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#莉犬くん
みく
27
#異世界転移
花月夜れん
2,421
あおにゃん
64
竜馬は焦って自分をどこかへ引っ張っていこうとしているルビーを見て言った
「あっあのっ! どこへ行くんですか? 」
「いい所(はぁと)」
「で・・・でもバーで待機していなきゃ! そ・・それが仕事なんです!」
「その仕事はもう終わりよ」
ルビーは竜馬を促してエレベータに乗せ、自分の胸をぐいぐい竜馬に押し付けた
「もしかして初めて? 私の可愛いキャンディちゃん 」
竜馬はさっきから鳥肌が収まらないし、ずっと嗅いでいるこの人のつけている香水に匂いで吐き気を催しているし、思考回路がショートしそうだと思った
ルビーがエレベーターの壁の間に竜馬を挟む、壁とルビーに挟まれて身動きがとれない・・・竜馬は大きく喘いだ、そのとき最上階のエレベーターのドアが開いた、二人を歓迎するかのように両開きのドアが開き、その奥にある豪華なスイートの部屋を見て竜馬は驚いて目を見張った
ケバケバしく飾り立てられた部屋は、このホテルで一番豪華な部屋だった、派手に刺繍をほどこした、重いグレーのカーテンをが二人が入ってきて自動で閉じる、ルビーが竜馬を捕まえたまま、ずんずんベッドルームへ連れて行く
「し・・仕事が・・・・・」
ルビーはムッとして言った
「あなたはクラブの会員に奉仕するためにここにいるんでしょ!私は部屋であなたに奉仕してもらいたい、それが仕事よ!さぁこれで心配は解消したかしら?」
ルビーは竜馬の腕を物凄い力でつかみ、ベッドにいざなった、ボスンッと竜馬は仰向きにベッドに倒された
「あ・・・あのっ!え~と・・・ そうだ!お話しませんか? す・・・好きな食べ物はなんですか?」
「あなた(はぁと)」
ルビーの瞳が貧欲さをむき出しにしている、今や彼女は竜馬に馬乗りになり、竜馬の蝶ネクタイを引きちぎった
「す・・・・好きなスポーツは?・・・ わぁ!! 」
「今からすること(はぁと)」
ルビーが竜馬のシャツのボタンを引きちぎり、シャツもズボンも素早くはぎ取られ、遂にはトランクスまではぎ取られた、今や竜馬はすっぽんぽんで、必死に股間を両手で隠した、もう泣きそうだ
頭の中で危険を知らせる警報音が鳴り響いている、気が付くと彼女は自分のドレスを脱いでいて、そしてその下は下着は付けておらず、まっ裸だった、なんて無駄がないのだろう、そして竜馬は生の女性の裸体を初めて目の当たりにした
「わぁ!」
「手間を取らせないで頂戴!可愛い人!ただでさえストレスを溜めたくないのよ、息抜きするための休暇なんですから、童貞ならどうぞリラックスして、私が全部してあげる」
目の前で大きな乳房に赤に近いピンク色の乳首が揺れる・・・竜馬は初めて生身の女性の裸を直視した
―リ・・・リラックス?無理だ!―
ルビーの手が竜馬のお尻を撫で回し、温かい唇が首筋を這いまわる・・・ぞわっと気持ち悪い、全身鳥肌が立つ、逃げたくても体が固まって動かない
「や・・・やめてくださ・・いいいい~(泣)」
その時、バタンッとスイートルームの両開きのドアが開いた、ハッと竜馬はそこに立っている男を見た
「ジャスティン!!」
ズカズカとジャスティンが大股で二人が (一方的に上に乗られているのだが) 絡まっているベッドにやってきた
「酷いよ・・・レディルビー・・・俺を置いて行くなんて、こんなヤツより、俺の方がよっぽどあなたを愛している」
「あらん(はぁと) 二人が相手してくれるのもいいわね」
ジャスティンがシャツを脱いでルビーにキスをする
―ええええ?????―
竜馬はもう何を見させられているのか、びっくり仰天だ
すかさずルビーが淫らな欲望を発揮し、ジャスティンの首に腕を回す
「あなたの虜になってしまうそうですよ、レディルビー」
「ああ・・・ジャスティン・・・ キスが上手なのね」
ジャスティンがルビーを押し倒し、くるりと竜馬に向き合った、ルビーはジャスティンにしがみ付くのに夢中で二人のやり取りを見えていない
―はやく逃げろ!!―
ジャスティンが口パクで竜馬に命令する!
―ジャスティン!助けに来てくれてんだ!ありがたい!―
竜馬はベッドから降りようとして、腰が抜けているのか、足に力が入らないことに気が付い、ドサッとベッドから転げ落ちたが 何とか立ち上がって、散らばっている自分のシャツやズボンを一生懸命胸に抱き集める
「あん!あたしのキャンディが逃げるわ!」
「いいじゃないですか あなたのキャンディはここにいますよ」
「あなたはキャンディと言うより豪華なメインディッシュだわ」
「先にメインディッシュを召し上がってください、後悔させませんよ」
「あらん♪」
竜馬は慌てて部屋の出口に向かう時に、チラリと二人を見たが、なんとアクロバットをしているように二人は絡み合っている竜馬は何とか足に力を入れて走った
シカゴの涼しい風が吹く真夜中・・・
大理石の像が立ち並ぶ広くて優雅なホテルの吹きさらしの廊下で・・・シカゴの月が黄金のように明るく差し込んでいる
そこにはシャツで股間を隠して全裸で廊下を全力疾走をしている竜馬を・・・・シカゴの月は明るく照らしていた
そして竜馬の手首にはルビーの5万ドルの時計が光っていることに、家に帰ってから気が付くのだった
コメント
1件
「第149話」読み終えたよ!もうね、最初から最後までハラハラしっぱなしだった。ルビーの迫力がすご過ぎて、竜馬くんのパニックっぷりがリアルで笑っちゃいそうになったけど必死だった。笑 あの場面で現れたジャスティン、まさかの助っ人だったんだね!口パクで「逃げろ」って指示するあたり、いいコンビ感が出てて好き。最後の裸で時計が光ってるシーン、めっちゃ印象的。設定の細かな遊び心が光ってて読んでて楽しかったよ!次話も待ってるね!