テラーノベル
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日帝「くっ…」
すぐに日本に持っとくように言われたスマホを取り出し、先輩に電話をかける………
いつまで経っても先輩が応答することはなかった。恐怖のせいなのかいつもより時間が長く感じられた。先輩が駄目ならほかの国に!と思い、必死に繋げようとする
日帝「誰か…繋がってくれ!」
フランス「無駄だよ。み〜んな処分したから」
日帝「フラ…ンス!」
フランスは俺の手首を乱暴に掴み、押し倒す
日帝「!………うっ」
フランス「ふふ、そんな顔しても離さないよ」
フランスの頬は赤く染まっており、その目に光はなかった
フランス「ごめんね痛かったよね?でも君が悪いんだよ僕から逃げるから」
日帝「この!」
フランス「コラ、暴れちゃだめでしょ?」
フランスの話し方は子供を相手しているかのような口調だったが明らかに様子は変でドス黒いオーラを纏っていた
日帝「なんでこんなことするんだ!目的は何だ!」
フランス「……目的か…そうだね〜。君のことが好きだからだよ」
日帝「好きならなんでこんなことするんだ!」
フランス「わかってないな…日帝君はさっきブリカスに言われた通り、すごくモテるの。
ほとんどの国が君を手に入れたいと思っている。そんなの耐えられないでしょ?」
日帝「言ってる意味が分からない。お前も英国もだ!」
フランス「無自覚だもんね分からないよね?大丈夫、これから僕が教えてあげるよ!君が周りからどんな目で見られているかね」
不敵な笑みをを浮かべるフランスはとても不気味で何を言っても話してはくれない
英国と同じで力がとても強く感じられた
日帝「っ…」
フランスが俺の服に手を入れ、腹を優しく撫でる
日帝「触るな!」
フランス「日帝くんの肌ってすべすべだね。」
フランスは俺の言うことに一切聞く耳を持たず、体を触ってくる。…気持ち悪い
???「日帝!」
どこからか声が聞こえる
気づけば俺は先輩に抱えられていた
ナチス「一体どういうつもりだフランス!日帝に何をする!」
フランス「あれ?君たち生きてたの?てっきり死んでるのかと思ったよ」
フィンランド「あれぐらいでくたばる程衰えていない」
タイ「でもびっくりしまシタネ」
イタ王「一体何が起こってるんね?」
フランス「君たちに教えてあげるほど親切じゃないんだ僕。」
フランスはまるで目の敵のように先輩達を睨みつける
フランス「流石に分が悪いから一旦引くよ。じゃあね日帝くん。次会うときは本気でやるからね」
そう言い残すとフランスはどこかに行ってしまった
日帝「追いかけなくていいんですか?」
ナチス「今追いかけるのは危険だ」
よく見ると皆あちらこちらに傷ができていた。一体何があったのだろうか?
フィンランド「とにかく無事で何よりだ」
イタ王「日帝〜!怖かったんね〜!」
日帝「抱きつくな」
タイ「安心しまシタヨ」
日帝「先輩達…何があったんですか?ボロボロじゃないですか」
ナチス「話せば長くなるんだが…」
数分前ちょうど日帝が帰ってすぐのことだ
ナチス「おい!イタ王サボるな!」
イタ王「サボってないんね!」
フィンランド「バリバリにサボってただろう」
タイ「まあまあ、喧嘩しないでクダサイよ」
いつも通り仕事をしていたんだが…珍しい奴が来てな…
ナチス「アメリカ?なんでここにいる?」
そうアメリカが珍しくこっちに来ていたんだ。最初はたまたまだと思っていたがすぐに違和感を覚えたんだ
アメリカは何も話さなかったんだ。
いつもなら煩いというほどに騒いでいる奴がひと言も言葉を発さないんだ…
イタ王「アメリカー!久しぶりなんね〜!」
イタ王がスキップをしながらアメリカに近づこうとした
ナチス「待てイタ王!」
呼び止めたがもう遅かった。
アメリカはイタ王に向かって銃口を向けていた
タイ「イタ王サン!」
部屋全体に銃声が響き当たる
フィンランド「…危っねえ」
間一髪でフィンランドが銃を打ち、銃口の向きを変えた
フィンランド「どういうつもりだアメリカ!冗談じゃ済まされねぇぞ!」
アメリカ「……」
アメリカは何も言わず、ゾンビのようにゆっくりと動き出す
イタ王「……アメリカ?」
アメリカ「……日帝(ボソッ」
ナチス「日帝?」
アメリカ「日帝を…返せ!」
アメリカはまた銃を構える
ナチス「話が通じないようだ」
フィンランド「とりあえず気絶させるか」
明らかに正常じゃないと判断したため俺はアメリカの後頭部めがけて銃で軽く叩こうとしたんだ
だがその作戦は失敗に及ぶ。
俺は誰かに思いっきり蹴られたんだ。一瞬何が起きたのかわからなかった
フィンランド「……ソ連!?」
俺を蹴ったのはソ連だった
ソ連「日帝…は?」
フィンランド「!こいつも日帝狙いか」
タイ「一体どうしたんですか!?落ち着いてクダサイ!」
イタ王「タイの言う通りなんね!」
ソ連もアメリカと同じで確実に正気ではなかった
ナチス「痛ってぇ」
フィンランド「ナチス、一回ここから離れたほうがいい。分が悪すぎる。それに日帝のことが心配だ」
ナチス「ああ、分かっている」
ナチス「その後俺たちはアメリカとソ連が揉めてる間に逃げてきたってわけだ」
日帝「…そんなことが…」
タイ「今のところ様子が変なのがアメリカサン、ソ連サン、イギリスサン、フランスサンの4国でスネ 」
ナチス「とにかく国連に言うべきだ」
フィンランド「ほかの国にも伝えないとマズイな」
イタ王「イタリア…大丈夫かな?」
ナチス「大丈夫だろう、ドイツもついてるしな」
日帝「日本…」
フィンランド「心配なのは分かるが日帝は今日は家に戻らないほうがいい」
タイ「そうデスネ」
日帝「分かっている、無事なことを祈ろう」
フィンランド「二手に分かれよう。俺とイタ王は国連に連絡。日帝、ナチス、タイは隠れつつ、ほかの国に避難を促してくれ」
ナチス「分かった、気をつけろよ」
イタ王「頑張るんね」
日帝「もし、何かあったら連絡してくれ」
フィンランド「ああ、また後でな」
コメント
2件
フランス×日帝ってやっぱいいな
読んだよ…第2話、一気に重くなったね。 フランス、あの優しい口調のまま日帝くんに迫るところがすごく不気味で、ぞわぞわしたよ。「好きだから」って言いながら押さえつけるの、ヤンデレの真髄って感じ…。 あと、アメリカとソ連まで操られてるっぽい展開、この先どうなるんだろう。 先輩たちがなんとか駆けつけてくれてホッとしたけど、まだ安心できないね。 続き、気になるよ…!
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北極バナナ (カンヒュ民)
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