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「どうした?憂太」
「えーっと、なんかちょっと嫌な感じが」
「気のせいだ」
「気のせいだな」
「おかか」
「ええ…」
「ちょっとみんなぁ〜」
『1年生かな、すごいんだっけ』
「だって憂太の呪力感知超ザルじゃん」
「まあ、里香みたいなのが常に横にいりゃ鈍くなるわな」
「ツナ」
『……』
『!?』
「珍しいな」
「憂太の感が当たった」
「しゃけ」
『みんな下がってて!』
「黒梛さん!?」
「関係者じゃねぇよな……」
「見ない呪いだしな」
「すじこ」
『この呪霊、……』
「わー、でっかい鳥」
『っ、夏油!?』
「黒梛さん知り合い?」
『…うん』
「変わらないね〜呪術高専は」
「うぇ〜、夏油様ぁ本当にココ東京ぉ?」
「田舎くさぁ」
「菜々子、失礼」
「えーっ美々子だってそう思うでしょ?」
「んもう!さっさと降りなさい!」
『……』
「お前らこそ何者だ?侵入者は許さんぞ」
「憂太さんが。」
「こんぶ!」
「え」
「殴られる前にさっさと帰んな!」
「憂太さんに。」
「ええ!?」
さっと、乙骨君の手を取る夏油らしき人
「はじめまして乙骨君。私は夏油傑」
「えっ、あっはじめまして」
「君は素晴らしい力を持っているね」
「私はね大いなる力は大いなる目的のために使うべきだと考える」
「今の世界に疑問はないかい?」
「一般社会の秩序を守るため呪術師が暗躍する世界さ」
「つまりね、強者が弱者に適応する」
「矛盾が成立してしまっているんだ」
「なんて嘆かわしい」
「はあ、」
「万物の霊長が自ら進化の歩みを止めてるわけさ」
「ナンセンス!」
「そろそろ人類も生存戦略を見直すべきだよ」
「だからね君にも手伝ってほしいわけ」
「何をですか?」
「非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界を作るんだ」
『夏油……離れて』
「おや?〇〇かい久しいね」
「僕の生徒にイカれた思想を吹き込まないでもらおうか」
「おー、悟もー!久しいねー!」
「まずその子達から離れろ傑」
「今年の1年は粒揃いと聞いたが、なるほど君の受け持ちか」
特級被呪者
突然変異呪骸
呪言師の末裔
「そして?」
禪院家の落ちこぼれ
「っ、テメエ!」
「発言には気をつけろ。君のような猿は私には要らないんだから」
「ごめんなさい」
「夏油さんが言っていることはまだよく分かりません」
「けど、友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない!」
「ふぅ、すまない君を不快にさせるつもりはなかった」
「じゃあ一体どういうつもりでここに来た」
『…』
「宣戦布告さ」
『!?』
「お集まりの皆々様。耳の穴かっぽじってよーく聞いて頂こう」
「来たる12月24日、日没と同時に我々は“百鬼夜行”を行う。場所は呪いの坩堝、」
東京 新宿
呪術の聖地 京都
「各地に千の呪いを放つ。下す命令はもちろん“鏖殺”だ」
「地獄絵図を描きたくなければ死力を尽くして止めに来い」
思う存分、呪い会おうじゃないか
「あーー!夏油様お店しまっちゃうー!」
「もうそんな時間か」
「すまないね、悟、〇〇」
「彼女たちが竹下通りのクレープを食べたいときかなくてね」
「お暇させてもらうよ。」
「このまま行かせるとでも?」
『五条っ!』
「やめとけよ」
お”お”お……
「かわいい生徒が私の間合いだよ」
「それでは皆さん戦場で〜」
数十体の呪霊が今呪術高専に放たれた
それほど強い呪霊じゃなかったからすぐに片付いた
夏油の優しさが滲み出てるのかな
『父さん、五条と硝子来たよ』
「おじさん久しぶり」
「お久しぶりです」
『何年ぶりだろうね』
3人で手を合わせた
もしここにもう1人いたら少しは笑えたのかな
『帰ろっか』
「そうだね」
『あ、先行ってて』
「了解〜」
『カスミソウ』
『花言葉は“無垢の愛”、“感謝”』
『ありがとう、本当に』
『血は繋がってなくても家族だからね』
『また来るよ』
…… ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ
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