )おおまじ
jp )どこに出張なの
ya )海外
jp )嘘つき
ya )研修だよ、他の高校に
jp )ふーん、
ya )寂しいの?笑
jp )…ちょっと
ya )え
jp )悪いか
ya )お前可愛いとこあるんだな笑
jp )もう出張行っていいよばいばい
ya )ごめんって笑笑
jp )せんせーのばか
ya )休憩時間とかにせめてきてくれ
jp )それだとあんま話せないじゃん
ya )なに、話したいの?
jp )うん、せんせいと話すの好き
ya )ありがと、笑
ya )でもお前にはmfくんもいるだろ?
jp )せんせいとmfくんはまた別だよ
ya )何が違うんだよ
jp )んー、わかんない
ya )じゃあなおさらmfくんでいいじゃん
jp )そういうことじゃない…
jp )誰も誰の代わりにはなれないもん
ya )確かにな?
jp )だから出張いっちゃだめ
ya )それは無理なお願いだな〜、
jp )…ここしめるの?
ya )開けてたらjpみたいなやつがはいるだろ?
jp )俺しか入らないし
ya )だめ
jp )…けち
ya )けちじゃない笑
俺が出張に行くと言ってからさっきから拗ねた顔しかしてないjp。可愛いけれども誰にでもこういうことをやっているのではないかと思うと胸が苦しくなる。
ya )はー、仕方ない
ya )今日だけな
jp )まじ、神じゃん
ya )漁るなよ?
jp )しないし
ya )さすがに信じてる
jp )うん、任せて
jp )俺が代理でここの先生になる
ya )jpには無理かな
jp )無理って決め付けちゃだめだよ
ya )ごめんて笑
出張から帰ってきた頃にはみんなは下校していた。もちろんjpも。
この時俺は疑いもしなかった。棚のところの薬がいくつか無くなっていることに。
短くてすみません
これでもテスト週間中なんです笑