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それは、俺にとって心臓が止まるほど恐ろしい悪夢だった。
いつもなら自分に飛びついてくる激甘りもこんが、凍りつくような冷たい瞳で俺を見ていた。
「……ふうはやなんか、もう好きじゃない。
…別れよ。」
そう言うと、りもこんは俺が引き止める間もなく、どこかへ行ってしまった。あの時の、背中は北極よりも冷たくて、俺は二度と戻ってこないという絶望感を感じた。
目が覚めたとき、俺の額は冷や汗でびっしょりと濡れていた。
心臓がバクバクと暴れている。隣を見ると、りもこんはまだ気持ちよさそうに眠っていた。
「……はぁ、夢、か……」
俺は震える手で、りもこんの体を力一杯抱きしめた。ちゃんと、温もりのある俺のりもこんだ。
あまりの恐怖に、いてもたってもいられなくなった。りもこんが目を覚ますまで待てない。俺は、自分の中に残るこの言いようのない不安を消すために、眠っている彼に何度もキスをした。
「ん……? ふうはや……?」
俺が甘えていると、りもこんが眠たげに目を覚ました。
「……ふうはや、急にどうしたの? 朝からすごいね…?笑笑」
「……離さない。りもこん、絶対離さないから……、」
俺はさらに深く、りもこんの体温にすがりつく。普段なら恥ずかしくてできないような、子供みたいにワガママな抱きつき方で。
「……ヘンな夢、見ちゃって。」
「えっ、なにそれかわいい……笑笑」
俺の声が震えていることに気づいたのか、りもこんは少し驚いた顔をしたが、すぐに俺の背中に優しく手を回してくれた。
「どんな夢だったの?」
「……それは、ヒミツ…」
「えー、ケチ。」
りもこんはそう言って、俺の髪を優しく撫でた。
優しすぎるりもこんに、俺はもう泣きそうだった。夢の中のりもこんとは違う、今の温かい手の温度が、何よりも確かなものだと思えた。
「……りもこん、大好き。」
「はいはい、分かったよ。……ふうはやがこんなに素直で甘えん坊なんて、寝起きから心臓に悪いよ、笑笑」
口では呆れながらも、りもこんが俺の背中をポンポンと叩く手は、とても優しかった。
あんな悪夢は見たくない。でも、そのおかげで、今のこの幸せがどれだけ尊いものなのかを、俺は改めて噛み締めることができた。
「……今日は一日中、俺から離れないで。」
「えー、お腹空いたよー… ご飯食べようよ!」
「……やだ、離さない。」
不機嫌そうに頬を膨らませる俺。
そんな俺を見て、りもこんが観念したようにふっと笑った。
「しょうがないなぁ……じゃあ、今日だけ特別ね」
そう言って笑うりもこんの笑顔を見て、俺はようやく、夢の残骸を完全に振り払うことができたのだった。
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お久しぶりです!!🙇🏻♀️✨
投稿できなくてほんとにすみません……😭😭
これからもぼちぼち頑張ります👊🏻💘
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コメント
7件
最高すぎます😭✨🫵 癖に刺さります🙃 あとくっっそ久しぶり!!😭 泣けてくる…😭😭 私のことは覚えてるか知らんが…🫠
最高すぎますね🫠 furm彡は一生離れないで欲しいです🙄
めッちゃくちゃ最高です✨!!! あと、タメってまるだったりしますか?