TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

望の独り言

一覧ページ

「望の独り言」のメインビジュアル

望の独り言

20 - そいつがまた

♥

34

2022年08月13日

シェアするシェアする
報告する

私のおなかはどんどん大きくなってくるのに、シュンくんはそれからも帰って来るのは遅かった。お酒の匂いだけじゃなくて香水の匂いまでさせてることも何度もあった。

だから私は、彼の事は気にしないようにして、とにかく叔母さんを頼った。そしていっぱい話をした。私のおなかをそっと撫でながら、

「私も結婚まで考えてた彼がいたんだけど、そいつがまたどうしようもないヒモ男でさ。働きもしないでずっと家にいんの。売れない小説ばっか書いてさ。でもそいつ、私には優しかったんだ」

とか、自分のことも話してくれたんだ。

loading

この作品はいかがでしたか?

34

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