さて、書きます。
むろきしむろです。
どっちかは本人もわかってません。
まぁ、別にいっかなって感じで書いてます。
🦀バリズムします。
伏字いるかなって思って。
重たい愛だと思います。
それでは。
どーぞ。
俺には、片思いしとる奴がおる。
岸本「室屋の兄貴~!」
室屋「ん、なんや。」
同じ組の室屋の兄貴。
会った頃から一目惚れで、狂おしいほど好きな兄貴分なんや。
室屋「戸狩の兄貴、この資料ですが…」
戸狩「あ~、これな。これはなぁ、~~~。」
岸本「(ほんまかっこええなぁ…)」
でも俺と兄貴は男同士や。
この恋は叶わへん。
そんなん分かりきってるんや。
そして俺らは極道、寿命まで絶対に生きれるって保証はない仕事や。
それでも、俺は室屋の兄貴を愛しとった。
岸本「室屋の兄貴!大好きです!」
室屋「なんや急に…」
喰ってしまいたいほどに好きやった。
絶対叶わへんけど。
それでも幸せやったんや。
だけど、兄貴は殺られた。
岸本「…は?」
頭が真っ白になった。
岸本「嘘や、こんなん嘘に決まっとる。」
俺は信じたなかった。
岸本「あ、兄貴…」ポロポロ
戸狩「岸本、これ室屋からや…」
兄貴の葬式をする前日、戸狩の兄貴から室屋の兄貴が俺宛に書いた手紙を渡してくれた。
『岸本へ』
『これを読んどるってことは、俺は多分殺られとるやろうな。ごめんな岸本、こんな弱い兄貴で。でも、俺は人生に悔いなんてあらへんぞ。安心しとけ。お前宛に書いとるんは理由がある。俺はお前が好きやった。まぁ今書いても意味あらへんけどな笑。俺はお前に依存しとるんかわからへんけど、お願いがある。狂っとるかもやけど…』
『俺が死んだら、お前、俺の死体喰ってくれ。』
『俺はお前に喰われて、お前の中でお前の血肉として生き続けたい。愛しとるやつの内側に入りたいんや。無理かもやけど、俺からのほんまに最期のお願いや。無理やったらええ。ただ、これが言いたかっただけや。元気でな。by室屋柊斗』
俺は意味がわからんかった。
そらそうや。愛しとる人が俺を愛してくれてて、その愛が有り得へんほど重い。
でも、俺からしたら嬉しかった。
岸本「…ありがとうございます、兄貴。兄貴の最期のお願い、聞かせて貰いますわ。」
愛しとる人を喰えるんやから。
幸いにも火葬はまだやってへん。
俺はその日のうちに兄貴の死体を盗み、家に連れ帰った。
岸本「…兄貴、ええんやな。」
俺は喰えそうな所の肉をナイフで切った。
岸本「…いただきます。」
そのまま喰った。
岸本「(兄貴、兄貴今俺の中に入ってますよ…兄貴の望んだことやろ、?)」ポロポロ
何故か、俺の目からは涙が溢れて来よった。
岸本「う、美味いです兄貴…!」ポロポロ
俺は喰える所を全部喰った。
はたから見たらこんなんおかしい。
やけど、これが俺と兄貴の最幸の愛のカタチなんや。
なにこれ。
駄作であります。
最高✕
最幸〇
最も幸せなこと。
『これが俺と兄貴の1番幸せな愛のカタチなんや。』
コメント
16件
好き…
え、もう好みに刺さりました、ありがとうございます(?)
あまりにも最高すぎましたあのですね性癖に刺さったというかなんというかとにかく刺さりました( ? )本当に大好きですカニバリズムシチュ美味しいですねハマってしまいそうでしたほんと私 今にも枯れそうだったのでこのような素敵な作品に出会えたこと心より感謝しています。まーじで大好きなのでマイリスト追加させてくださいまじで駄作なんて言葉はこの作品にはないです。まじでないです。愛してます。一生愛します。