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私は泣く奴が嫌い。無駄に時間を使って泣いて、
それに勢いに任せて弱々しく言葉を発する。
私が泣かなくなったのはいつからだろうか、
まぁ、そんなこと関係ないが…
”コンコンコン”
来たのだろうか
英「どうぞ、貴方が此処に来るのはいつぶりでしょうか?
”アメリカ”」
米「…知ったことじゃない」
英「そうですか、何故来たんですか?」
米「親父…少し、泣いても良いか」
泣く奴は嫌い、だが無駄な時間と言っても今私がやるべきことは別にない。
時間は今使っても良いだろう。
英「…はい」
そう答えるとアメリカは私の腕の中に包まれていく。
冷たいような、暖かいような体温だった。
英「何かあったんですか?」
米「何もない…けど」
言葉が続かない。どうせ寂しかったんだろ?
そうだろう。
米「…俺に家族っているのかな」
英「カナダは家族でしょう?」
米「いや…親父についてだよ…」
英「私ですか?」
聞いてびっくりも何も感情は思い浮かばなかった。
英「私は別に家族でも、何でもない」
米「それならッ…それなら何なんだよ!」
英「…強いて言うなら私は貴方と同じです」
少し考える素振りを見せた後私はそう言った。
私は本当に酷い親だ。まぁ…知ったことないが。
無駄に自分が悪い、自分が酷いと考える隙など
無いから。私に何があると言われても知りませんよ。
数分後…
米「…せんきゅ、落ち着いた」
英「あの、聞きたいことがあるんですが」
米「何だ?」
英「そのサングラスは何ですか?」
米「あー…ただのお洒落だよ!気にすんな!」
嘘だ、私はアメリカの何でも無いが知っている。
アメリカがサングラスをしていないと他の国と
対面出来ないことを。直視できないことを。
まぁ私は大丈夫らしいですけどね。
英「そうですか、もう良いですか?」
米「応…」
自分が酷い?悪い?知らない
そんなもの知らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリ線ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー此処までスライドお疲れ様です!
短いかもです…あと変なところで切ってすみません!
シリアス?的な感じの練習作品です
ばい琥珀!