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君の音色で世界を照らして

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君の音色で世界を照らして

3 - 君の音色で世界を照らして-2話-

♥

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2022年09月17日

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第2章【君の得意なこと】

朝学校へ行くといつものように佐藤さんは

寝ていた。

愛海:昨日の出来事が嘘みたいだね……

昨日のことは忘れていて欲しい…

そう思っていたけれど彼女は忘れていなかったようだ

日向:一ノ瀬くん!!怪我治った?

蒼真:怪我?怪我なんかしてないけど…

日向:怪我だからヴァイオリン弾けなかったんじゃないの?

蒼真:違うよ

日向:そうだったの!?まぁ怪我してなくてよかった!

愛海:佐藤さんはなんでそんなに蒼真のヴァイオリンを聞きたいの?

日向:私ね、ピアノが弾けるの!!コンクールで銀賞とったんだよ!!

俺の方を見て威張る彼女。

愛海:すごいね!!私、佐藤さんのピアノ聞いてみたい!

そんなこと言ったら俺も弾けってなるじゃん…

と思ったが、確かに佐藤さんの音色は聞いてみたい…

蒼真:俺も聞いてみたいな…

日向:いいよ!!音楽室行こ!!



[音楽室]

日向:それじゃあ弾くね!!

佐藤さんがピアノの椅子に座ると、彼女の雰囲気が変わった気がした。

日向:🎹.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬

愛海:え!?うまっ!!

愛海の声が耳に入らないのか弾き続ける彼女。

しかし愛海が言うように、綺麗な音色だ…。

全ての音が聞こえて、バランスもいい…。

しかしこの曲…どこか切ないイメージが…。

日向:どう!?!?

愛海:すごい!!凄かった!!

愛海は語彙力が無さすぎる。

蒼真:愛海と同じで語彙力が無くなるほど凄かった。

日向:ありがとう!!

愛海:ねぇ蒼真…蒼真もピアノ弾いてみてよ…

ヴァイオリンじゃないからまだマシか…

蒼真: ……いいよ

愛海:ありがとう!!!


あぁ…久しぶりに楽器に触れたな…

蒼真:🎹.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬

やっぱり楽器を弾くのは楽しいな…

愛海:やっぱり…上手だよ蒼真。弾いてる時笑顔だもん

蒼真:そっか…

日向:一ノ瀬くん私より上手!!習ってたの?

蒼真:いや…習ってない…ついでに教わっただけ

日向:誰に?

……To be continued

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おぉ、のべるもいいな!

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