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あきぷり
鬼灯
注意
atak要素あり
浮気パロ
akside
『俺の親友のぷり』
『初めまして、ぷりっつです』
自慢げな顔をするような俺の恋人の
隣に遠慮がちに頭を下げたその人は
とてつもなく綺麗な顔をしていた。
『ずっと仲良いやつだったから
あっきぃには紹介しておきたかった
んだよね。』
なんて照れくさそうに言う恋人の言葉に
うん、と少し頷いた。
その後も恋人の話は続いているみたいだが
そのほとんどが聞こえない。
お、れ、、、俺は、
綺麗なその人から目を話せなくなっていた
それが始まりだった。
俺は恋人の親友に落ちてしまったのだ。
akside
俺は浮気が嫌いだ。
何故かって昔あっとに浮気されたことが
あったから。
名前は、、たしかちぐ。なんて
言ってたかな。
だから俺にとって恋愛は
すごくセンシティブな問題。
浮気云々の話ではなく
まあ、それも少しはあるけど
俺は同性が好きだからね。
だからこんな、勝手な気持ちなんて
受け入れられるわけが無い。
いや、許されない。
だからそれを機にぷりっつさんには
会わないようにしていた。
だけどインスタも交換してしまって
『今度のお休み
買い物に付き合ってくれへん?』
なんて誘われてしまえば
行かざるを得なくて
あっとに報告して
ご飯に行くことになった。
かなり憂鬱なまま
食事にいったが思いのほか楽しくて。
こんな、気持ちはだめだって
分かってるけど楽しくて。
ぷりっつさんいや、ぷりちゃんと
遊ぶのはすごく楽しかった。
ぷりちゃんは親友への誕プレを
迷ってるみたいで、
あっとと付き合ってる俺に
相談してきた。
最後にお礼に今度食事にいかん?
と誘われて、その時はあまりにも
楽しすぎたから、二つ返事を
してしまった。
家に帰って
どんな買い物したのーなんて
あっとにきかれて。
あ、俺をあっさりとぷりちゃんの
所へと送り出したのは
理由がわかってたからだったのか。
誕プレって分かってたのか。
『内緒』だなんて言った時の
俺の顔は引きつってなかったかな。
純粋にぷりちゃんとの
時間を楽しんでしまったことに
後ろめたくなってしまって
次の食事のことは内緒にしておいた。
prak
akside
二人で行った食事では
べろんべろんに酔っ払って
気づいたら知らないベットに横たわってた
あぁ、、確定だ、、、
多分ヤってしまった。
腰も痛いし。
酔っていた。なんて言い訳はできないけど
その時の俺はまともな判断は
出来ていなくて、
ぷりちゃんに触られる箇所が
強く熱を持って
俺を躰を蝕むような、
そんな快感に溺れた。
なんてことをやったんだ、、
なんて思っても欲が勝ってしまい、
結局自分が1番嫌っている浮気を
だらだらとつづけてしまっている。
prak
akside
『今日休みだからあっきぃの家行っても
いい?』
なんていう恋人からの
LINEにひとつだけため息をついて。
隣に座っている
ぷりちゃんに、スマホを
覗き見される。
俺は
『ごめん、今おれ実家帰ってるから』
なんていう嘘をついて誤魔化す。
そんな嘘をつけば普段は
かっこいい恋人もしょぼーんとしたような
スタンプを送ってきて
罪悪感に蝕まわれる。
ひょいっと俺からスマホを
とったぷりちゃんは
にやにやしながら
『嘘つくのうまいやん』
とからかってきて。
罪悪感はどこかに吹っ飛んで行った。
ぷりちゃんは俺にスマホを戻し
ぼそっと
『俺にしとけばいいのに。』
なんて言った。
むりだよ、、
好きじゃないもん。
なんて言うと
悲しい振りをして
くちはにやにやしながら
『あっとより俺の方がすきやろ?』
なんて言われてしまえば
なにかを口に出すと
なにかが終わってしまうような気がして
口を閉じた。
その間にいつの間に
近寄ってきたぷりちゃんに
そっと口付けをされていた。
akside
あっとと付き合ったのは
大学のこと。
お互い同性がすきってしって、
付き合ってみた。
幸せの形ってこうなんだ。って
信じてたんだ、
でも浮気された。
これでもかってぐらい
謝られたから
水に流してあげた。
俺にはあっとしか居なかったから。
だから、あっとに恋をしているという
前提が覆ってしまったことに気づいて。
浮気という行為が辞められないのは
ぷりちゃんへの苦しすぎる思いがあるから
だったらあっとと別れればいい、
だなんて思うけれど、
お互いもう同級生なんかは
結婚してない人の方が珍しいような歳。
今別れるほど情がない訳では無い。
堂々巡りだけども
そうなんだ、
俺が恋をしたぷりちゃんが
俺の事を好きだと言ってくれている
なんとも幸福で甘いこの状況を
手放せないでいるのに
けれど心の底から俺のことを好きな
あっとのことを突き放せない自分がいる
prak
akside
『ご馳走様。』
ぷりちゃんに簡単な手料理を
作ってもらって、一息つく。
ちなみに口付けをされた後に
シャワー行かへん?
