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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「ど・れ・に・し・よ・う・か・な~俺はこれ!!」甘いものが大好きな俺は、メロンパンを手に取る。

「じゃ俺これとこれー。」

と、うたくん。カレーパンにホットドッグ…朝からがっつり行くねぇ。

「いただきまーす」

と、うたくんはガツガツとパンを食べ始めた。

細いくせによく食うなこいつ。

「このカレーパン美味っ!」

「え、俺にもちょうだい」

「だめ俺の。」

「えーボケがよ」



そして、昼。

今日も今日とて撮影の時間だ。

今日はマイクラだな。

撮影のための最低限の機材は持って来たので、借りる必要も無い。

撮影の際はお互いの声がお互いのマイクに入ったらややこしいので、いつも通り別の部屋で。

「やっと1人んなれる〜…」

「撮影するからみんな居るんだけどね♡♡」

「うわそうだ、最悪もっとうるさいやん…」

だるそうに言ってるけど、うたくんいつも活動に対して一生懸命なんだよな。

(さすが俺の幼馴染!)

…でありながら、良き右腕なだけあるな。


そして、サーバーに全員集合した。


「はるさん、今日は手紙とか大丈夫?」

「そうだよー!!どう?変化ない?」

そういえば、そんな事もあった。

うたくん家に来てからは特にそういうのは無くなったな。

「大丈夫!今んとこ特になんもないわ」

「となると…やっぱりはるてぃーくんの家だけが特定されていたんでしょうか?」

「そうっぽいよな……俺の家に来てからは今んとこ異変ないし。」

…まずなんで家特定されたんだ?

特定されるようなことはしてない。……はず。

「リスナーとも限らないんだけどね…」

「いやそうだよ、!!リスナーかも分かんないやん。もしかしたらただのいたずらっ子かもだし、俺のお母さんかもしれないし…」

「いやはるてぃーのお母さんがはるてぃーの家に変な手紙送るのは意味わからん。」

……それはそうだ。


「…とりあえず、撮影始めるか!」

そして、いつもの挨拶から撮影が始まった。






撮影が終了。

今日の撮影は大変で、終えた頃には夕方になっていた。

「長かったぁぁ〜……」

と、手を上げて伸びをする。


(下降りようかな)

とドアを開けると、突き当たりの部屋でもガチャっとドアが開いてうたと鉢合わせした。

「あ、エロメガネ。」

「エロメガネでーす。」

うたくん改めエロメガネも、どうやら一階に降りようとしていたらしい。


下に降りてきた俺とうたは、降りてきたにも関わらずやることが無くてテレビを見ていた。

「あ、うたくんの好きな人やん」

「いや俺が好きなのこっちじゃない。」

他愛ない会話だけど、いつもは家で一人だから誰かと話せるのは楽しい。




夜。


今日は事務作業をする。

いつもの様にパソコンを起動する。


すると…1件のメールが来ていた。

送信者が文字化けていて見えない。

内容見れば分かるかな?

(事務連絡かな?)

そう思って、開いてみる。






「……は、?」



















               『見てるよ』

必ず2回見たくなるmmntr

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