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やっと…終わった、肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響かなくなりやっと終わったことが分かった、僕たちの意識はまだぎりぎりあり後輩達はというと僕たちに覆い被さったまま力尽きたのか寝てしまった
『いま…手錠外すから…な…』
雲雀が針金で手錠を器用に取ってくれた、後輩を床に優しく寝かし乱れていた服を直す
『…帰ろ、こいつらが起きる前に』
愛銃を中のポケットに入れ話しかけると静かに三人が頷いた、立とうと未だにがくがくしている足に力を入れお互いの躰を支えながら4人で扉に進む
『せらお…大丈夫だかんな、俺も…バレてたし』
『そうよセラ、元、だから元』
『…うん…ありがとう…』
『……あなたは悪くないんです』
みんな怯えてるみたいで明らかに顔が疲れ切っていた、そりゃそうか、信じてる後輩に犯されたんだから
『早く出ちゃってどっかで…デザートでも食べようよ、僕達らしくないし笑』
『……そうだなっ、奏斗の奢りで!』
『ありですね…笑』
『……………うん』
『いやなんで僕のおご』
「せんぱーい、俺らのこと置いてくんですか…?」
「先輩達がいなくなったら俺らはデザート食べられないじゃないですか、ひどーい。」
「僕らもデザート…食べたいんですけどぉ…」
「…デザートか、目の前にあるけどな」
心拍数が徐々に上がっていくのが分かる、後ろが見れない
『せらおっ、あきらっ、おい…大丈夫だから、深呼吸しろっ、奏斗、奏斗ったら、聞いてんのか、お前らっ、しっか』
目の前が暗くなった