と言われて、危うく一緒に
入るとこだったが
恥ずかしくてそれは辞めてもらった。
なんて思考はおいておいて。
「なぁ?あとで映画みにいかん?」
『ネトフリとかで?いいよ』
「ま、その前に」
「ベット行こーや。」
これが俺たちの合図。
浮気の合図。
atak
akside
『ねぇ、今度同窓会あるんだけどさ』
『あっきぃも一緒に行かない?』
「え、同窓会?」
『恋人連れていきたいなーなんて。』
実はパーティーとかお祝いごととか
得意なように見えてあまり得意ではない。
いや訂正しよう。
恋人だからといって
見世物のように無茶振りをされたら
嫌だなと絶賛思っている。
「それって他にも恋人とか
連れてくる人いるの?」
『いるらしいからあっきぃは
心配しなくてもいいよ。』
『あと、ぷりもいるらしい。』
ただでさえ世間から
異色と思われてしまう
同性のカップル。
まあ、それも嫌なんだけど
いちばん嫌なのは
ぷりちゃんの前で恋人と
紹介されてしまうところ。
俺の心情的には
回避したい同窓会。
『頼むよあっきぃ、、、』
こんなに仕立てに出られちゃえば
断れないじゃん、、。
はぁ、、
「なんでそこまでして?」
『だって最近あっきぃ付き合い
悪いじゃん。』
「え?」
不貞腐れたような声だった。
先程とは打って変わって、
じっとりと俺を責めるような
目つきでこちらを見るあっとがいた。
『あっきぃが仕事忙しいのは
分かるんだけどさ、、。 』
『いつも疲れている感じだし、
だからえっちできてないし、』
「ごめん、、 」
『だからさ、あっきぃお酒強いから
寝ることもあんまりないじゃん?
飲み会終わりに
えっちできたらなーなんて』
だめ?なんてあざとく付け足すあっとの
言葉に何も言えなくなって、
なんとか笑顔をつくって
いいよと返事をする。
akside
「え、あっとの恋人めっちゃ
可愛いじゃーん!」
「さすがあっとだわ」
なんて声がわいわいぎゃーぎゃー
興味津々に取り囲まれて
好機の視線を浴びる。
あぁ、やっぱ来なきゃ良かったって
思うくらいには。
いつもはかっこいい恋人が
頬を緩ませてデレデレしている所をみて
この状況を止めてくれるわけが無い。
と諦める。
いやむしろ楽しんでいるかもしれない。
あぁ、帰りたい。
そんな時に
「え、ぷりちゃんまだ恋人いないの?」
ピンク髪の後ろでちょっと
結んでいる人からそんな声が発せられた。
宴会用の個室にひびくような
大きい声で。
だから一斉にみんながぷりちゃんの
方へ向く。
「えー?ぷりっつ結婚してないの?」
「指輪とかつけてないもんねー」
「え、どうしよ。私狙っちゃおっかな」
「あんたは彼氏いるでしょ!」
「えーぷりちゃんくらい
イケメンと付き合えるなら全然私
別れるーw」
本人そっちのけで
きゃいきゃいと盛り上がっている
女性たち。
その勢いはヒートアップして
段々とぷりちゃんの周りを囲んでいく。
そんなのを見せられてしまえば
一丁前に嫉妬してしまって
ため息をつく。
でも
『みんなには悪いけど
俺、好きな人いるんよ。』
この言葉で凄く嬉しく
なってしまった。
そんなぷりちゃんが落とした爆弾に
会場は一気にシーンとなる。
「え、だれ?どんな子?!」
『いや言わないわ。』
「なんでだよ!教えてくれてもいいだろ」
「え、もしかしてまぜ?」
『まぜってだれやったっけ』
「え、おれおれ!」
「忘れんなよw」
『お前いたっけ?』
「えーひどw」
ひどいだなんていいながら
楽しそうな笑みを浮かべている
白と黒色の髪の人。
多分うれしいんだろう。
だってぷりちゃんは
