優「由衣!この前のカフェに来て!」
スマホの画面に映る文字
急だね~
〈どうしたの?〉
優「雑誌の撮影みたいでSnowMan来てる!さっき、通りかかったんだけど、辰哉くんに呼ばれた気がして振り向いたら、手を振ってたの」
なんだと!SnowManがきてるだと!
これは、いかないといけないですよね!
いくしかないですよね!
私はダッシュで着替えて、軽くメイクをして、家を出た
「はぁはぁはぁ…走りすぎた」
優「こっちこっち~」
優里に腕を掴まれ連れていかれる
そこにはこの情報をどこで得たのか知らないが、もう大勢のファンがいた
すごい、人の多さ
さすがに、見えないって
私は背伸びをしたり、ジャンプをしてみたり
「だぁぁぁ、はぁはぁ、やっぱ見えない」
優「さっきまで、こんな人いなかったのに」
「それほど、人気なんだろうね」
ちょっと残念だったけど、
彼らの人気ぶりを見れて嬉しかった
撮影の休憩でSnowManのメンバーがバラバラに行動を始めると、ファンたちは推しの元へ一緒に動く
私と優里はその波に流される
「ちょっ、優里!」
優里と離れそうになったとき、誰かに腕を引かれて、人がいない方へと引っ張られる
「うわっ!」
ふと、顔をあげると
マスク、帽子、眼鏡、完全に怪しい人
でも、安心して隣にいれる
照「どうしてここに?」
「照くん!」
照「ちょっ、声大きい。」
「あ、ごめん。あ、優里から連絡が来て…って、優里は⁉」
私がまた、さっきの場所へ戻ろうとすると、
照「大丈夫」
私の腕を掴む
あっちには、ふっかが行ったからって
よかった。
照「で、なんでいんの?」
ちょっと、冷たいような声で聞いてくる
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