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md中心の物語
能力的なものあります
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こんな俺だけど、こんな人生だけど、
どうか、懺悔がしたい
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ru視点
ふはぁ…。ねむいな
現在午前6時で、寝起きの悪いみんなはまだ寝てる
こんな時間に起きたからといって、別にすることもないんだけど…
少し前の戦争での書類でも進めようかな?
被害が出た建物の数も人も、全然調査が進んでないし…
コンコン
「…俺ダヨ」
「みどりくんか!どうぞ」
控えめで特徴的な高い声はすぐにわかる
部屋に入ってもらい要件を伝えてもらおうと思った瞬間、
背中に鋭い痛みが走る
「…ガハッ…」
口から何かが吐き出される感覚に思わず手で口を覆う
吐き出したあと見たのは、真っ赤に染まる手のひらだった
コンちゃんから医学を少し習っていたからわかるけど、刺されたんだと思う
多分、胃の損傷
それにしても胃から血が逆流するのは早いから、毒でも塗られてたのかもな
意識は遠のいているのに、頭は冷静になっている
視界が霞む中、最後にみたのはみどりくんの歪んだ顔だった
目を瞑り意識を自ら飛ばそうとする
倒れる俺の頬に感じた、上から落ちてきた液体は、彼の涙だったのか、汗だったのか
いまはもう、わからなかった
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ky視点
ピピピピッ ピピピピッ
頭の頭上あたりで響くアラームに起こされる
現在午前7時頃
相変わらず静かな軍の中に、微かなピリピリとした緊張が頬を掠める
「ん、なんや…?」
一瞬の緊張に体が強ばるが、緊張は数秒もしない内に解けていった
意味がわからんけど、とりまレウでも起こしてご飯食べに行こかな
ふわぁぁ
欠伸を噛み殺して腕を伸ばす
少し頭が起きたような気がする
着替えて、歯磨きをして扉を開ける
扉を開けた瞬間人が走り去ったような空気の流れを感じ、髪の毛が靡く
…視界の端に緑色の服が見えたのなんて気にもとめなかった
「レウ?起きてるかー?」
こんな時間になっても起きていないなんてレウにしては珍しい
不用心にも扉が開いていたので開けてみると、血溜まりの中心にレウが丸まっているのがみえた
「…レウ!?!?」
『コンちゃん。いますぐ手術の用意。何者かによってレウが刺されてる』
『…は??………了解』
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動揺なんて、みんな隠しきれてない
第一発見者だった俺、手術をしていたコンちゃんには汗が滲んでいるし、
らっだぁやどりみーはいつもに比べ青白い顔をしていた
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彼らの物語は、どう進んでいくのか
これは、彼にとっての懺悔文
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