イケメンだし、、。
狙っている人が多いのも承知だ。
「んーじゃあ、どんな子だよ!」
「、、めっちゃ可愛ええ子。」
「うわー面食いだ面食い!w」
どんどん憶測が広げられていくが
そんなのはお構い無しに
俺はご飯を食べる。
そうしてふとパチリと
ぷりちゃんと目が合った。
見つめていたのがバレ たか。
と思ってあからさまに
目を逸らしてしまった。
今のは態度が悪かったかもしれないと
思い恐る恐るふたたびぷりちゃんの方へ
視線を向けるとまた目が合ってしまった。
心底愛しい、みたいな視線。
遠くにいるぷりちゃんと
2人きりの空間みたいだと
錯覚した。
あ、おれ今なら死んでも、、
「あっきぃ!」
不意に鋭い声が耳に入ってきた。
その声の方を見ると
鋭い目付きをした
恋人がいた。
『うわっ!びっくりした、、』
ドクドクと嫌な心臓の音が
俺の中でひびく。
「今なんかあった?」
『なんかって、』
「ぷりと目合わせてたでしょ。」
『あ、うん。なんか見られてたから
何かなって思って。』
流石にあやしいと
思われてしまったか。
あっとの表情は険しいままだ。
『あのさ、、』
「ん?」
『多分ぷりってあっきぃのこと
好きなんだよね。』
「え?」
『多分っていうか確実だと思うけど』
一瞬浮気がバレたのかとおもった。
しかし、あっとは
まだ核心には気づいて無いようだ。
「、、勘違いじゃない?」
『勘違いじゃない』
怒鳴るような声は響き渡った。
酔っぱらいが酒の肴にしようと
こっちに来る
「おーなんだ?痴話喧嘩か!」
1人の酔っぱらいが
そんなことを言ったせいで
まわりにも広がる。
「おいあっとー恋人のこと
嫉妬で困らせんなよー」
やらなんやら
様々な臆測が飛び交う。
「お前が連れてきたんだろー」
「にしてもほんと可愛いよな。 」
『あっきぃに手を出すな』
「おーおw怖い怖い」
よくある飲み会のノリに
なってきてしまった、、、。
多分、こっから悪ノリで
あ、やっぱりそうだ。
『っちょ!あっと?!』
『ここではしないから!』
「いいじゃんか。」
「減るもんでも無いんだし、」
『いやいやみんな見てるし』
「大丈夫。みんな明日には忘れてる」
『いやだっ、ちょ、、』
強引に腕を絡められて、唇が触れ合う。
すぐさま息を深くして、
繰り返される口付けに俺は
泣きそうだった。
舌を絡めるその間隔が、温度が、
気持ち悪い。
いつの間にか生理的な涙を流していた。
ぷりちゃんに見られたく、ない。
盛り上がる周囲と目の前にあるあっとの
顔でぷりちゃんがどんな反応を
しているかは見えないが、
ただ、ひたすらに苦痛の時間だった。
「ちょっとトイレいってくるな!」
akpr
akside
しばらくするとぷりちゃんが
席を立つのが見えた。
ちらりとあっとをみると
酔いつぶれているのか
すやすやと寝ていた。
あっとが気づかないよう
静かに立ち上がって、
俺もトイレへ向かう。
「くるとおもってたわ。」
トイレの扉をあけると
ぷりちゃんが待ち構えていた。
『ぷりちゃん、その』
「あっきぃ、おいで。」
優しく腕を絡められて、
個室に入れ込まれる。
鍵を閉めてどかりと
座ったぷりちゃんは
「キスしよや。消毒しよな」
と、言った。
一瞬迷ったが、
直ぐに顔を近づけるために
ぷりちゃんの上へ躰を乗せると
下腹部に硬いモノが当たる。
『酔ってても勃つんだ』
「いや?俺最初からあっきぃと
こういうことするつもりやったから
ソフドリしか飲んでないで。」
あ、まただ。
なんてぷりちゃんは
そんなに俺が愛しくてしょうがないみたいな顔をするの。
