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ロシイギ
「おはよ…」
「ッ…ロシアさんっ…おはようございますっ!」
ちょっと眠そうなロシアがイギリスに話しかけるそして健気にイギリスが答える向日葵のようにニコッと笑いながら
「今日も元気だな」
「えっ?そうですかっ!?
ロシアさんに会えたからかもしれないですね!」
「……そう,なのか(///)」
「?どうしました?」
ロシアが照れていることなど全く気付いていない
「いや…」
【4時間目】
「キーンコーンカーンコーン…」
「ぁ…まぁ続きは月曜日ですね
号令お願いしますー」
「起立!これで4時間目を終わります」
「ありがとうございました」
「解散っ!」
ロシアは迷う,ということなんか辞書に書いていないという足取り(どんな足取りやねん)でイギリスの席に向かう
その時イギリスはまだノートを丁寧に,丁寧に書いていた,ロシアにはここまで綺麗に書く必要はあるのか…と思っていた
「ロシアさん!すいません!気づかなくて…」
「いや,大丈夫だ」
「…ちょっと待ってくださいね」
「食堂行くか?」
「ぁ…えっと…い,今お腹空いてなくて…」
ここまでバレやすい嘘は中々見ないほど言い訳が下手だった
でも,ロシアは茶化したりはしようとはしなかったらしい
「…そうか」
とだけ言って食堂に行こうとしてた
「ぐうううううぅぅぅぅぅ」
まるで待ってというようにお腹の音が大きくなる
「……」
「そ,その…あれです!あれ…あれ…です」
もう言い訳のしようがないのにまだ言い訳しようとしているイギリスは強がっているのだろう(?)
「…そうか,なら俺だけで行ってくる」
そう言って迷わず歩いていった
そのあとの空間はまるでロシアなんかいなかったようになっていたがイギリスの心ではついさっきまでロシアがいたのだ
恋国が迷いもせず行くなんて…と怒りも,呆れもせずただただ寂しかった
連れてってくれるだけでよかったのに…そう思ったが足手まといになるだけ,と直ぐにその案は消えていった
【数分後】
イギリスの体内時計では通常の2倍ほど経っていたのだがイギリスには知る由もなくただ遅いと思うだけだった
ガラッとイギリスが待ち望んでいた音が教室に広がる
やけに大きく聞こえる足音,周りの音が小さいように感じてまで来る
ロシアが無造作になにか…袋に包まれている…マフィン,を置いた
「えっと…これは?」
ロシアの意図が分からず思わず聞く
「お前のだ」
決して名前を呼ぶことなく空気に馴染んでいく言葉(?),それに理解が遅れたイギリスは意味がわからなかった
「ぇ…でも…」
そう言ったと同時…いや,少し遅れただろうか,そんな時にスっと…ロシアがイギリスに近づいて囁いた
「素直になれない恋国へのプレゼントだな…イギリス」
「…///」
さすがに恋国に耳に囁かれて耐えられる国など流石に居なかった…
でもここの周りにはあまぁ〜い空気が絶対に流れていた(?)
HAHAHA…ロシイギです
(語り)
ツンデレをこじらせるイギリス,そしてその時は流すロシア,でイギリスは嬉しくなるが,その後に囁かれたりと結構尊…強めなことをしてくる…
へへへ…
でも!たまにイギリスの無意識なつよつよ言葉に結構やられてたりする(心の中ー)
ありがとうございました!
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#都道府県ヒューマンズ
しおもも
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コメント
6件
ロシイギ…!良いですね…!なんかツンデレがまず良いんですよ!(??)ああ…マジでええですわ〜!あと一週間休止了解です!
古書研究してると、どうしても「世界の仕組み」を考えちゃうタチなんですが…このお話、学校っていう日常の舞台に、ロシアとイギリスの絶妙な距離感がすごくよく描かれてるなって思いました。お腹の音で嘘がバレるイギリスの不器用さと、それを見透かした上でマフィンを差し出すロシアの行動、それで終わらず耳元で囁くところまで含めて、二人の関係性が一話でしっかり伝わってきました。ツンデレとクールの組み合わせ、いいですね。続きが気になります!