愛を叫べ

高校２年の頃

隼也と友美は恋人同士だった

隼也：友美〜

友美：あ、隼也！

隼也：帰ろう〜

友美：うん！

２人仲良く手を繋いで歩き出す

元々大の音楽好きだった２人は、一緒に音楽の話をしているうちでお互いに惹かれ合い、隼也の告白を機に交際をスタートさせた

将太：アイツら今日も仲良しだな〜

友理奈：本当だね〜

茉麻：あの２人素敵だよね〜

梨奈：ずっと幸せでいて欲しいね〜

このように、将太たちも２人の交際を大いに喜んでいた

友美：ねぇ、今日どうする？

隼也：そうだな〜…

隼也：TSUTAYAにでも行かない？

友美：良いね〜！行こっ！

隼也：おう！

こんな感じで仲良く過ごしていた隼也と友美

だが、ある日

隼也：…

？？：おい

隼也：ん？

振り向くと、違うクラスの星田将明がいた

隼也：誰？

将明：Ａ組の星田将明だ

隼也：はぁ…

将明：お前さ、友美ちゃんとどういう関係？

隼也：どういう関係って…恋人だけど

将明：恋人ね〜…

隼也：何？

将明：別れてくんない？

隼也：はぁ？急に何言い出すんだよ

将明：だって俺、友美ちゃんの事好きだし

将明：お前が別れてって言ったら友美ちゃんは俺のものになるんだからさ

隼也：バカなの？

将明：何が？

隼也：何がじゃねぇよ。付き合ってる物同士に手出すとか意味不明だろ

将明：関係ねぇわ

将明：良いから別れてこいよ

隼也：無理だよ

将明：別れろって！

隼也：無理っつってんだろ！

すると、２人の元に友美がやって来る

友美：隼也？何してるの？