だから止められないんじゃん。
口付けを俺からする。
息を深くして僅かに口を開けると
直ぐに舌を絡めとられて
擦れる度にお互いの熱で
蕩けそうだ。
とろけてとろけて
何も考えさせないようにされて
あっとのことなんか忘れて、
されるがままに。
苦しいくらいのキスだけど
快感がちゃんとある。
「かわいいなぁ、あっきぃ」
「さっきのアイツとのキスは
苦しそうだったのに。」
嬉しそうな声色で言われて
いつもなら否定するのに
何も言えなくなる。
「かわええな。あっきぃ。」
優しく撫でる指先が
いじらしい。
愛しいのだ、大切なのだと
伝えてきて、もうどうしようもなかった。
「なぁ、あっきぃ」
「2人で抜け出さへん?」
『え、でも、、』
「バレるやろうな。アイツには」
「でももういいやろ?」
「俺がいれば十分やろ、?」
甘い誘惑だった。
このままついて行けば自由になれる。
「選んでや。あっとか俺が。」
罪は消えない。
浮気したという事実は消えないだろうし
今後も俺は恋人を傷つけてしまった事を
後悔する。
けど、それでも
「なぁ、俺と一緒の地獄とか
楽しそうやない?」
『、、たしかに楽しそう』
へらりと笑うとぷりちゃんは
満足そうに笑う。
まるでこれが当然だったかのように。
一緒に地獄へいってくれる。
その言葉がなんだかむず痒くて
嬉しくて、自然と笑みが零れていた。
好き、大好き、ぷりちゃんが、好き
許されない行為だけど、
俺はもうこの人から離れることは
できない。
「好き、ぷりちゃん。」
それが俺の答えだった。
prside
もうすぐ夜が明けようとしている。
隣にもぞもぞとしている愛しい恋人を見る
途端、急に電話がなる。
かと思えばすぐに止まる。
あっとの名前が表示されてたから
すっかり酔いの覚めたあいつが
あっきぃのことを探して
電話をかけているんやろうな。
あっきぃと俺が浮気するようになってから
つけたホームロックを解除すると
おびただしいほどの
着信数とメッセージ。
思わず笑ってしまって、その声に
反応したあっきぃが、
体をもぞもぞとする。
寝てていいよ。
と声をかけて、
ベランダへ出て電話をかける、
atpr
prside
「もしもし」
『ぷり、、?』
スマホの向こう側にいる人は
思わぬ人が出たことによって
困惑しているような声色だった。
てっきりあれだけ牽制していた
俺とあっきぃが消えたから
もう気づいていると思ってたのにな。
否、今多分気づいたはずだ。
このさいあくの状況に。
「ごめんな、スマホの電源切ってた
みたいなんよ」
『、、、』
「つけた時にびっくりしたわw
着信多すぎやろ」
『、、あっきぃは?』
「寝てるよ。」
『どこで』
「、俺の家」
『っ、、なんでっ!』
「説明した方がいい?」
自分のことを親友と語ったあっとが
切羽詰まった声で話しているというのに
俺はなんも感じていなかった。
感じているとしたらただの
優越感。
「あっきぃと俺が何をしたのか
説明すればいい?」
『っ、、ぷりっ、!』
「今更気づいても遅いで?
もうちょい早ければあっきぃのことを
罪悪感で縛り付けられたかもしれんのに」
ぎゃあぎゃあと怒り狂っている
元親友にむけて
さらに追い討ちをかける。
「かわいいなぁ、あっきぃって。
あっとのってわかってたけど
欲しくなってん。
あっきぃガード硬そうやから
無理かな思っとったけど、
昨日好きって言って貰えたんよなぁー」
繊細なあっきぃがいつか限界を迎えた時
この関係を切るだろうと思っていたから
丁寧に丁寧に接した。
それが功を奏した。
「最初の方はな?
