今日はないくんについてお話ししようかな。
2年前….
あぁ、入学式だるかったぁ。
うるせークラス。
モブ:もしかしてりうらくん?
赤:あ、うん!そうだよニコ!
モブ:一緒のクラスだね!よろしく!
赤:うん!よろしくニコ!
こういうのが一番めんどいよなぁ。
マジやめたい。
あ、アイツ知ってる。
モブると仲良かったよなぁ。
モブるはいつも一緒に帰ってる友達。
コイツもコイツでまぁまぁな性格をしている。
そこから少しだけないこの存在が気になり始めた。
数日後…
結局ないこってやつ学級委員になってるし。
そう言うタイプなんかなぁ。
モブる:りうらぁー、かえろー。
赤:うん!今行く!
トコトコ
赤:ーーーー〜笑
モブる:ーーー〜〜!?
赤:でさぁ、
モブる:あ、ないこくんだ。
赤:え?
桃:お、モブるじゃん。あと、りうらか。
赤:うん笑!やっほー!
モブる:ついていっちゃうか!
赤:うん!いいよ!
このときが初めて一緒に帰った日。
この日から一緒に帰る日がふえた。
それと同時にないくんが女の子と喋ってるのを見てモヤモヤするようになった。
そこで俺はある女がないくんを好きなのがわかった。わかったって言うか感じた。
だから俺は言ってしまった。
体育の際…
桃:りうらぁ。水筒持ってぇ。
赤:え〜。ないくんのことが好きな人に持って貰えばいいじゃん。
桃:そんなやついねーよ。
赤:安心して。地球上に一人はいるから。りうらにはわかる。先行くね。
この言葉を発したとき、すんごくモヤモヤした。
だからわかってしまった。ことモヤモヤの正体が。
赤:俺、ないくんのことすきなんだぁ///(小声)
そこからアプローチし続けた。
ないくんのお姉様にもお会いした。
姉:ないこはねぇ、りうらくんのこと好きだよ!家でいっつも言ってるもん。
赤:ほんとですか⁉︎信じられない…。
姉:まぁ、頑張ってみなって!
そこから一年が経ち、クラスも別れてしまった。
でも、一緒に帰るのはいっつもないくんだった。
これは変わらなかった。
ある帰り道…
俺はないくんを含めた4人くらいで帰っていた。
俺、ないくん、モブのすけ、モブね。
そこで好きな人の話になった。
モす:りうらとモブね好きな人誰なん?
赤:いたとしてもお前らには言わねーよ。
俺はモブねの好きな人だけ知っていた。
それはモブのすけだった。
いいきにーな。これ。
桃:じゃあ、当てるわ!
赤:いいよ。絶対当たんないけどね。
桃:何組?
赤:2人とも一組。
俺以外、全員一組で、俺だけ2組だった。
ついにないくんの家の前まできてしまった。
誰も帰る雰囲気をださない。
本当に当たるつもりなのか。
桃:名前は何文字?
赤:それ言ったら分かっちゃうじゃん。
桃:えー。教えてよ。
もう、ここでバレてもいいと思ってしまった。
赤:しょうがないなぁ。
赤:りうらは名字4、名前3。
モね:私は名字3、名前5。
桃:わかんねー。
モす:ちょっと誰がいるか整理しようぜ。
赤:ちょっとりうら達は話し合ってくる。
赤:どうする?
モね:私、告っちゃおうかな。
モね:当たって砕けるよ。
赤:そっか。じゃあ、りうらも場合によっては告ろうかな。
赤:ただいま。わかった?
モす:わかった。りうらがないこで
桃:モねがモブのすけ。
うわ。バレたんじゃn
モね:モブのすけ。好きでした。
あ、言った。でも、過去形じゃん。
モね:でも、友達のまんまでいいと思ってる。
モす:俺もそう思う。
やばいやばい!つぎ、俺の番じゃね。
赤:じゃあ、帰ろっか。
桃:バカか。帰さねーよ。
モす:ないこでしょ。好きな人。
赤:正解ですぅぅぅぅ///。
モす:やっぱり!
桃:でも、それじゃ分かんないなぁ。モねもちゃんと言ったんだから。りうらも言わないと。
なんなんコイツ。ももいいや。
あーあ。言っちゃった。
もういやd
桃:いいよ。
赤:へ?
桃:だからいいよ。
マジ?やっばぁぁ!
これで、俺たちはカップルになった。
でも、この4人で話し合い、誰にも言ってはいけないと言うことになった。
でも、どうでもいいや。
ないくんと付き合えたし!
絶対別れてあげないんだから。
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