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ちーず
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雨は…嫌いだ……
小さい頃…両親に付けられた傷がある…
その、傷は…今もなお、雨になると痛くなる。
あのときの事を思い出すと…今も思う……
俺は、……
生きていていいのか?
ーーーー
母「いい加減にしなさい!!、何度同じミスをすれば気が済むのですか!!」
その日は…お母様の機嫌が特に悪かった……
6月の梅雨…気圧の変化で…頭痛を起こしてて…俺は、まともな判断が出来ていなかった、そのせいで、ミスを繰り返してしまった。
そんな、俺に…ついにお母様は我慢の限界がきたのだ。
いつもなら、酷くても鞭で殴るくらいだったのに…
その日は、耳右を捕まれ中に浮かされた
右耳で俺の全体重を支えることは出来なかった…
瑠「痛い!!、ごめんなさい…もうしません!だから、やめて!!、母さん!!」
ここまで…きたら……言わなくても分かるだろう…
耳が裂けてしまったのだ…だいぶ…酷いところまで……
そのせいで…ほとんど右見の聴力は無い。
ただ…意外となれるもので…今はもう、すっかり馴染んでしまった。
ーーーー
痛い……
雨が降ると痛くなる……
本当に梅雨は嫌いだ…
仁「瑠衣、体調でも悪いのか?」
瑠「え?…なんで?」
仁「気づいてないのか?死にかけの顔色だぞ」
瑠「うそ……」
杖「気圧の変化か?大丈夫か?」
瑠「大丈夫…なんでもない……」
俺は、無意識に右耳を触っていた。
耳はほんの少し、熱をもっていた。
ーーーー
仁視点
梅雨になり、嫌な気分になる、あのときのことを思い出すからだ。
ただ、今はそんなことよりも瑠衣の変化の方が気になる…
ここ最近、瑠衣の顔色がとことん悪い
右耳を気にしているようだった。
だから…無意識だったんだ…ただ、心配だったんだ…
その日も瑠衣の調子が悪そうだった。
耳を気にしていた。
仁「痛いのか?」
気になっただけだ…それ以外に意味も理由も無い
だから…そんな、顔するな……
恐怖にまみれた…いつもとは違う顔……
その顔が俺の頭から離れなくなる…
瑠「なんでも……ない…」
なにかを隠している…そんなの……視れば分かる。
お前も…分かってるだろ?
俺の目からは逃げられない…欺けないってことは。
なのに…それでも、隠そうとする瑠衣に
俺は、怒りを覚えた
なぜ、逃げようとする?
なぜ、なにも言わない?
そんなに、俺らは信用できないのか?
あぁ…腹が立つ……
俺の手はまっすぐ瑠衣の耳に手を伸ばしていた。
ーーーー
瑠衣視点
ほんの少しの沈黙の後、仁の目から怒りが
出ていた。
鈍感な俺でも分かる…なにか…俺は、間違えた。
分かったと同時に仁の手は俺の耳に近づいた。
それが…怖くて……また、引っ張られる……
分かってる…仁はそんなことしないって…
でも…でも、あのときのトラウマが頭のなかでぐるぐると回る
気がついた時には…俺は、仁の手を叩きはたいていた。
瑠「ご……ごめん…」
謝らないと…これ以上の辛いことは…したくない。
そんな、恐怖に怯える俺とは違い
仁は悲しみに満ちた目をしていた
さっきまでの怒りに満ちた目とは違い
幼く…俺とは違う恐怖の目をしていた。
仁「いや…俺の方こそ…悪かった」
珍しく仁が謝ってきた。
そんな…仁を見ると……このまま隠していて良いのか?
とも、思い始める。
でも…こわい……なんと思われるのか
気持ち悪がられるのではないか…
前とはきっと…違う…余計な感情を産み出してしまうのではないか……
前の関係には戻れなくなるのが…ただただ
怖くて…恐ろしい……でも、
俺のしょうもない理由で仁に罪悪感を植え付けてしまう…それが……一番嫌だった…
瑠「なぁ…仁、少し…俺の昔の事について…話しても良いか?」
自分の昔話をするのは…得意では無い……
でも…それでも……前にいい加減…進まないといけない
ずっと…立ち止まるのは……もう嫌だ
コメント
15件

もしリクエストを受け付けていたら仁が主人公の物語を作って欲しいです。

最高でした!続きも楽しみに待ってます!
泣けましたやぱりこの作品神です次回も楽しみにしてます