テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

新・旧双黒のワクワク☆ドキドキ☆シェアハウス　〜リクエスト編〜

第2話 - 幼児化version2

144

2022年10月10日

#文スト

#伽羅崩壊注意

#腐注意

#太中太

#芥敦芥

#リクエスト募集中

なんでもあり子

僕達の幼児化が解かれてから約1週間が経った頃太宰さんの名前で爆弾魔の梶井から荷物が届いた。少し小さめ段ボールに入っているから調味料だろうか､でも太宰さんが買うとは思えないし、調味料だったら拘りがある中也さんが買いそうだしなぁ､､､芥川も何を買っていたか判らないらしいので興味本意で開けて見た。中には前僕達が飲んだ黄金色の液体が入った小瓶が1､2、3､､､約20本あるだろうか太宰さんは本当に何考えているのか判らないな､､､そう云ってる自分も前なら吃驚する所を『判らない』で終わらせてしまうのだから慣れは怖いなと改めて思った｡

この小瓶を如何するか先輩達が出かけている今考えなければならない、芥川と話し合って幾つかの選択肢が生まれた。一つ目は燃やして棄てるという事。これは普通にバレるしヨコハマが認めていないらしいので辞めた、まぁマフィアに通じるかどうかは知らないけど。二つ目は何処かに流すという事。もうバレたら開き直ろうと思うし飲んで幼児化するだけだったので人体に影響は無いから流しても大丈夫そうなので流す事にした。

何時も太宰さんが入水している川に20本余りの液体を投げる。此処に来て梶井が作ってくれたのに一寸可哀想だなぁとか思っていたが仕方がない。又飲んでしまったら一大事だ。

一通り投げ終わって中也さんのセーフハウスに帰り元々小瓶が入っていた段ボール箱を部屋の隅に置くペラリ何か紙が落ちる音がして見てみるとそこには梶井の字で『この小瓶には飲んだ瞬間幼児化する物、1時間から1日ほど後に効くもの、殆ど水出てきているから一年前程の姿にしかならない程薄い物、濃すぎて逆に川にでも入れないと効果が出ない濃い物。が5本ずつ有るので充分に気をつけて下さいねぇ⤴︎』と書かれていた。､､､僕､ヤバい事しちゃったんじゃない⁉︎太宰さんが万が一入水してたら､､､そこに中也さんが飛び込んで。助けてたら､､､最悪だ！最悪なパターンが出来上がってしまった､､､取り敢えず芥川を呼んで川へ向かった。

川へ向かうと案の定濡れた2人の服と_____幼児化した2人らしき面影と大きめの犬がいた。太宰さんの様な､､､否､太宰さんなのだが、太宰さんが泣きそうな顔で犬を睨みつけている。その前に中也さんが立って犬をまじまじと見ていた。可愛い。ぼくがのほほんと見ているとｶｼｬｶｼｬと背後から絶対に自然の音ではない音がして振り返ると芥川が真顔で写真を連写していた。確かに写真に収めて置かなくては！と思いカメラを構え連写する。ｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬと規則正しいリズムのシャッター音が聞こえて出来栄えを確認するととても上手く撮れていて自分でも嬉しくなった。

このまま2人を置いて行っても駄目なので6歳程の姿になった2人を抱っこしようとすると警戒すると思っていた太宰さんが進んで抱っこされに来たので釣られて中也さんも抱っこされていた。

その後は太宰さんは相変わらず頭が善いらしく中也さんもそれに暴言を吐いていたのでまるで何時もの2人を見ている様で謎の安心感が有った。

無事次の日には2人とも治っていて太宰さんは中也さんの写真を見て、「え、欲しい」と云って買い取ってきた。別にお金払ってもらわなくても良いんだけど､､､「芥川が撮った写真もありますよ〜」と云って芥川に見せる様に促す。すると「僕は2人を撮っていない」と云ってきた。「え、でも撮ってたじゃん」というと芥川は「僕は敦を撮っていた」「はぁ⁈///ふざけんなよ⁉︎」と云うと又カメラを構え始めたので諦めた。

今回は色々な人に書いて欲しいと言われたので書いて見ました‼︎幼児化思いの外良いですね‼︎