友達んちで遊んでいた。
母が迎えにきた。
母は仕事のため、俺は元自分の家にいる。
そして、俺は涙を流している。
赤:久しぶりに漫画よめる。
赤:全部持って帰りてえ。
最初はそんなことを思っていた。
でも、ピアノを見てしまった。
俺は3歳の頃からピアノを習っていた。
ピアノが大好きだった俺は毎週毎週ピアノに通った。
先生ともたくさんお話しした。
でも、今ピアノをやめる寸前まできていた。
一度辞めると先生に連絡した。
すると先生からきた返事に俺は涙を流した。
やめたくない。
気づけばそう思っていた。
やめないと先生に連絡をした。
そしたら、暖かく迎えてくれた。
嗚呼、そうだった。
先生はそんな人だった。
いつも俺に優しかった。
大好きなんだ、俺。
今はずっと休んでいて、夏休みから始める予定だ。
月に2回ぐらいかな。
今から楽しみにしている。
でも、今は電子ピアノで練習をしている。
だから、ピアノを見た瞬間思ってしまった。
ごめんねって、弾けなくてごめん。って。
悔しかった。ピアノが大好きだから。
小さい頃からの宝物だから。
俺はピアノの前で泣きじゃくった。
赤:ごめん。ごめん。俺、弾きたいよぉ。ポロポロ
ピアノはそれを受け止めてくれているようだった。
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