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初戦を生き残った林と小島の2人だったが、同じ班員たちは全員戦死してしまった。
いま、ここをどうやって切り抜けるか策を探していた。
林[とりあえず…ここを離れよう…]
小島[いや…無理だろう…それよりも、2人の指を切るほうが先だ。]
小島はいきなりとんでもないことを言いだした。
林(ゆ、指を…なぜ…]
小島[ほら、俺の銃剣使っていいから。]
そういって小島は林に銃剣を渡した。
林[お、おう…わかった…]
そして
サクッ サクッ
田中班長、石田一等兵の指を回収した。
林[これ…どうするんだよ…]
恐る恐る指を見せて小島に聞いた。
小島[これを、本部の方にいる功績係のやつに渡すんだ。]
林[こ、功績係…?]
そうやって話していると
タッ タッ タッ
小島[隠れろ…何人かくるぞ…]
林[お、おう…]
二人は奥側の塹壕に隠れた。
すると
ズダダダダダダ ズババババババ
小島[お、おぇ…]
撃たれてる死体から、血がドロっと流れてくる。
すると
米軍兵士1は指で(後ろ戻るぞ。)と表した。
タッ タッ タッ…
小島[いったか…?]
ズダダダダダダ ズババババババ
[ギャァァァァァァァァァァ] [助けてくれぇぇぇ!]
[ウワァァァァァァ]
[ギャッ]
小島[あぁ…掃討されてるんだな…]
米軍兵士たちは後方に戻り、生き残りの日本兵を始末していた。
その結果、死体の山ができていた。
空には月が浮かんでいた。
小島[もう夜か…急いで本部に行ってみるか、]
林[そうだな…]
タッタッタ
2時間後
林[うげっ、ここでも戦いが…]
焦げ臭い匂いとともに、黒焦げの死体がたくさんあった。
4時間前 前線トーチカ(要塞)
ズダダダダダダ ズダンッ ズダンッ
一等兵1[くそっ!96式の弾がねぇ!]
機関銃手[早く弾込めしろ!!]
一般兵1[くそっ…!当たれよ!]
ズダンッ カチャ
三八式歩兵銃はボルトアクションなため、一発一発排莢、つまり弾を手動で抜かないといけなかったのだ。
米軍兵士1[japめ!これでもくらえ!]
ゴォォォォォォォォ
そのとき、炎が一直線にこっちに向かってきた。
死を悟った。
一般兵[え?]
ズバァァァァァァン ゴォォォォォォォォ
一般兵[あぢぃ!あぢぃぃぃ!]
[だずげでぇ!] [なんで…なんでこんな目にぃ”、] [うわ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”]
[お母ざん…!] [て、天皇陛下ば…ん…ざ…]
タッタッタ
米軍兵士1[ファイヤ!]
ズダダダダダダ ズババババババ ズダンッ ズダンッ ズダンッ ズダンッ
要塞は一瞬にして陥落した。
善戦、奮闘はしたものの米軍の物量、質には敵わなかった。
これがここの真実であった。
4時間後
小島[まぁいい、早く行こう。]
林[そ、そうだね…うん…]
タッタッタ
そのとき、遠くから戦車の音が聞こえてきた。
小島[へっ、味方の増援とは考えれないなぁ。]
林[そんなんあるんだったらとっくの昔に来てラァ!]
そして二人は物陰に隠れた。
ガガガガガガガガガガガガ
小島[…]
林[…]
じょろろろろ
なにか煙が立っていた。
林[…ん?]
そこには、
米軍兵士[foooo…]
米軍兵士が尿を足していた。
米軍兵士[ん?]
そのとき、二人は目が合った。
林、米軍兵士[クソっ!]
タッタッタ
林は走って銃剣を突き刺した。
ザッ
米軍兵士[あっ、あがっ、]
サクッ
米軍兵士ののどからは、空気が漏れているようなスゥ〜と言う音が聞こえた。
そうするとまた、
タッタッタ
林[くそっ!]
ダッダッダッ
またもや、銃剣を突きだしたが。
?[まてまて!味方だ!]
林[ん、?]
村上[俺だよ!村上上等兵だ!]
小島[村上さん!?]
第6話 戦場の恐怖。