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今回はわなかぶです
最近暑くなってきましたね
暑いのが嫌いな自分は絶望しています
それではどうぞ
「兄貴、終わりました」
「そうか」
粛清を終え、刀をしまっている和中の兄貴に伝えた
気温が高いためか汗がでていた
顔を手で拭ったが次々とでてくる
(うっとおしい…)
(後でタオルで拭こう)
そう思い、手で拭うのをやめ、組に帰る準備をした
ふと、兄貴の方を見ると汗をかいていなかった
考えてみたら汗をかいた姿なんて見たことなかった
少し気になり、兄貴に聞いてみた
「兄貴は汗をあまりかきませんね」
「そうだな。人並みにはあまりかかんな」
「だが、少しはかくぞ」
「そうなんですね。俺は人並みに汗をかくので…」
「確かにそうだな」
兄貴は俺の顔を手で触ってきた
俺は少し驚いた
なぞるように触ってき、少し声が漏れた
「ん…あ、兄貴…?」
顔を見るとなぜか少し笑っていた
「色っぽいな」
「へ?」
そう言われて俺は一瞬思考が停止した
「そ、それは、どういう意味で…」
「?そのままの意味だが」
兄貴はすぐ真顔になり、離れた
「……心臓に悪いんでやめてください…」
「それは悪かったな」
さっきより汗がでてきたし、
暑くもなってしまった