テラーノベル
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その日から、ぷりっつの家で急遽「仮シェアハウス」がスタートした。
本格的な物件を探すまでの間、とにかくぷりっつを一人にさせないため、メンバー全員が自分の着替えや泊まり道具を持ち寄ってきたのだ。
広いリビングの家具を隅に寄せ、みんなで一列に敷き詰められた布団。
ちぐさ 「はーい! 布団のレイアウト発表しまーす! 一番真ん中は絶対にぷりちゃんね!」
大きな枕をポンポンと叩きながら、ちぐさがとびきりの笑顔で宣言する。
けちゃ 「いいね! ぷりちゃんが真ん中なら、僕たちみんなで囲んで守れるし!」
あっと 「端っこだと寒そうだしな。真ん中決定で」
メンバーの手でふわふわの敷布団の真ん中にセットされたぷりっつ。
腕には相変わらず、少し血の跡が残った大切な5人のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめている。
すると、その真ん中の敷布団の両隣に、当然のような顔をして滑り込んできた二人がいた。
まぜ太 「よしっ、俺はぷりちゃんの右隣な! 夜中に寂しくなったら腕枕してやるぞー」
あっきぃ 「えー! 俺も腕枕する! だから左隣は俺!! ぷりちゃん、両手に花(?)だねぇ!」
二人が左右から挟み込むように布団に入り、ぷりっつにぴったりと寄り添う。
毛布を首元までかけてくれたちぐさが、ぷりっつの顔を優しく覗き込んだ。
ちぐさ 「んふふ、これで安心して寝れるねー! ぷりちゃん!」
けちゃ 「何かあったらすぐに僕たちを起こすんだよ?……あ、声が出なくても、横のあっきぃやまぜちの顔をポカポカ叩けばいいからね」
あっと 「俺は足元の方にいるから。なんかあったら蹴っ飛ばせ」
右からはまぜ太の体温。
左からはあっきぃの体温。
そして足元や枕元からは、ちぐさ、あっと、けちゃの気配と声が温かく包み込んでくれる。
静まり返った暗闇の部屋で、一人で息を潜めて耐えていた夜とは全く違う。
言葉も感情もまだうまく出せないぷりっつだったけれど、布団にすっぽりと包まれながら、ギュッと抱きしめたぬいぐるみに顔をうずめた。
(……あったかい……)
光を失っていた瞳が、ほんの少しだけトロンと揺れる。
まぜ太がそっとぷりっつの頭を優しく撫で、あっきぃがトン、トン、と一定のリズムで肩をあやしてくれた。
みんなの温もりに守られながら、ぷりっつは久しぶりに、恐怖のない穏やかな眠りへとゆっくり落ちていった。
コメント
1件
あおいです🌷 第13話、すごく温かい気持ちになりました。ぷりっつを真ん中にみんなで布団を並べる光景、もうそれだけで泣きそうになります。特に「あったかい……」という一言が胸にじんわりきました。声が出せなくても、ぬいぐるみを抱きしめて、まぜ太やあっきぃの体温を感じながら眠りにつくぷりっつ。これまで一人で耐えてきた夜が報われるような、優しいシーンでした。
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りあ♯あぷりあ永久不滅
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⋆⸜なぎしゃむ⸝⋆
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