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壱馬side
インターホンの音で目が覚める
だいぶマシになったが、まだ少し重い体を持ち上げ玄関に向かう
壱「まこと…?」
慎「壱馬さん!大丈夫ですか!?」
玄関の扉を開けると、息を切らして立っている慎が
壱「え、そんなに焦って、どうしたん?何かあった?」
慎「壱馬さん、熱ありますよね?電話ですぐに分かりました。色々買ってきたんで、とりあえず中入っていいですか?」
そう言う慎を家に入れる
何でバレた…?俺の弟すげぇ…
慎「大丈夫ですか?熱は何度?」
壱「あ、測ってない」
慎が体温計を取ってくれて測ってみると、37.8度。
慎「んー、下がったのかなあ」
壱「多分下がったで。朝よりだいぶ体軽い。慎の電話切ってから、今までずっと寝とったからな(笑)」
慎「それなら良かった!!」
不自然なくらいに、笑顔で喜ぶ慎
ふと時計を見ると、17:26を表示している
ん?待てよ…
壱「慎、お前もしかして、リハ…」
慎「バレちゃいました?でも、壱馬さんの所も僕がちゃんと覚えてきたんで!!元気になったらちゃんと教えるんで、今はしっかり休んでください!」
気づくとテーブルに並べられてる、ゼリーやら飲み物やら薬たち
俺の弟はどこまで出来るやつなんや…
壱「慎、本当にありがとう」
その後もしっかり寝て、次の日のリハは予定通り参加した!
休んだ分も慎に教えてもらって、すぐに追いつくことができた!
やっぱり慎は俺の自慢の弟やな!
おわり
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