俺も罪悪感はあったんよ。」
「でもなんだろ、なんか今は
男同士だから結婚とかなくて
ラッキーとかおもっとるわ」
からからと笑うと
電話から音割れしそうなくらいの
怒号が聞こえてくる。
「俺があっきぃの事好きたって
分かってたんやろ?
それで牽制のためにあっきぃ連れてきて
キスなんてしたんやろ?
でもあっきぃ俺のこと好きやから
キスされるの嫌やったっぽくて
泣いてたよ。
可哀想に。」
皮肉を込めた言葉だったが
彼はもう聞けそうにもないくらい
怒り狂っていた。
埒が明かないので、
さっさと電話を切った。
prside
あっきぃのスマホから
あっとの連絡先や写真
などを全て消去していく。
心が痛まない訳では無い。
ただあっとにたいして
そこまでの情がなかっただけ。
ただそれだけ。
一つだけ言うのならば
俺はべつに親友なんて
おもってなかったけど。
一目見た時から、欲しいと
本能が騒いだ。
もともと恋愛にあまり興味はなかった
が、初めて手に入れたいと
思ってしまった。
そんなあっきぃを奪うことに
迷いなんてなかったし、
むしろ、浮気というスリルを
楽しんですらいた。
けれどもあっとが俺があっきぃに
対して抱く好意を見抜いた時点で
これ以上”浮気”という 関係を
続かせておく必要は無い。
だから今回強引にあっきぃを
奪っていったけど
結果的に手に入れたからオーライだ。
堰を切ったように
好きだといいながら俺の下で
喘ぐあっきぃはとても
きれいで、かわいくて、
たまらなかった。
prside
昨日の様子を思い出し、
笑みを浮かべながら
すやすやと眠るあっきぃの頬に
口付けをする。
軽いリップ音に反応したのか
薄らと目を開けたあっきぃは
しょぼしょぼとした目で
俺をみて
ふにゃりと笑った。
「おはよ、あっきぃ」
『おはよぉ、、ぷりちゃん』
「ごめんね、あっとのこと
怒らせちゃった。」
『んぇ、?』
また罪悪感で、いっぱいに
なってしまうのだろうか。
またあいつの元に戻すのは避けたい。
今のうちにその可能性を
潰させる必要があると考えて
あっきぃの様子を見た。
けれども予想に反して、
あっきぃは笑って、
俺に腕を絡めてきた。
『なんでもいいよ。もう』
『ぷりちゃんといれるならそれでいい』
俺に寄り添ってぐりぐりと頭を
おしつけてくる。
『ねぇ、ぷりちゃん俺好きだよ。』
「あ、ぁ俺もあっきぃのことすきやで。」
予想を超えたあっきぃの反応で
俺の脳はパニックを起こしている。
こんな反応をするとは思っていなかった。
『ねぇ、ぷりちゃん、』
『もう1回シたい、、』
甘えるような声で
擦り寄ってきたあっきぃは
官能的で、扇情的で、
理性が吹き飛んでいく。
「ごめんあっきぃ、俺」
「手加減できないかも。」
そう言って、あっきぃの
可愛い唇を貪り食えば、
あっきぃはふたたび愛しそうに
笑った。
最後に、あいつに送る花言葉は
何がいいかな。
紫陽花をおくろうかな。
𝑒𝑛𝑑
紫陽花意味⋯浮気、貴方は冷たいなど
コメント
8件
まじで何回読んでも好きです…! 1000行ったらって 1話のほうでしょーか? またぷりあき書いてくれるかは 分かりませんが 期待を込めて ♡1000押させてもらいます、っ! 毎日日記読んでて 主さんの状況は少し知ってるので 全然、無理にとは言いません! 長文失礼しました!!
初コメ失礼します! 最高です!浮気パロハマりそう
な ん か 、こ う ゆ う の ど う し よ う も な く 好 き .. ! ブ ク マ 失 礼 し ま す (*ˊ˘ˋ*)